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直木賞とは?芥川賞との違いと賞金!いつ誰が決めるのかや受賞条件

      2017/06/14

     

小説を書く方、作家と呼ばれる方に授与される芥川賞・直木賞といったものがありますよね。

とても権威があるといわれる賞です。

ときおり、ニュースで芥川賞や直木賞候補者や受賞者決定などが話題になります。

芥川賞作家や直木賞作家と言われると知らない作家さんであってもなんかすごそうな作家さんなのだなって感じになりますものね。

しかし、そもそも芥川賞や直木賞とはどんなしょうなのでしょうか?

芥川賞の直木賞違いもなんとなくわかってそうでかわってない方が少なからずおられるのではないでしょうか?

芥川賞の直木賞はいつ誰がつくったのか?誰が受賞者を決めるのか?賞金はどうなっているのか?

などなど文学初心者の筆者が疑問に思ったことを解明していきたいと思います。




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芥川賞、直木賞とは?

そもそも芥川賞と直木賞って何なのでしょうか?

どういったちがいがあるのか見ていきましょう。

■芥川賞と直木賞の大きな違い

芥川賞が与えられる作品は純文学作品になります

では純文学とはなにかということになりますが、ひとことでいうと純文学とは純粋な芸術的感動をいかに突き詰めて伝えるかに主観を置いている作品といった感じでしょうか。

なんかわかったようでわからない感じかもしれませんが、対称的に言われるのは大衆文学ですね。

その大衆文学において優秀であると認められた賞が直木賞になります。

大衆文学というと大衆に迎合したといった感じになるかもしれませんね。

大衆に好まれやすいといった面ではそういったことも言えるかもしれません。

とっつきやすいのは大衆文学と言われる作品になるでしょうか。

大衆文学は純文学と比較すると大衆の望む展開であることや勧善懲悪がわかりやすく書かれている作品ともいえます。

純文学の作品は自己の世界観の表現が大きく、必ずしも大衆がよしとしない作品の展開にもなることも多いです。

大衆文学と純文学の線引きに関してはいろいろ突き詰めるときりがないところもありますので、このへんにしておきます。

ということで

芥川賞は 「純文学」のジャンルで一番秀逸の作品

直木賞は 「大衆文学」のジャンルで一番秀逸の作品

といったことになります。

 

■芥川賞と直木賞の作品の条件の違いとは?

芥川賞と直木賞の違いに上記の作品の内容ではない候補となる作品の条件の違いがあります。

それは、対象の作品の長さや作家の条件です。

芥川賞は原稿用紙100~200枚程度の短編小説が対象となります。

直木賞は短編でも長編でもいいというのも大きな違いです。

そして受賞の対象になる作家の条件も

芥川賞は無名作家や新進作家になりますが、

直木賞は無名作家や新進作家にくわえて中堅作家でも大丈夫です。

ということなので、直木賞の受賞者は受賞以前から有名な方も多いのですね。

ちなみにいずれかの賞を受賞した方は自動的に次年度の候補から外されます。


 

芥川賞、直木賞をつくったのはいつ?誰がつくったのか?

ではその芥川賞・直木賞をできたのはいつのことなのでしょうか?

そして誰がつくったのでしょうか?

芥川賞は、正式には芥川龍之介賞といい、

直木賞は、正式には直木三十五賞といいます。

 

■芥川賞、直木賞の始まりはどちらが早い?

芥川龍之介賞、直木三十五賞ができたのは1935年(昭和10年)のことです。

そして、誰がつくったのかというとその当時、文藝春秋社の社長を務めていた菊池寛氏が創設しました。

菊池寛氏は大正時代を代表する小説家の芥川龍之介氏と友人であったようです。

1934年に菊池寛氏が芥川龍之介氏とともにこちらも友人であった直木三十五氏の名前を冠した権威をもった文藝新人賞が構想されたのが芥川賞と直木賞です。

その芥川龍之介賞と同時に創設された直木三十五賞の由来になった直木三十五氏ももちろん小説家です。

ちなみに直木三十五というのは、筆名であり、本名は植村宗一というようです。

直木三十五氏は小説家であり、脚本家であり、映画監督さんでもあります。
また、芥川賞、直木賞の創設者である菊池寛氏自身も時事新報社会部記者を経て小説家となられています。

そしてのちに菊池寛氏は私費で雑誌『文藝春秋』を創刊します。

このような経緯で『文藝春秋』の発行や発行部数の増加に貢献した直木三十五氏と芥川龍之介氏に謝意と敬意の意味もこめて二つの賞は同時に創設されました。

ということで、芥川賞と直木賞は同時にできたものなのですね。

 




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芥川賞、直木賞はいつ発表されるの?審査員は?

■芥川賞、直木賞はいつ決まる?

1935年に創設された、芥川賞・直木賞は創設以降

年に2回発表されています。

一時中断したのは、第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)からのことです。

しかし、戦後の1949年(昭和24年)には復活しています。

菊池寛氏が創設したあと現在も文藝春秋社内の公益社団法人日本文学振興会によって選考が行われ、各賞が授与されるといったことになっています。

芥川賞、直木賞各賞ともに年に2回

上半期と下半期にわかれます。

上半期は前年の12月から5月までに発表されたもの

下半期は6月から11月までに発表されたものです。

ということで

選考は、毎年7月中旬、1月中旬

贈呈式は、毎年8月中旬、2月中旬

になります。

 

 

■芥川賞、直木賞は誰が決めるの?

芥川賞選考委員は創設当初は、芥川と親交があり、また文藝春秋とも関わりの深い作家として川端康成、佐藤春夫、山本有三、瀧井孝作ら11名でした。

芥川賞の2017年現在の選考委員は、

小川洋子氏、

奥泉光氏、

川上弘美氏、

島田雅彦氏、

髙樹のぶ子氏、

堀江敏幸氏、

宮本輝氏、

村上龍氏、

山田詠美氏、

吉田修一氏

の10名
 

芥川賞、直木賞の賞金やメリットは?

芥川賞・直木賞受賞者への賞金やメリットはどのようなものなのでしょうか?

1935年1月号においてはじめて成立した芥川賞、直木賞ですが、設立当時の副賞は500円であったようです。

そして、懐中時計が贈られています。

では、現在はどうなのでしょうか?

現在の副賞は

100万円です

そして 正賞としての懐中時計です。

こちらは伝統としていつまでもかわらないものなのでしょう。

どんな時計なのかみてみたいです。

 

ま と め

芥川賞、直木賞のことをいろいろ調べてみました。

メリットはやはり、世間の注目を集められるということですね。

もちろん受賞した作品の後の売れ行きは雲泥の差があると思います。

そもそも芥川賞も直木賞も小説や雑誌の売上の向上といった面を考慮してつくった賞でもあります。

最近の芥川賞で何といってもインパクトがあったのはピースの又吉直樹さんの「火花」ですよね。

2015年に芥川賞を受賞した「火花」の作者が又吉直樹さんがお笑い芸人初の受賞といったこともあると思いますが、発行部数は累計約283万部にものぼります。

いまでも「火花」映像化などといった話題で注目を浴び続けています。

筆者もちろん読みました。

でもこれが芥川賞を受賞していなかったとすれば、買ってまで読んでなかったような気もします。

こういったことからみても芥川賞といったものの権威性でもたらされるメリットはとても大きいと思います。

最近のテレビのコメンテーターも芥川賞作家、直木賞作家のといった肩書で個性的な方がどんどん出られていますよね。
毎回、直木賞や芥川賞の発表になると本屋さんもにぎわいます。

もちろんその各賞だけが文学賞でもありませんし、それ以外でも素晴らしい作品はたくさんあると思いますが、やはり伝統のある賞である芥川賞、直木賞といったものをきっかけにたくさんの方に作品をしってもらうことはいいことですね。

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