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虹色の意味と配色の順番と覚え方!実はない色や世界の虹の色の数は?

虹色 意味 配色 順番 覚え方 虹にない色 世界の虹 色の数

虹が出ると綺麗だなぁと誰も見入ってしまいますね。

そんな虹は日本では7色と言われていますが、

実際に見るとどう見ても7色に見えません。

7色といってもスラスラ7つの色をいえないのではないでしょうか?

間違えて覚えている方も多いのではと思います。

また、実は世界の国での虹の色の認識は違うのです。

虹に実は含まれていない色や世界各国では何色といわれているのか、

忘れない、間違えにくい虹の色の配色・順番の覚え方や意味など

そんな虹についてのあれこれについて調べてみました。


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虹の色の順番と実はない色と間違えない覚え方!

まず、日本で認識されている虹の色と順番から見てみましょう。

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■虹の色の順番

虹の色は外側から

・赤(あか)/ red

・橙(だいだい)/orange

黄(き)/yellow

・緑(みどり)/green

・青(あか)/blue

・藍(あい)/indigo

・紫(むらさき)/violet

です。

いつ、どこで見ても

必ず外側は赤で、

下側が紫色に見えます。

 

なぜこのような順番で見えるのかと簡単にいうと

光の波長が関係しているからです。

 

赤は波長が長く

紫は波長が一番短い色なのです。

そして並べてみるとわかるように水色は、

実は虹にはない色なのですね。

 

■虹の色の順番の覚え方

そのため、虹の色の覚え方としては

赤色から紫色まで

7色のグラデーション

覚えてもいいのですが、途中の色の順番や微妙に

わからなくなる場合もあります。

多くあるのが、

青色水色藍色青色に絵に描くことですね。

実際あんまり藍色はどちらかというと使わない色なので

水色になってしまうのですね。

でもやはり本当の順番もしっかり覚えていきたいところです。

では、どうやって覚えるのがいいかというとおすすめはリズムと

一緒に色を覚えることです。

せきとうおうりょくせいらん

■ 赤(せき)
■   橙(とう)
■   黄(おう)
■   緑(りょく)
■   青(せい)
■   藍(らん)
■   紫(し)

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と一定のリズムをつけて覚えるのですが、こちらでも

ポイントになるのは藍色です。

藍を「らん」という読みだというのはあまりなじみがないですね。

ここを意識すると藍色をわすれることはないですね。

 

実際に虹にない色は?何故7色になったのか?

では、実際に虹は7色なのでしょうか。

赤と紫は分かるけど

途中の色はグラデーションになっていて、

実際に見ると判別しにくい場合が多くあります。

 

では、なぜ現在は虹の色は7色と言われているのかというと、

物理の法則で知られる

アイザック・ニュートンが関係していると言われています。

ニュートンは虹が5色と考えていました。

その色は

です。

さらにこの色と色の間にもさまざまな色があると考えていたようです。

では、なぜ5色から7色にしたのかというと、

 

「7」という数字が神聖なものだったからです。

 

そのため7色になるように実際に見えにくい色を

加えたのです。

そして加えた色が、

柑橘系を表す橙色

植物染料を表す藍色

だったのです。

この7色が日本に伝わり、

学校教育で広まったようです。

このように虹は、

7色と言われていますが、

はっきり7色に見えることはほとんどなく、

大抵は橙色と藍色を除いた

5色に見えるようです。

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世界の虹の色!虹は国によって色の数が違う?


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■日本も昔は7色ではなかった?

今までのことからみてもわかるように

虹の色は万国共通かというとそうではありません

日本でも学校教育で7色と

広まるまでは5色と言われていました。

古くには、8色、6色といったこともいわれていたようです。

沖縄では赤色青色(or黒色)

2色とまで言われていたようです。

2色というのは

明暗といったことによるとらえられかたですね。

 

■世界の虹の色の数はさまざま

そして色の数は国によって違います。

韓国

オランダ

日本と同じ7色で、

 

アメリカ

イギリスは

6色、

フランスは5色、

ロシアは4色、

モンゴルは3色のようです。

ドイツは物理の教科書でスペクトル分類と合わせて

オレンジ(橙)紫 の 6色

といったり、ニュートンの説のように

藍色を入れての7色したり今でも

国によってさまざまなのです。

いつどこで見ても光の波長の見え方は同じなのに、

国によって違うというのも面白いですね。

 

 

虹色の意味は?

そんな虹色の意味は、

夢、希望、幸運」です。

虹が嫌いな人というのはそうそういませんね。

それは虹が、

さまざまな感情を表す色を有しており

全ての感情を刺激することで

「無限の可能性」をイメージさせるからのようです。

物理的な意味としては、

光のスペクトルなのですが、

確かに虹を見ると

明るい気持ちになります。

それはやはり色々な色が含まれているからなのかもしれません。

 

ま と め

このように虹は7色と言われていますが、

実際には7色に見えず、外国でも5色・6色と言われています。

色も何色があったか忘れることもよくありますが、

リズム感のある覚え方や7色の意味合いを知っておくと、

忘れずにいられるかもしれませんね。