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『天地無用』意味や語源・由来と対義語!逆にとられ誤解される理由

   

     

荷物に『天地無用』と書かれている場合がありますが、正しい意味をご存知ですか。

この『天地無用』は、逆の意味にとられたり、

誤解されやすい言葉でもあり、間違って認識している場合多くあります。

では、そんな『天地無用』の意味や由来と語源、

なぜ誤解されやすいのかをご紹介していきます。


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『天地無用』の意味や由来とは?

天地無用 意味 語源 由来 対義語 逆 誤解 
ダンボール荷物などに『天地無用』と書かれていることがあります。

この天地無用の意味が意外と

間違えてとらえられていることが多いです。

では意味を見ていきたいと思います。

「天地」とは

「天と地」のことで上下を指します。

そして

「無用」とはいうと、

「用が無い」、

「~は不要、

~はいらない」

という意味です。

 

このような意味合いがあることから、

『天地無用』の意味を

「上下の区別がいらない」、

「上下逆さまにしても大丈夫」

と思っている方がいますが、

これは大きな間違いです。

『天地無用』の正しい意味は

「下を上にしてはいけない」

つまり

「上下を逆さまにしてはいけない」

ということなのです。

実は「無用」には

「~してはいけない」

という禁止の意味合い

もあります。

『天地無用』の無用は、この禁止の意味

での意味で使われている言葉なのです。



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そしてなぜこの言葉ができたのかということ、

言葉の由来・語源ですが、

昔は

「天ヲ地ニ用イル(レ点)無カレ」

と言っていました。

これを省略して

「天地無用」

と使うようになったということです。

 

天地無用 意味 語源 由来 対義語 逆 誤解 
 

「天地無用」が逆の意味に誤解されやすい理由

「天地無用」の意味が逆にとらえられて誤解されやすい理由ですが、

「無用」という言葉が使われているからですね。

「無用」には「禁止」の意味合い以外にも

「不要」という意味合いがあるといいましたが、

そもそも

「禁止」よりも「不要」の意味の方が親しまれています。

 

そのため、本来の「天地無用」の

逆の意味の「上下を逆さまにしてもいい」

ととらわれがちなのです。

 

 

「無用」の

「~してはいけない」

という禁止の意味合いの他の

使用例が

「立ち入り無用」です。

これは「立ち入ってはいけない」という意味です。

 

その使い方と同じで

「天地無用」は

「天と地を逆さまにしてはいけない」ということになるのですね。

 

 

 

 

『天地無用』の荷物はどう扱うの?



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では、『天地無用』のシールが貼られている

荷物をどう扱えばいいのかというと、正しい意味をみてきたので

わかるように

荷物を運ぶ際には

上下逆さまにしないように気をつけて運ぶ

といったことですね。

それとともに

荷物を丁寧に扱ってくださいといった意味もこめられています。

荷物は、

特にダンボールに詰め込まれていると中身が見えないため、

運送の途中に逆さまにしてしまいがちです。

しかし、この「天地無用」シールが貼ってあることで、

運送業者が途中で変わっても

上下を逆にせずに運ぶことができるのですね。

 

『天地無用』の対義語は?

『天地無用』が四字熟語なので

対義語も四字熟語でありそうですが、

特にありません。

あえて言うなら

「逆さまにしても大丈夫」

ということが対義語になります。

 

「心配無用」との違い

そして『天地無用』と同じ

「無用」という言葉が使われている言葉が「心配無用」です。

同じ単語が入っていますが

実は全く意味合いが違います。

『天地無用』の無用は

「禁止」としての意味合いです。

これと同じ意味合いで使われるのが

「他言無用」や

「落書き無用」です。

・他言無用 ・・・人に言ってはいけない

・落書き無用・・・落書きしてはいけない

このような意味合いになります。

そして

「心配無用」の「無用」は

「不要」という意味合いで、

「心配不要、気にしなくてもいい」

という意味です。

つまり「天地無用」の

「無用」とは逆の意味なのです。

この「心配無用」と同じ意味合いで使われるのが、

「遠慮は無用です」

「問答無用」です。

・遠慮無用・・・遠慮はしなくていいです。

・問答無用・・・問題にならない。

このように「無用」には相反する意味があります。

言葉によって意味合いが全く違うので注意しましょう。

 

ま と め

『天地無用』は「無用」という言葉が付いているため、

意味を逆にとらえて誤解してしまいがちです。

しかし本当は「上下逆さまにしてはいけない」

という意味なので気をつけるようにしましょう。

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 - ことばの意味や使い方