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トリカブトの花言葉の由来と意味とは?ほんとに怖いギリシア神話

      2016/06/09

     

トリカブトは猛毒があることで有名です。なんとなく恐いなといったイメージだけで身近にはなかったのですが、実は自宅で育てることもできる植物なんです。トリカブトのお花はとてもきれいな紫色のかわいい花をつけてくれます。そんなトリカブトの花言葉って知っていますか?

今回は、トリカブト(鳥兜)、別名をカブトギク(兜菊)の花言葉の由来と意味を調べていきます。やっぱり、毒性もかなり強いのでしょうか。



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トリカブト(鳥兜)について

科    : キンポウゲ科

属  名 : トリカブト属

和  名 : 鳥兜(トリカブト)

英  名 : Monkshood, Helmet flower

開花時期 : 7月~10月

原産地は、中国、日本、北半球の温帯地域

色は 紫色だけでなく、白色やピンク色、黄色のお花もあるようです。
花が持つのは5~7日程度です。

トリカブト(鳥兜)というのは、キンポウゲ科トリカブト属の植物の総称になります。

日本には約30種類が自生しています。

低山や沢筋などのやや湿気の多い場所を好みます

花は穂のように咲き、葉の切れ込みは種類によって少しずつ違いがあります。

 

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トリカブト(鳥兜)の花言葉

トリカブト(鳥兜)の花言葉は、

「騎士道」「栄光」「人嫌い」「厭世家」「復讐」

となります。

怖い花言葉ばかりかと思っていたのですが、「騎士道」「栄光」といいたものもあるのですね。

これは、トリカブトの名前の由来からきているのだと思います。

そして「人嫌い」「厭世家」「復讐」などといったちょっと怖い花言葉はトリカブトにまつわるギリシャ神話からきているのですね。

 

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トリカブト(鳥兜)の名前の由来

和名である「トリカブト」は、花の形が被り物「鳥兜」に似ていることからつけられました。

また、英名も「トリカブト」花の姿形からきています。

「Monkshood(修道士の花)」は、修道士のフード

「Helmet flower(兜の花)」というのは、騎士の兜

に似ていることに由来しています。

トリカブトが兜に似た形状だから兜を連想、

兜は騎士が付ける物

そこから「騎士道」、「栄光」とつながります。

花言葉はここに由来するのですね。

 

 

トリカブト(鳥兜)にまつわる怖いギリシャ神話

ギリシア神話でトリカブトにまつわるお話は、

3つの頭を持つ冥界の番犬ケルベロスが、英雄ヘラクレスに倒されたときのよだれによってトリカブトが生み出されたというお話になります。

英雄の人間ヘラクレスに倒されたことに対する、ケルベロスの中にある復讐心憎悪がよだれになってあらわれそれが

トリカブトがだとすると想像しても不気味な感じです。

ケルベロスの思いの塊がトリカブトにこめられそれが、「人嫌い」「厭世家」「復讐」といった花言葉が生まれたのですね。

また、トリカブトは、魔術の女神ヘカテーを司る花とされ、ヨーロッパでは庭に埋めてはいけないとされています。

 



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トリカブト(鳥兜)の毒性と漢方薬

トリカブトは、ドクウツギやドクゼリと並んで日本三大有毒植物とされています。

有毒成分はアルカロイドのアコニチンとメサコニチン、アコニンなど毒性の強いものです。

毒を含んでいる部分は花や葉、根や花粉と植物全体です。

特に根の毒性が強いとされています。

致死量は0.2~1グラムと少ないです。

なので誤って食べると嘔吐や呼吸困難、臓器不全、心室細動や心停止などによって最悪の場合死に至ることがあります。

トリカブトの芽が出はじめたときの姿がニリンソウやセリ、ヨモギなどの山野草と似ていることから、間違って口に入れてしまうといったことから年間に5~10人程度の中毒者がおり、死亡例も報告されています。(厚生労働省の発表)

その毒性はギリシア神話や伝説となるほどヨーロッパでは古くから知られておりました。

その毒性を利用して生肉にトリカブトの根を包んで狼を罠にかけたという話もあります。

日本でも毒矢に塗って使用されていた記録が「古事記」に残されています。

また、アイヌ民族はトリカブトを矢に塗って狩りをしていました。

 

毒のある植物という側面ばかりがクローズアップせされがちなトリカブトですが、

強心、利尿、鎮痛、消炎作用があることから漢方に利用されています。

根っこ集めた塊根(かいこん)はシ(附子)、ウズ(烏頭)、テンユウ(天雄)と呼ばれ、

八味地黄丸(はちみじおうがん)や甘草附子湯(かんぞうぶしとう)などの生薬に含まれています。

ただし漢方で使用する場合は、”修治”と呼ばれる弱毒処理を行わなくではいけません

 

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ま と め

日本では、8~9月に最盛期を迎えるトリカブトの花言葉や由来そして毒性について調べてみました。

日本では、本州中部より北の地域に分布し、特に北海道の山に多く生息しています。

トリカブトが全国的に有名になったのは、1986年の「トリカブト保険金殺人事件」ですね。

トリカブトの毒による殺人事件といったことで連日マスコミに取り上げられました。

そのイメージがつよくトリカブト=毒

といった印象しかなかったのですが、漢方としての効能もあったのがわかりました。

 

トリカブトは、7月19日、7月25日生まれの方の誕生花でもあります。

365日誕生日に対して誕生花があるのですが、自分の誕生日の花が“トリカブト”と言われると「えっ。」ってなりますよね。

でもこのようにトリカブトは、見てみると花はとても美しい姿なのですよ。

「栄光」という花言葉もありました。

トリカブトの花言葉や由来など深く見ていき、それをきっかけにトリカブトが身近に感じられるようになるといいですね。

 

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