生活

エアコンつけっぱなし時の電気代や壊れないか?ドライ・冷房の違い

エアコン つけっぱなし 電気代 24時間 1ケ月 1日 1時間 壊れない ドライ 冷房

最近は夏になると猛暑で、エアコンをつけなくては家にいられない日が多くなりました。

しかし、そんな時、1日エアコンはつけっぱなしにした方がいいのでしょうか。

こまめにオンオフした方がいいのでしょうか。

つけっぱなしの方が電気代がかからないと言われていますが、

実際はどうなのでしょうか。

また、「ドライ」と「冷房」はどのように使い分ければいいのでしょうか。

今回は、エアコンをつけっぱなしにすると1日の電気代はいくら?

1ケ月だとどれくらいになるのかや

エアコンはつけっぱなしでも壊れたりしないのかと

エアコンの「ドライ(除湿)」と「冷房」電気代と使い分け方を見ていきたいと思います。


スポンサードリンク
 

エアコンは【つけっぱなし】or【こまめなオンオフ】がいい?

エアコン つけっぱなし 電気代 24時間 1ケ月 1日 1時間 壊れない ドライ 冷房

エアコンはいま夏の暑さにはなくてはならないものです。

好みの温度というのは個人差があるとは思いますが、ほどよく涼しいの部屋の状態に保っていたいですね。

ただ、エアコンというと気になるのは電気代です。

エアコンを使うと

どうしても使わない時期に比べ、

電気代が上がってしまいます。

具体的にみてみると

例えば、

2017年の東京の2人暮らしの一般家庭の電気代を比較してみると

5月 の電気代は、 7,445円

8月 の電気代は、 10,317円

となり、かなり違います。

この電気代の差はエアコンの使用の有無です。

と、なると

こまめにエアコンをオンオフにした方がいいのか

というと、そうでもありません。

 

ちょっと出かけるからと

エアコンを切ると室内は気温が高くなってしまいます。

そしてその気温をまた下げるのにエアコンをつけると電気代がかかります。

 

実はエアコンは、

設定温度までに気温を下げる時に一番電気代がかかります。

 

つまり、こまめにオンオフをしていると、

何度も上がった室温を下げなければいけないため、

余計に電気代がかかってしまうのです。

 

そのため、

スーパーへの買い出しや子供の送り迎えなど

30分ほどのちょっとした外出の際は

切らずにつけっぱなしの方がいいのです。

 

 

エアコンをつけっぱなしにした時の電気代は?壊れない?

エアコン つけっぱなし 電気代 24時間 1ケ月 1日 1時間 壊れない ドライ 冷房


スポンサードリンク
 

 

■エアコンの1時間の電気代

では、エアコンをつけっぱなしにした際の

電気代はいくらになるのでしょうか。

エアコンの機種や年代、部屋の大きさ

によってももちろん違うのですが、

具体的例

※日立の「白くまくん」の10畳用を利用した場合のデータ

でみていきます。

 

エアコンはつけて

1時間の間は設定温度を下げるため電気代がかかり、

1時間29円かかります。

 

■エアコンを1ケ月つけっぱなしの電気代

その後、

24時間安定運転をし続けたとすると、

1時間当たりの電気代は3円です。

1ケ月つけっぱなしでのエアコンの電気代となると

つまり、

1日目 29円(つけ始めの1時間)+(3円×23時間)=98円

2日目~31日目 (3円×24時間)×30日間=72円×30日=2160円

つまり計算では

1ヶ月つけっぱなしにすると

エアコンの電気代は2258円

ということになります。

 

これはあくまで室温が上下しない前提での計算なので、

実際はこれよりかかる場合はあります。

 

■エアコンはつけっぱなしの方が電気代は安くつく?

そしてオンオフを繰り返すとその度に、

つけ始めの1時間は費用がかかるので、

ちょっとした外出程度ならエアコンはつけっぱなしの方がお得

ということになります。

具体的にすると

29円(つけ始めの1時間)÷3円(1時間のエアコン代)に≒9.666 

計算上では9時間以内の外出であればつけっぱなしの方が電気代はかからないといったことになります。

 

ただ、会社など長時間の外出や、

夏休みの旅行など何日も家を空けるのであれば切った方がお得

だということですね。

 

 

■エアコンはつけっぱなしでも壊れない?

では、つけっぱなしにした場合、

エアコンは壊れないのでしょうか。

元々、エアコンの寿命は10年ほどと言われています。

つけっぱなしにすればその寿命はもちろん短くなります。

 

では、なるべく長く使うためにどうすればいいのかという

フィルターの掃除や配管の詰まりを掃除して、

なるべくエアコン自体への負担を軽減することが必要になってきます

 

エアコンの「ドライ」と「冷房」の使い分け


スポンサードリンク
夏場のエアコンの使い方というと

「冷房」の設定を使う方もいますが、

中には「ドライ(除湿)」を使う方もいます。

 

その理由としては夏場は湿気が多いと共に

「ドライの方が電気代がかからない」

という噂があるからです。

 

では、本当に「ドライ」は電気代が安いのでしょうか。

まず、機能による運転の仕組みを簡単に説明すると、

「冷房」の場合は設定温度まで室温を下げる際に

一番電気代が下がります

そして「ドライ」の場合は室温ではなく室内の湿度をコントロールします。

そのため設定湿度にさえなれば室温を下げようとはしません

 

「ドライ」機能は、

強・標準・弱によって大抵温度の下げ幅が決まっています

 

そのため外気温が33℃の時

冷房で27℃に設定すれば

−6℃分を下げるための電気代がかかりますが、

 

「ドライ」の標準で室温を下げようとすると、

下げ幅が標準機能で3℃しか下がらない設定になっているエアコンの場合、

室内気温は除湿をすると共に

−3℃しか下がらないので室温は30℃ということになります。

その場合、

電気代は「ドライ」の方が「冷房」よりかからないということになりますが、

もちろん室温が高いままですので

快適かというとそうでもない場合がでてきます。

 

では、どうのように「冷房」と「除湿」使い分けるというのかというと、

「室温」さげたいのか「湿度」がいやなのか

最優先に何をしたいかにより使い分けるだけで大丈夫です。

例えば

真夏日で暑くてどうしようもない時は

「冷房」を、

ちょっと暑いぐらいで湿気が多いと感じる場合は

「ドライ」を使うといいでしょう。

 

 

ま と め

このように今は夏にはエアコンを使わないと熱中症になるほどの猛暑です。

しかし、エアコンを使えばもちろんエアコン代がかかります。

電気代を気にしてオンオフをこまめにする方もいますが、

実は短い外出などのときは

つけっぱなしの方が電気代を節約できる場合があります。

さらにサーキュレーターや扇風機を併用すると効率よく室温調整ができるのでおすすめです。