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御中・様・殿の違いと意味と使い分け方や消す方法!両方併用可能?

      2017/04/15

     

郵便物などよく見る「御中」「様」「殿」です。

日常よくつかっているのでわかっているようで意外と知らないことの多いことばではないでしょうか?

使い方の違いも迷うことあります。

今回は、その「御中」「様」「殿」について意味と使い分け方法や両方併用できるのか?そして消し方についてお伝えしたします。




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「御中」「様」の違い意味と使い分け

「御中」とは、郵便物などで、個人名でなく官庁・会社・団体などの宛名の下に書き添える言葉になります。

官庁・会社・団体といった組織中の誰かに対して使う敬称です。

直接誰宛かわからないが、「その中のどなたか」に出すときに使います。

会社や部署などに対して使う「御中」に対して

特定の個人宛の場合は「様」を使います。

「様」とは、人の名前や人を表す語につけて敬意を表す接尾辞です。

ということで、

「株式会社○○商事  △△営業所御中」と書いてあれば、

○○商事 △△営業所の中の人へ宛てての文書であり、

○○商事 △△営業所所属する人なら誰でもいいから読んで下さいね。

ということを表しています。
このように複数の職員、団体に所属する何スタッフなどに宛て、

読む人を特定しない場合

誰が読んでも目的が達成出来る場合に「御中」は、用いられます。

といったことですが、

間違ってはいけないのは、

「組織・団体に対する敬称は御中」いうことではなく、
「組織・団体の中の誰か様へ」というような意味として使う敬称になります。

それに対して、

「様」は、誰に送るのか特定の人が決まっているときに使う敬称といことですね。

 

「様」と「殿」の違い

基本的に、相手の名前につける敬称としては「様」になります。

「様」は、口語、文書両方使用可能です。

「様」は人の居所、身分、氏名に添えて敬意を表しており、室町時代から用いられています。

「殿」との違いがわかりにくいのですが、「様」は「殿」より丁重な表現になります。

そして「殿」は口語では基本使用しませんので文書でのみ使用されています。

口頭で「○○殿」というとちょっとちゃかして馬鹿にしているように思われてしまいますので使わないようにしましょう。

「殿」は、そもそも邸宅を意味し、そこからその邸宅に住む人を指すようになったものなのです。

平安時代には身分の高い人物の官職名につけて用いられていましたが、鎌倉時代には「殿」の敬意は低下してきますす。

そして、「様」が併用されるようになったようです。

現在では、団体(会社組織)から個人に対して送付する文書の場合は「殿」をもちいても問題ないと思います。

ちなみに

個人名+役職の場合は、役職そのものが敬称となるので

「様」「殿」は不要です。

 

「御中」「様」の使い方と両方併用可能?

では、具体的にどのように「御中」「様」を使い分けていけばいいのでしょうか?

■「御中」「様」の基本的な使い方は

「会社名」「部署名」 + 「御中」が基本です。

さっきの説明のとおり、

「組織・団体の中の誰か様へということなので

宛名が会社名とか部署名で終ってる時に「御中」をつけることになります。

 

宛名に人の名が入るときには誰かは特定できるので人名の後に「様」です。

 

株式会社○○様といった書き方も見かけますが、失礼ではありませんが、

「会社名」「部署名」のあとに「様」と書くのはやはりおかしいので、基本的には「御中」を用いるほうがいいですね。

 

■「様」と「御中」は両方併用できる?

「様」と「御中」は両方併用できません。

「様」と「御中」は同時に使わないことが常識になりますので気を付けましょう。

 

「株式会社○○ 御中 □□ □□子 様 」という書き方はしないということです。

 

■「様」の書き方

「様」の書き方ですが、一番気を付けたいのは、相手の名前を真ん中に書くようにすることです。

「株式会社○○御中」であれば、株式会社○○を真ん中に書きますが、

「株式会社○○ △△様」の場合は、

△△様がはがきや封筒の真ん中になるように書くように気を付けましょう

ちなみに、「様」は個人名に○○様 となりますが、

役職名のように 株式会社○○ 営業課長部長 様   といったように役職名にも様を使います。




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「様」と「殿」の消し方

日常で返信用のはがきや封筒などが用意されていてこちらの名前を「様」「殿」とこちらの名前を差出人に書いてあることがあります。

その時は自分が出すのであれば、自分の名前についている「様」「殿」を二重線で消します。
「様」「殿」の字の上に、2本線を引く=消したことになります。
ちなみに、フリーハンドでも丁寧にみえれば大丈夫です。

横書きなら横に2本、縦書きなら縦に2本引くといいですね。

逆に自分が返信用封筒を用意する際には、自分宛の表記に「御中」を用いず、「行」と表記しておくことを忘れずにしてください。

よくあるのは、企業が用意した返信用封筒の宛先の下に「○○行」「○○宛て」と書かれているものを「○○御中」と書き直ということですが、このように逆の場合もあります。

あくまでも自分には「様」「殿」は使わない。

相手に対しては、「御中」や「様」と適宜に合わせて使うということです。

 

「様」「殿」「宛」「行」の使い分け

今までで「御中」「様」と「殿」などの使い分けについてお話ししましたが、

「宛」も入れて使い分けを整理します。

「様」は、目上の人、お客様などに使うということ

同等や格下、親しい人に使っても問題ありません。
「殿」は、同等、格下、親しい人に使います。

目上の人、お客様などには使わないようにしましょう。

「宛」「行」は自分を宛先に返信用などを作成する場合に使います。

 

ま と め

今回は、御中・様・殿の違いと意味や使い分け方法と消し方や両方併用可能かについて中心にお伝えしました。

「御中」は「組織・団体の中の誰か様へ」というような意味として使う敬称でした。

個人宛は「様」、団体・組織宛は「御中」ということですね。

そして、「様」は、目上の人、お客様などにもしくは同等、格下、親しい人に使って、「殿」は同等、格下、親しい人に使います。目上の人、お客様などには使わないといったことになります。

そもそも敬称(けいしょう)とは、相手方や第三者に対して敬意、尊敬の念を込めて用いられる名前(人名)や肩書きの後ろに付ける接尾語です。

ちょとしたことなのですが、これをやるかやらないかで常識がある人かどうかまで判断されかねません。

使い分けを再度確認して相手に不快感を与えないようにしたいですね。

 

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