風水

【風水】本命卦・八卦・八遊星とは?玄関やトイレ等の吉方な方角!

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

風水で運気を上げたいなと思ったとき、やはり気になるのは家の大切な場所の

方位・方角です。

風水の中でも玄関やトイレの位置は重要ともいわれますし、

どの方角にあるのがいいのか気になるところです。

そこで出てくる「本命卦」・「八卦」・「八遊星」といったことばの意味とは?

と玄関やトイレの吉方な方角の考え方などを見ていきたいと思います。


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■風水とは?

風水は約4千年も前から中国で伝えられていた

「気の力」を利用した、環境学の事です。

日本でもパワースポットと呼ばれる、エネルギーの涌き出る場所が数多くありますよね。

それらも「気の力」です。

このようにこの世の全てのものには気の力が宿っていたり

影響されたりしていると考えられているのです。

これらの力を利用している歴史上の人物もたくさんいます。

その中でも有名なのが、徳川家康です。

戦国時代をへて天下人になった

徳川家康は、

富士山から流れる「地の気の力」が集まる場所に江戸城を築き

外堀も右回りにすることで更に気の効果を上げたのです。

日本の歴史を見ても、地域が活性化するのは人だけの力ではなく、

「気」を取り入れる方法を活かしたことで栄えていたのには驚きですね。

このように気の力を使って運を開いていく、これが風水です。

自分自身が動く事で開運出来るという風水の考え方は、

占いとは違うことがわかりますね!

 

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

■方角にも「陰」と「陽」がある

中国では、

天・地、

昼・夜、

明・暗、

男・女

といったような全てのものは、

対照的にとらえらえられる性質が

あると考えられています。

それを「陰陽」と言います。

この考えによって、

方角にも陰陽のバランスというものがあり、

それによって気の力は変わってくるのです。

このバランスを見ながら

住環境を整える事で、運を導くことが出来るのです。

 

■いい家の部屋の配置・玄関の方角とは?


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しかしよく誤解されているのですが、

「良いとされてる方角が誰にでも良いとは限らない」のです。

誰のどんな家の玄関も、

この方角にあるといい!

というわけではありません。

日本では、家相という考え方があり、

鬼門の方角を大凶として気にしますが、

風水では重視しないのです。

 

【風水】本命卦(ほんめいか)とは?

人それぞれには、「本命卦(ほんめいか)」というのがあると考えられています。

風水ではとても大事なものです。

「本命卦」(ほんめいか)は、

その人の

生まれた年

性別により決まります。

 

風水の考え方の特徴は、

個人の「吉凶の方位」 も人によって異なるといったことです。

人それぞれ顔の形や性格の個性、

も違い、

運勢が異なります。

それと同じですね。

また、古代中国では、

人は「自分の誕生日」を選んで生まれてくると言われています。

その選んで生まれてきた日の

「地球の磁場」の影響を受けて、

自分の体内磁場を作ると考えられています。

ですので「本命卦」とは、

人が生まれたときに各々に備わった気の力ことなのです。

 

 

 

【風水】八卦とは?

八卦とは、本命卦での

生まれるときから持っている気の力の種類(タイプ)のことです。

その種類により

「吉方位」、

「凶方位」も異なります。

風水では、宇宙に存在するすべての事象を、

「八卦」と呼ばれる

「8のタイプのエネルギー」に分類して考えます。

ですので、人の場合も

「生まれた年、性別」によって、

陰陽の思想に基づき、

離(り)、

震(しん)、

巽(そん)、

坎(かん)、

乾(けん)、

兌(だ)、

艮(ごん)、

坤(こん)、

という8つの星

「八卦(はっか、はっけ)」にわけられます。

八卦には

それぞれ相性の良い方角や自然、

季節や色等があります。

これを見ながら吉凶を判断していくことが出来るのです。

 

自分の本命卦(八卦)とは?


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本命卦は出生年と性別から調べることが出来るので、

まずは自分や家族の本命卦が何かを調べてみてくださいね。

 

■本命卦(ほんめいか)八卦早見表

生まれた年の本命卦(ほんめいか) 男性 女性
昭和12、21、30、39、48、57、平成3、12、21 離(り) 乾(けん)
昭和13、22、31、40、49、58、平成4、13、22 艮(ごん) 兌(だ)
昭和14、23、32、41、50、59、平成5、14、23 兌(だ) 艮(ごん)
昭和15、24、33、42、51、60、平成6、15、24 乾(けん) 離(り)
昭和16、25、34、43、52、61、平成7、16、25 坤(こん) 坎(かん)
昭和17、26、35、44、53、62、平成8、17、26 巽(そん) 坤(こん)
昭和18、27、36、45、54、63、平成9、18、27 震(しん) 震(しん)
昭和19、28、37、46、55、平成元、10、19、28 坤(こん) 巽(そん)
昭和20、29、38、47、56、平成2年、11、20、29 坎(かん) 艮(ごん

※注意してほしいのは、本命卦は性別で違うこと、

年の境目は、立春になります(諸説あり)。

ですので、1月1日から2月4日(その年の立春)以前に

お誕生日の方は前の年ところをみてくださいね。

 

 

本命卦でわかる!それぞれの相性のいい方角・吉方!

■「東四命(とうしめい)」吉凶方位

離(り)、

震(しん)、

巽(そん)、

坎(かん)

の人達は同じグループに分けることが出来ます。

相性のいい方角は

「北」、

「東」、

「南東」、

「南」です。

この主に東の方角と相性のいい

グループを「東四命(とうしめい)」といいます。

 

離(り)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

震(しん)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

巽(そん)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

坎(かん)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

■「西四命(さいしめい)」吉凶方位

乾(けん)、

艮(ごん)、

兌(だ)、

坤(こん)

の人達で同じグループに分けることが出来ます。

相性のいい方角は

「北東」、

「南西」、

「西」、

「北西」です。

この主に西の方角と相性のいいグループを

「西四命(さいしめい)」といいます。

 

乾(けん)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

艮(ごん)風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

兌(だ)風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

坤(こん)

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

「八遊星」とは?

本命卦によってそれぞれの人の吉凶方位でがあることがわかりました。

その方位に書かれている用語のことを「八遊星」といいます。

八段階に分けられ、吉凶レベルもあります。

 

図にも方位によって生気、絶命などの文字がありますね。

方角を照らし合わせて見るとき等に

この八つの方位、「八遊星」は重要になってきます。

大きく分けて吉方位凶方位にわけられます。

それぞれの意味を見ていきたいと思います。

■吉方位

吉方位というのがまず四つあります。

・生気(せいき)

生気(せいき)は最大吉で、

気力が充実し社交的になりチャンスに恵まれます。

 

・天医(てんい)

天医(てんい)は大吉方位で、

病気などの回復にパワーを発揮し、ストレス解消します。

 

・延年(えいねん)

延年(えいねん)は中吉方位で、

協調性が出ます。

人間関係が苦手な人はこの方位で過ごすといいかもしれません。

 

・伏位(ふくい)

伏位(ふくい)は小吉方位で、

物事が落ち着くようになります

積極的より受け身がいいです。

 

■凶方位

凶方位も四つあります。

・絶命(ぜつめい)

絶命(ぜつめい)は最大凶方位

トラブルが多く病気も長引きます

 

・五鬼(ごき)

五鬼(ごき)は大凶方位で、

火災や事故などがあります。

オカルト現象などが起こるのもこの方位が多く、

親不孝になるとも言われるので

子供部屋は避けた方がいいといわれます。

 

・六殺(ろくさつ)

六殺(ろくさつ)は中凶方位で、

精神力や自制心が弱くります。

 

・過害(かがい)

過害(かがい)は小凶方位で、

体調管理がうまくいかなかったり

騙されたりする方位です。

 

 

風水 本命卦 八卦 八遊星 吉方

 

八遊星の考え方と開運の方法


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このような八遊星の特性を理解して、

自分はのどのような開運を望むか考えて

家の中を整えていくのが大切になってくるのです。

例えばお子さんの成長に合わせ、

子供部屋は

「小学生までは伸びやかに育つように生気の方位」におき、

「中学生では人間関係を育む延年方位」にする、

といった具合にするといいですね。

一口に開運といっても、全体的に全てが向上するわけではなく、

自分で選択して開運を行っていけるというわけです。

 

吉凶方位による部屋の決め方

本命卦には相性の良い方角がありました。

自分の寝室や普段よく使う部屋の方角の相性などを、

本命卦を使って見てみて、

相性が合わなかった場合には良くしたり出来ます。

風水ではこの方角を見て環境を整えて

開運を導くのです。

 

■玄関の方位・方角はどこがいい?

玄関は家の中で一番のポイントになる場所です。

では、玄関はどの方角にあると良いのか、というところを考えてみましょう。

重要な玄関ですが、

方角はというと

吉方位にあることが望ましいです。

中でも「最大吉の生気」の方角がいいですね。

良い運がたくさん入ってきます。

 

もちろん、家の間取りは簡単には変えられません。

もし凶方位にあるなら、

ラッキーアイテムなどを使って凶意を減らします

 

理想の家に住める方は少ないかもしれないですが、

家具やインテリア、

部屋等の位置で良くすることは出来るので、

諦めないでくださいね。

 

玄関が絶命にあった場合には、寝室を天医に置くと作用が和らぐといいます。

五鬼の場合寝室を生気に、

六殺の場合寝室を延年にするのがオススメです。

それも難しい場合も、

寝室の中でベッドの頭の向きを調整してみましょう。

 

■家族で本命卦が違う場合

家の多くは家族で住むものですよね。

皆の吉方位が違う・・・。

といったことも多いと思います。

その場合は、

玄関などは家の主人の吉方位で考えるといいですね。

また、家族それぞれの人が、

よく居る部屋や場所の家具配置を改善させれば、

玄関が自分にとって吉方位では無くても、

悲観的になることはありません。

 

■バスやトイレの場所の方角は?

吉方位

バス、

トイレ、

キッチンがあるのは

健康面に影響が出やすくなるといいます。

 

逆に凶方位に

このような水回りがあれば、

水と一緒に悪い作用を流してくれるのでいい

と言われています。

ですのでバス、トイレ、キッチンなどは

八遊星での凶方位であるといいですね。

 

ま と め

風水での「本命卦」・「八卦」・「八遊星」の意味とはから家の各部屋や玄関やトイレの吉方な方角などを見ていきました。

最近ではお手軽風水といって、開運グッズを持ち歩いたり飾ったり、それぞれ運の上がる色を身に付けたりしていますね。

風水は、日本人でも身近にあるものです。

なんとなく身に付けることで運が良くなるのかなと思ったりもしますが、そもそもの「本命卦」といった考え方も知ったうえで

それぞれ持って生まれた気の力を生かして

お部屋の位置を決めたり、インテリアを整えたり、各方位が持つ運気や各部屋の方位にあった色を小物などで取り入れながら運気をあげてみるのもいいですね。