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はいからさんが通るのあらすじと結末!大和和紀の名作漫画が復活  

 

大和和紀作品の中でも人気があった『はいからさんが通る』が連載40周年を記念した企画で、劇場版アニメが製作されると決定した。

約38年ぶりにアニメ化で2017年に公開される予定です。

当時の少女に大人気だった『はいからさんが通る』のあらすじと結末を紹介します。

少し、ネタバレですがお楽しみ下さい。


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『はいからさんが通る』が初めての方に

「はいからさんが通る」は、大正時代を舞台に、剣道が特技でじゃじゃ馬な“はいからさん”こと花村紅緒と婚約者・伊集院忍の恋を描いたラブコメディーです。

1975~77年に「週刊少女フレンド」(講談社)で連載されました。

第1回講談社漫画賞少女漫画部門を受賞したあと1978~1979年にのテレビアニメ全42話が放送された。

実写映画化は、1987年に南野陽子さん、阿部寛さんの主演で公開された。テレビドラマは、1979年、1985年、2002年に放送されています。

 

 

『はいからさんが通る』あらすじ

「はいからさんが通る」の背景の時代は大正時代

「はいからさん」こと主人公の花村紅緒(はなむら べにお)は、竹刀を握れば向かうところ敵なしの跳ねっ返りのじゃじゃ馬娘です。その時代にはめずらしく自立した婦人を目指しています。

そんな彼女に縁談が舞い込みます。

それは、華族 伊集院家の一人息子、伊集院忍(いじゅういん しのぶ)少尉です。

あるが、親の決めた縁談に従わされるというのが気に食わない花村紅緒は反発します。

しかしひょんなことから知り合ったハンサムで笑い上戸の青年将校・伊集院忍こそが祖父母の代からの許嫁と聞かされるます。

伊集院忍は美形で紳士的なのですが、あるが、親の決めた縁談に従わされるというのが気に食わない

一度は逃げ出そうとした紅緒だが、紆余曲折の末に行儀見習いとして伊集院家に住み、花嫁修業をすることになった紅緒だったがそこでも相変わらず騒動を起こしていく。

ことになる。
ならば、向こうから断りたくなるようなじゃじゃ馬を演じてやる、と伊集院家で大騒ぎを起こす花村紅緒。
忍に心ときめくものを感じながらも素直になれない紅緒なのですね。

こんな紅緒を忍は、堅すぎる伊集院家の家風を覆してくれる存在として紅緒を受け入れます。
そしてやがて紅緒も忍に魅かれ始めるのですね。
やがて紅緒と忍はお互いをかけがえのない存在と思うようになるのだが、非情な運命によって引き裂かれてしまう。

忍の戦死の公報が届いたことにより、未亡人同然となった紅緒は没落しかけた伊集院家を家計を支えるべく編集社で働きだします。

編集長の青江冬星(あおえ とうせい)は女嫌いで有名だったが女性離れした紅緒の行動力を面白がり彼女を社員として採用することに決定します。

そして紅緒は正式に雑誌記者となります。

そんな折、革命に揺れるロシアからの亡命貴族サーシャ=ミハイロフ侯爵が、妻ラリサと共に来日してきます。

そのロシアからの亡命者ミハイロフ侯爵の姿に我が目を疑います。

ミハイロフ侯爵は容姿・性格ともに亡くなったとされる忍に瓜二つだったのです。

実は忍とサーシャが異父兄弟だったということが発覚します

それなら顔がそっくりなのも道理です。

やはり忍が生きているわけはないと紅緒は落ち込みます。

忍を忘れ去ることなど出来ぬまま、それでも力強く生きる紅緒の姿に女嫌いの青江冬星も心動かされていきます。

やがて明らかになる真実。

その先に待ち受ける運命とはといったストーリーです。


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『はいからさんが通る』結末は?

「はいからさんが通る」の結末にむけてのお話しの続きですが、

やがてサーシャ=ミハイロフ侯爵についての真相が明らかになります。

サーシャの正体は、奇跡的に生き延びていた忍だったのです。
本物のサーシャはロシア革命の中で死んでいて、ひとり逃げ延びた妻のラリサは偶然に、記憶を失った忍と出会ったのでした。
愛する夫の面影を忍に見たラリサは、自分とサーシャの思い出を忍に吹き込み彼をサーシャに仕立てていたのです。
記憶を取り戻した忍は、紅緒が思想犯の疑いを掛けられて投獄された事件をきっかけにしてサーシャではなく忍として紅緒の前に立ちます。

しかし、よりを戻すには二人の間に流れた時間は大きすぎのです。

重い病を患っているラリサが、忍=サーシャを支えとして必要としているのだと知った紅緒は伊集院家を引き払って実家の花村家に帰っていきます

紅緒が少尉の家を出たのは、少尉の命の恩人であるラリサを不幸にすれば少尉も幸せになれないと、身を引いたのです。
そんな紅緒の苦境に手を差し伸べたのは、彼女の上司でもある冬星。

やがて、二人の結婚話が持ち上がります。

紅緒が冬星と結婚を決めたのは、彼の深い愛に気が付いたからです。

冬星は少尉の家の登記と引き換えに、嫌っているはずの家業を継ぐことを受け入れました。
自分のために、生き方を変えてまで恋敵であるはずの少尉を救おうとした冬星の愛し方に心を打たれ、彼に付いて行く事を決めたのです。

大正12年9月1日、紅緒と冬星の結婚式

だが、式の最中に突如として大地震が起こったのです。

関東大震災です。
式場は壊滅し、紅緒と冬星ははぐれてしまいます。

一方、伊集院家では、忍をかばったラリサが命を落とします。
自分が忍と紅緒の間で邪魔になっていると考えていたラリサは死ぬ間際に、自分にかまわず紅緒の元に行けと遺言を残すのです。
倒壊家屋と火災で大混乱の東京を走破し、ついに忍は紅緒の元にたどり着いた。
大震災の際、一人取り残された紅緒の許に駆けつけた少尉は怪我を負って動けなくなります。

愛を確認しあい二人で死ぬ事を覚悟した時、現れたのは新郎となるはずだった冬星。

一緒に行けないここで死ぬと言う紅緒に、冬星は死を選ぶなど紅緒らしくないと怒鳴り、少尉を助けます。

助けた後、少尉を殴って二人の絆の強さに負け身を引く冬星といった結末になります。

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ま と め

この『はいからさんが通る』は戦争があった時代のシリアスなドラマが背景にありますが、とっても笑えてそして感動するアニメです。

戦死した夫忍を恋慕いつつも、皆の幸せのため紅緒の下した苦渋の決断をしたりといったこれだけ読むととてもシリアスなお話しですが、この漫画基本はラブコメディの全般に明るいタッチのお話です。

主人公の紅緒は、うわばみの酒乱で、なにかと酒を飲んでは大騒ぎするし時代考証無視してガッチャマンやゴジラが登場したりでけっこう笑える作品でもあるのですね。

このギャップをたのしんでほしいです。

今回の復活もどのような感じになるのかとても楽しみですね。