京都迎賓館は、今まで、年1回10日間限定で公開していたが今年の7月下旬から通年公開になる。日本文化を代表する施設を開放し、国内外の観光客誘致の起爆剤にしたい考えからですね。このGWには試験的に4月28日~5月9日に一般公開され好評でした。これから京都の人気スポットになりそうな京都迎賓館のアクセス方法や駐車場公開時期に関してお伝えします。
http://souda-kyoto.jp/
京都迎賓館について
京都迎賓館は、京都に平安京ができて1200年になるのを記念し、平成17年4月に開館しました。
京都御苑の中にあります。
京都の迎賓館は純和風の趣で、数寄屋大工や蒔絵など伝統的技能を多用し、大小高低ある建物や日本庭園を取り囲むように設計されているのが特徴です。
見どころは、「夕映の間」と「藤の間」です。
「夕映の間」は、大臣会合などの会議や立礼式(りゅうれいしき)などに使用されたり、お茶のおもてなし、晩餐会の待合いとしても使用されています。
そして「藤の間」は、洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使用され、櫛形にテーブルを並べた宮中晩餐方式でおよそ60名、円卓を並べたばあいにはおよそ120名の会食が可能です。
京都迎賓館で最も大きな部屋なんですね。
また、人間国宝の金とプラチナの技がみられます。
ほかにもロビーとして位置付けされる空間の「聚楽の間」日本の匠とおもてなしの「桐の間」、随行者が賓客を待つ際の待合室として使用した「琵琶の間」などどれもいろんなおもてなしの工夫が随所にみられて楽しめます。
京都迎賓館通年の一般公開について
京都迎賓館は、開館から現在(2016年2月末時点)まで世界各国からの要人の接遇に計101回使われてきました。
しかし、年間で使用するのは2週間程度のため、通年で公開をすることになりました。
この方針を表明をした菅官房長官は
「大胆に公開していきたい。京都の魅力が深まる、高まると考えております。」
「わが国の文化遺産を、多くの国民と訪日外国人の皆さんにご理解いただき、観光振興につなげたい。」
とコメントしていることからも京都迎賓館の通年での一般公開が、海外からの観光客を増加につながるといったことも念頭に置いたものだと思われます。
また、もちろん一般の日本人にとっても見学がしやすくなります。
京に行ったときにいつでもいけるということは、とてもうれしいですね。
新たな新名所ができそうです。
寺社仏閣とはまた違った魅力があるので、観光のアクセントにちょうど良いかもしれませんね。
ちなみに今まで一般公開されていたのは毎年7、8月の10日間、抽選で一日あたり定員1300人としていた。
京都迎賓館アクセス方法
京都迎賓館は京都御苑の中にあります。
住所は京都府京都市上京区京都御苑23です。
京都迎賓館へのアクセス方法や駐車場についてまとめました。
電車利用の場合
■京都市営地下鉄ご利用の場合
京都駅より烏丸線で「今出川」駅下車、3番出口より徒歩15分
■京阪電鉄ご利用の場合
京阪電鉄「出町柳」駅下車、1番出口より徒歩20分
市バス利用の場合
「府立医大病院前」バス停下車 徒歩約5分
(京都駅からのアクセスの場合は4、17、205系統のバスを利用)
タクシー利用場合
京都駅より京都御所清和院御門前の梨木神社前下車してそこから 徒歩3分
※京都駅からの料金は約2,000円くらいだと思います。
車の場合(京都迎賓館近くの駐車場)
■中立売西駐車場
烏丸通り(京都御苑西側)に面しています。
営業時間 7時40分から19時30分(24時間出場可能)
駐車台数 乗用車250台、バス20台
■清和院東駐車場
寺町通り(京都御苑東側)に面しています。
営業時間 8時40分から20時00分(20時以降閉鎖)
駐車台数 乗用車80台
駐車料金
3時間まで500円、以降1時間ごと100円(普通車)
3時間まで1,300円、以降1時間ごと200円(大型車)
詳しくは(財)国民公園協会京都御苑までお問い合わせ下さい。
電話:075-211-6364
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京都迎賓館見学の申し込み方法
今年のゴールデンウィーク期間中4月28日~5月9日に試験的に一般公開をしたときは、時間は、午前10時~午後5時で事前申し込みは不要で先着順での見学であった。
1日当たりの定員は、4月28日~5月3日が1500人、5月4日~9日は2千人でした。
当日先着順に入館時間帯を指定した整理券を配布された。
ちなみにゴールデンウィークの公開時は9時からの入場整理券配布に早朝の6時半頃から並び始めたようです。
7月下旬からの公開もこういった形になるのかとは思いますが、まだ現時点で公表はされていません。
発表があり次第、こちらでお伝えします。
追 記(申込情報詳細)
京都迎賓館の一般公開について内閣府より発表されました。
一般公開の申し込み方法はインターネットによる事前申込みと当日受付(当日整理券を配布)になります。
4月28日から5月9日までの間に実施した試験公開の結果を反映し、7月下旬から接遇に支障のない範囲で可能な限り年間を通じて公開を実施するそうです。
定員は、1日あたり2,000名(自由観覧方式の日)です。
まず、平成28年7月21日から8月28日までの期間を公開することが決定しています。
詳しくは
9月以降の日程につきましては、決まり次第、順次公表される予定だそうです。
※随時情報が変化していっています。
事前申し込みが締め切られている場合もあります。
参観期間を確認の上、当日の受付をしているかどうかも確認していくことをお勧めします。
現在決まっている休館日は、7月27日(水)、8月3日(水)、8月10日(水)、8月17日(水)、8月24日(水)、8月29日(月)~9月7日(水)、9月14日(水)、9月21日(水)です。
また、日程によって
自由観覧方式ではなく、ガイド観覧方式が指定されていますのでご注意してください。
定員、時間、料金も変わります。
下記に詳しく説明いたします。
■自由参観方式
各部屋を順路に沿って自由に御覧いただく、参観方式です。
聚楽の間、夕映の間、藤の間、桐の間など 各部屋を自由に見れますよ。
注:国公賓等の接遇その他迎賓館の運営上の都合により、公開が中止となる場合があります。
見学時間は、30分~60分程度のガイドツアーになります。
入場口: 京都迎賓館 西門
公開時間 :10:00~17:00(16:20受付終了)
入館できる方 中学生以上の方(2004年4月1日以前に生まれた方)
参観料金:大人1,000円、中高生500円
(団体 大人800円 中高生400円)
定員は、1日あたり2,000名です。
個人での申し込み(1名から19名)定員は、700名
10:00~10:45、11:00~11:45、14:00~14:45
そのほか団体申込(20名から50名)定員は、600名になります。
時間12:00~12:45、13:00~13:45、15:00~15:45
当日申し込みはお一人様4枚まで配布で定員は、700名です。
■ガイドツアー方式
各部屋を係員の案内により御覧いただく、参観方式です。
注:国公賓等の接遇その他迎賓館の運営上の都合により、公開が中止となる場合があります。
ですので一日当たりの定員も750名です。
定員の内訳はインターネット申し込みは、個人申込300名、団体申込が150名です。
そして、当日受付の申し込みは300名です。
当日申し込みはお一人様4枚まで配布されます。
見学時間は、60分程度のガイドツアーになります。
聚楽の間、夕映の間、藤の間、桐の間など をガイド付きでご覧になれます。
入場口: 京都迎賓館 西門
公開時間 :10:00~17:00(16:00受付終了)
入館できる方 中学生以上の方(2004年4月1日以前に生まれた方)
参観料金:大人1,500円、中高生700円
(団体 大人1,200円 中高生600円)
当日受付(当日整理券配布)
■自由参観方式
当日11時頃から先着順に、入場受付時間を指定した当日整理券を京都迎賓館にて配布いたします。
定員:700名
お一人様4枚まで配布
配布時間は、当日の混雑状況、天候などにより変更する場合があります。
当日受付による入場は12:00より開始予定です。
■ガイドツアー方式
当日11時頃から先着順です。
ガイドツアー開始時間を指定した当日整理券を京都迎賓館にて配布されます。
定員:300名
お一人様4枚まで配布
配布時間は、当日の混雑状況、天候などにより変更する場合があります。
当日受付による入場は11:45より開始予定です。
ガイド開始の30分前までに西門を通過してください。
時 | 分 |
---|---|
12 | 15、30、45 |
13 | 15、30、45 |
14 | ― |
15 | 15、30、45 |
16 | 00 |
■問い合わせ番号
自動音声案内:075-223-2302(24時間対応)
有人案内:075-223-2301(平日9:30から17:00まで対応、土日祝日は公開日のみ対応)
迎賓館赤坂離宮も今年から一般公開されています。
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