京都の紅葉の名所である東福寺の紅葉見頃時期やアクセスと周辺散策のおすすめコースや穴場的紅葉スポットをお伝えします。
東福寺の周辺は紅葉の名所が点在するエリアです。
光明寺や泉涌寺や穴場的紅葉名所の今熊野観音寺など東福寺だけでなく周辺の紅葉の美しさもたっぷり堪能してください!
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【東福寺】紅葉の見頃とアクセス方法
■東福寺(とうふくじ)
東福寺は、臨済宗東福寺派大本山の寺院です。
本尊は釈迦如来、山号を慧日山(えにちさん)と号します。
開基は、摂政九條道家、初代住職は当時宋での修行を終えて帰国していた禅僧、円爾です。
鎌倉時代の初期1236年(嘉禎2年)~1255年(建長7年)の19年もの歳月を費やして完成しました。
奈良における最大の寺院の東大寺と最も盛大を極めた興福寺にちなみ「東」と「福」の字を京都最大の大伽藍を造営したものです。
京都五山の第四位の禅寺として中世、近世を通じて栄えました。
明治の廃仏毀釈で規模が縮小されたとはいえ、今なお25もの寺の塔頭(山内寺院)を有する大寺院で、
禅寺最古の山門をはじめ、
本堂、
方丈、
禅堂、
東司
など大伽藍が立ち並ぶ境内は壮観のひとことです。
方丈を取り囲む「八相の庭」は、昭和を代表する作庭家の重森三玲が手掛けたもので現代の名庭として有名です。
紅葉スポットとしては、通天橋から眺めるのが有名ですが、臥雲橋から通天橋を眺めるのも絶景です。
■東福寺(とうふくじ)の紅葉の見頃
見 頃 : 11月中旬~11月下旬
■東福寺通常拝観時間等
拝観時間 : 9:00~16:30(受付終了は16:00)
4月~10月末まで12月初旬~3月末 は終了が30分早まります。
紅葉時期の11月~12月初旬までは、 8:30からです。
※無休
拝観料金 : 大人400円 小中学生300円 (通天橋・開山堂)
国指定名勝 東福寺本坊庭園も同じ料金が必要です。
電 話 : 075-561-0087
■東福寺アクセス方法
・電車の場合
JR奈良線・京阪本線「東福寺駅」下車、
南東へ徒歩10分。
・バスの場合
市バス202,207,208系統
「東福寺」バス停下車。
・車の場合
名神高速「京都南IC」より約4㎞
名神高速「京都東IC」より約7㎞
阪神高速8号「京都線IC」より約1㎞
※東福寺参拝者は、駐車場(20台)無料
※但し、紅葉期間10月20日~12月10日まで閉鎖
■京都府京都市東山区本町15−778 東福寺
【東福寺】紅葉周辺散策おすすめコース
東福寺はJRと京阪の2つの駅があることからアクセスがとてもいいです。
京都駅から電車にのると2分で「東福寺駅」に着きます。
東福寺周辺の紅葉散策のおすすめコースは
「東福寺」→徒歩約20分
「光明院」→徒歩約25分
「泉涌寺」→徒歩約6分
「今熊野観音寺」→徒歩約20分
「養源院」
です。
養源院から博物館三十三間堂バス停は徒歩すぐにあります。
そこから、京都市バス(100系統)にのると約11分で京都駅に到着します。
■紅葉の穴場スポット【光明院】の通常拝観時間等
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方丈前の庭園は「波心の庭」と呼ばれ、池泉式の枯山水です。
重森三玲が手がけた庭は、立石と白砂の中に緑豊かな苔の州浜が広がりその奥に紅葉が彩られる姿などおちついた中で京都の紅葉を満喫できます。
拝観時間 : 8:00~日没
拝観料金 : 300円
京都府京都市東山区本町15−809 光明院
■紅葉穴場スポット【泉涌寺】の通常拝観時間等
平安時代の創建と伝えられていますが、実質的な開基は、鎌倉時代の月輪大使です。
その月輪大使が建物を造営した際に寺院の一角から清水が湧き出たことから寺名を泉涌寺と改められました。
泉涌寺は、皇室の菩提所としてあがめられていました。
大門を入ってすぐ左手の奥まったところに建つ楊貴妃観音堂には中国の南宋時代の作である観音菩薩坐像が安置されています。この通称楊貴妃観音は、美人祈願として特に女性の参拝客の方に人気があります。
拝観時間 : 9:00~ 16:30
※12月1日~2月 末日 8:30~ 16:00
拝観料金 : 大人・高校生 500円 小・中学生 300円
電 話 : 075-561-1551
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27 泉涌寺
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■紅葉穴場スポット【今熊野観音寺】の通常拝観時間等
今熊野観音寺は、空海が熊野権現のお告げを受け、お堂を建立し、自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩を彫り、その体内に熊野権現から授かった観世音を納め、ご本尊として安置したことがはじまりとされています。
そのように1200年の歴史を持ち、西国三十三ヵ所霊場としても有名です。
現在は、頭痛封じのご利益を求めてたくさんの方が訪れています。
平安様式の多宝塔や大師堂など見どころも多く紅葉もとても美しいです。
拝観時間 : 8:00~ 17:00
拝観料金 : 無料
電 話 : 075-561-5511
■京都府京都市東山区泉涌寺山内町32 今熊野観音寺
■養源院の通常拝観時間等
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養源院は、浅井長政の長女・茶々(淀殿)が、父の菩提を弔うために1594年(文禄3年)に豊臣秀吉に願って創建した寺院です。
寺号の「養源院」は、長政の法名から付けられました。
当時の建物は、1619年に落雷により焼失、その後、淀殿の妹で2代将軍徳川秀忠の正室となったお江によって伏見城の遺構を移して再興されました。以来、浅井、豊臣、徳川、の菩提所となっています。
本堂の東には、江戸時代の作庭師の小堀遠州守政一が山連峰の阿弥陀ケ峯を遠景とした庭園が広がります。
紅葉時期の深紅の参道もとても美しいです。
拝観時間 : 9:00~ 16:00
拝観料金 : 500円
電 話 : 075-561-3887
■京都府京都市東山区三十三間堂廻リ 三十三間堂廻リ656 養源院
ま と め
京都の紅葉名所である【東福寺】の紅葉の見頃やアクセスと周辺の穴場の紅葉スポットをめぐるおすすめコースのご紹介でした。
東福寺は通天橋からくれないに染まる渓谷が望めるとして紅葉名所としてとても有名ですので混雑を避けるためにも開門直後にいくことをおすすめします。
そのあと徒歩で「光明院」、「泉涌寺」、「今熊野観音寺」、
「養源院」もまわれます。
東福寺はライトアップがされていませんので、拝観の受付終了直前にはいり閉門までの間も人が少しでも少ない時間に紅葉を楽しみたいという人にいい時間帯だと思います。