リオ五輪の閉会式で披露された東京五輪のプロモーションのショーが話題になっている。目玉は安倍晋三首相がマリオとしてコスプレで登場したサプライズです。
日本を代表するオリンピアンと、アニメやゲームのキャラクターが続々登場していたのですが、今話題の「ポケモンＧＯ」のポケモンが出ていないのは何故といった疑問を持つ人も多かったとか・・・。
そんなリオ五輪の閉会式にポケモンがでなかった理由を中心にお伝えします。
リオ五輪閉会式の企画のねらい
リオ五輪閉会式のマリオのコスプレの安倍晋三首相の話でもちきりですね。
次回のオリンピック開催都市の東京のアピールのショーは成功だったのではないでしょか。
企画の意図はどこにあったのでしょうか。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会よるとこのショーの企画は
日本そして東京をプレゼンテーションする役割がありました。
そこで、日本や東京の持つ強いコンテンツの一つが、アニメやゲーム、マンガだといった全世界の共通認識があったのでこういった企画になったようです。
そこで、2020年への準備が始まり街が盛り上がりとともに、日本を代表する文化の一つであるアニメやゲーム、マンガを世界に広く紹介したいと考えて日本のカルチャーを世界へといった思いで演出されているそうです。
閉会式のショーの音楽を担当されたのは、椎名林檎さんと中田ヤスタカさん、作曲家の三宅純さん、トロンボーン奏者で作編曲家の村田陽一さんでした。
そして椎名林檎さんが音楽総監督を務められました。
リオ閉会式にポケモンが出なかった理由は？
そのような、世界水準での日本のアニメのキャラクターを集めた閉会式のショーでしたが、「ポケモンＧＯ」のポケモンがでていなかったではないですか！
今、世界中の話題になっている「ポケモンＧＯ」。
リオ五輪の開催中も選手村でも大変人気だったようです。
リオ五輪の出場選手の多くがツイッターなどで捕まえたポケモンを投稿するなどしていました。
なのにどうしてポケモンは出なかったのでしょうか？
キャラクターの選定基準はどこにあったのでしょうか。
ショーの映像には、キャプテン翼、パックマン、ドラえもん、ハローキティ、スーパーマリオが登場しました。
ポケモンがそこに入らなかった理由は、キャラクターは、日本だけではなく、世界で広く知られているキャラクターであることが基準として選ばれたそうです。
そして、ショーの演出内容に合致したキャラクターが、それぞれの役割を担うことを前提として選出されたキャラクターたちだったようです。
なるほど、キャプテン翼は、いま世界で活躍しているサッカー選手影響をうけた
漫画であることは有名です。
パックマンは、1980年に発売されて以来、世界中で愛されているゲームなのですね。
それにくらべてポケモンは、今、「ポケモンGO」の流行で、世界的に盛り上がっていますが、このリオ五輪の閉会式のショーの検討チームを立ち上げたのは2016年1月のことだったことが理由のひとつのようです。
その時期に、日本や東京の文化をどう発信するかを考え選定されたのですね。
スーパーマリオは、主役として登場するゲームソフトの売り上げも累計販売本数が全世界で3億2000万本を超えています。
ちなみに、株式会社ポケモンによれば、ポケモンシリーズの世界累計販売本数は、
2016年2月末時点で2億本
それに比べると、ポケモンはまだまだ世界での知名度は低いと判断されたということでした。
また演出上の役割も検討した上で、今回は登場させないことなったようですよ。
ちなみに、ポケモンシリーズの世界累計販売本数は、２億本です。
（株式会社ポケモンより2016年2月末）
これもすごい知名度だとは思いますが・・・。
ま と め
今回の、リオ五輪の閉会式のショーは、日本や東京のアピールもできてよかったですね。
2020年のショーも、同じ方向性のショーを検討しているのでかどうかですが、現段階においては、まだ何も決まってないそうです。
2017～2018年に演出チームを編成して、検討を開始する予定みたいですね。
リオ五輪閉会式の前に、英国の報道で東京への引き継ぎ式の際に『ポケモンGO』を登場させる企画が持ち上がっているよと報道されたようですが、それぐらい今はポケモンＧＯが世界の話題になっているということなのですね。
引き継ぎ式ですらこの盛り上がりです。
2020年は、どんな演出で東京オリンピックが幕開けあけされるのか今からたのしみになってきましたね。
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