冬場になると気になりだす人も多い静電気です。
「バチッ!」となるのは恐怖ですよね!
静電気の起こりやすい人と起こりにくい人がいるような気もするのですが、静電気の発生しやすい体質というのはどういう人なのでしょうか?
また、静電気の原理・原因と静電気の起きない方法や静電気除去グッツでおすすめなものなども紹介します!
静電気の原理と原因
静電気とは、物体が帯電している状態または帯電している電気(電荷)そのもののことです。
服や人の体にはプラスとマイナスの電気の粒がたくさんあります。
通常は、2種類の電気の粒は数が釣り合っているため、
私たちが電気を感じることはありません。
ところが、服と服と服とからだなどがこすれあったり、
衝突させたり、引き剥がしたりすると
とマイナスの電子がどちらかに
うつってしまうことがあります。
そうするとプラスとマイナスのつり合いが崩れ、
電気をもった状態になるのです。
この電気のことを「静電気」といいます。
「バチッ!」となるのは何故?
車のドアをあけたりドアノブなどを触るときに「バチッ!」と火花がでてるのではと思うときがあります。
これはどうしてなのでしょうか?
車のドアやドアノブは金属でできています。
その金属(一部を除く)はとても電気をとおしやすいものです。
通常、私たちは靴を履いています。
その靴の底はゴムなどでできていますが、このゴムは電気をとおしません。
そのため服などのこすり合わせでできていた「静電気」は体の中に帯電していた状態になります。
その服やからだの中に静電気をもっているときに金属のドアノブをふれるとからだにたまった静電気が一気に流れだし、「バチッ!」となるのです。
静電気の発生しやすい体質とは?
静電気の発生しやすい体質といったものはあるのでしょうか?
よく、「私 静電気きやすいの~」とかいったりしますが、
そんな静電気体質といった人はどんな特徴があるのでしょうか?
静電気は、ある特定の人しか起きないものでは決してありません。
どんな方も静電気は発生しています。
静電気が起きたことはないといった人は、自分ではしらないうちに起きた静電気を自然に放電しているのです。
逆に「静電気体質」といわれる人は、起きた静電気が放電されずに体にプラスの電気がどんどんたまっていきやすい人です。
それはどんな人かというと
乾燥体質の方が多いようです。
なぜかというと水は電気をとおすといった性質をもっているからです。
乾燥体質の方、からだの水分量が少なめの方は、通常よりも放電がしにくいのです。
ですので体全体の水分量が比較的少ない、乾燥肌だといった人は
水分をよく摂取するようにしましょう。
ハンドクリームや保湿クリームを塗るなどの対策をするだけで静電気が
起きにくくなりますよ。
静電気が起きないように!防ぐ方法は?
これを防ぐためには電気がたまらないようにすることです。
たまってしまった電気はゆっくりと逃がすことが大切ですね。
■静電気を防ぐ方法1
・壁にふれる
壁に電気を放電することができます。
ときどき壁に触るといったことをするのも静電気をこなくするために有効です。
■静電気を防ぐ方法2
・加湿器を使う
水は電気をとおしやすい性質があります。
ですので加湿器を使い室内を程よく湿度がある状態にすることで静電気が少しずつにげるのでたまりにくくなります。
■静電気を防ぐ方法3
・ハンドクリームを塗る
先程いったように乾燥肌の人は水分量がすくないので電気をうまく逃がすことができません。
ですので、ハンドクリームなどをぬることによって水分を少しでも補っていくことで静電気を抑えることができます。
■静電気を防ぐ方法3
・衣服の組み合わせに注意する
衣類の素材によってプラスの電気を帯びやすいものとマイナスの電気を帯びやすいものがあります。
たとえば、ナイロン、ウールはプラスの電気を帯びやすい素材、アクリル、ポリエステルはマイナスの電気を帯びやすい素材です。
そのような反対の性質の素材を組み合わせてきると静電気が発生しやすいです。
ですのでそういったプラスとマイナスの素材の重ね着はやめましょう。
また木綿は、帯電しにくい素材ですので下着は木綿の素材といったものを着用しましょう。
静電気除去おすすめグッツ
このようなおしゃれば静電気除去グッズも出ています。
このようにブレスレットやキーホルダーなど普段使いできるもので使うと電気がゆっくりとにげるといったことになりますので便利ですね。
・静電気除去 ブレスレット チタン 磁気 ゲルマニウム 男女兼用
¥3,500
・静電気除電NEWトリプルクローバーブレス ホワイト
¥2,138
・ぺんてる 静電気除去グッズ ビーシェイプ パール&オレンジ
¥990
・静電気除去キーホルダー 本革使用 【馬蹄】
¥2,160
ま と め
静電気の原因や原理と静電気の発生しやすい体質とはどんな人なのか?といったことから静電気の起きない方法や静電気除去グッツのおすすめなものを紹介しました。
どんな人でも静電気は起こってしまうものです。
ですので静電気を発生しないようにするには、つねに放電しやすい状況にあることです。
水は電気をとおしますので、帯電しやすいのは乾燥しやすい人です。
水分をとるようにしたり、このような静電気除去グッツをもつなどしてこの冬は静電気で「バチッ!」となる恐怖から逃れたいですね。