味覇(ウェイパー)はほんと便利な調味料です。
炒め物とかに味覇(ウェイパー)を入れるとあっという間に中華料理になってしまいます。
私もはじめて使った時には「すごい!」と感動したものです。
しかし、便利でおいしすぎるゆえに言われてくる体に悪影響があるのでは?といった話題です。
もしかして、危険な成分が含まれているの?
とっても気になってきたので成分や原材料についてと危険性があるのかなどやカロリーと賞味期限や保存方法などを調査してみました。
味覇(ウェイパー)とは?
味覇(ウェイパァー)は、株式会社廣記商行が販売する中華風調味料です。
万能スープのものというのが、そもそもの用途ですが、
形状がペースト状であるので、
とにかく様々な料理に使用できるのが特徴です。
真っ赤に黒の文字がインパクトありますね。
パッケージも名前からも「中華調味料」としても使い方としての認識の方がほどんどですが、実は、どんな料理でも使うことができる便利な調味料です。
■味覇(ウェイパァー)用途
炒飯などの中華料理全般、
チャーハン、ギョーザ、八宝菜、酢豚など
スープ、ラーメンには言わずもがなです!
野菜炒めなどの炒め物(もちろんお肉を入れても)
カレー、味噌汁、おでんなどの隠し味にも・・・。
■味覇(ウェイパァー)名前の由来は?
味覇(ウェイパァー)の名前の由来ですが、
『味を覇する』
調味料の王様になってほしい
との願いからつけられたようです。
味の王様を意味するのですね。
味覇(ウェイパー)の原材料
味覇(ウェイパァー)の成分ですが、
食塩、
肉エキス(ポーク、チキン)、
野菜エキス、
動植物油脂、
砂糖、
乳糖、
小麦粉、
香辛料、
調味料(アミノ酸等)
となっています。
肉エキスというのがちょっと気になりますね。
![](https://goldfishbox.net/wp-content/uploads/DSCF5935_TP_V-680x453.jpg)
味覇(ウェイパー)のカロリーや成分
ウェイパァーホームページより成分やカロリーを調べてみますと
味覇(ウェイパー)のカロリーは、
100gあたり、
405kcal
でした。
分析値成分は、
糖質 18.6g
たんぱく質 10.3g
カルシウム 34.3mg
脂質 32.1g
リン 72.7mg
炭水化物 18.6g
カリウム 96.3mg
ナトリウム 14.9g
マグネシウム 7.7mg
水分 1.5g
鉄 0.23mg
灰分 37.5g
塩分 33.0±3.0%
といったことになっています。
小さじ1で
およそ20kal
といったところでしょうか。
ウェイパーはなぜ体に悪い影響があるといわれる?
といったところで、一番の本題であります。
味覇(ウェイパー)は体に危険があるほど体に悪い影響があるのでしょうか?
この万能調味料としてとても優秀である味覇(ウェイパー)が体に危険なのではといわれるのは、
やはり
化学調味料=体に悪い
といったイメージに通じると思います。
味の素も体に悪影響があると言われていますね。
これも詳しく調べるとさまざまなことが関係してきますので別にかきますね。
結局、危険体に悪いのではと言われるのは、
味覇(ウェイパー)の成分中の
肉エキス、
野菜エキス、
調味料(アミノ酸等)
と塩分が問題になってくるのではないでしょうか?
■塩分について
塩分については摂取量が
厚生労働省の1日あたりの塩分摂取量の目標値にしている量が、
成人男性が8g
成人女性が7g
高血圧の方や肝臓疾患者の方は6g未満や3~6g
となっています。
人間には、塩分は必要な成分ですが、現代の世の中では気をつけないと塩分がこの摂取目安よりもすぐに超過してしてしまいやすいといったことになります。
塩分が33%前後も含まれている味覇(ウェイパー)はもちろんそのまま食べることはなくてもちょっとした入れすぎでその数値が大きく変わってきてしまうといったことがあります。
ということで、できるだけ少なめに使って調整していくことをお勧めします。
■肉エキスについて
味覇(ウェイパー)成分中にあった肉エキスというのがちょっと気になりますね。
調べてみると
この肉エキスの原材料は、
鶏のスープと豚のスープ
新鮮な鶏のガラと豚のガラを一からじっくりと炊き出して製造されているそうです。
野菜エキスもこだわった野菜をじっくり抽出されていくといったこだわりもメーカーで行われているようです。
最近は、そういったことをきにされる消費者がとても多いので、そこには取り組まざる得ないのではないでしょうか。
■調味料(アミノ酸等)について
そして、調味料(アミノ酸等)ですが、
これは、いわゆるうま味調味料(うまみちょうみりょう)
といわれるものですね。
これは、うま味を刺激する物質を人工的に精製した調味料です。
かつては「化学調味料」とよばれていたものが、
1990年代から「うまみ調味料」と呼びかえられるようになったようです。
ちなみに1909年に発売された「味の素」は、初めて登場したうま味調味料です。
このうま味調味料は、ナトリウムと結合した結晶のかたちで扱われることが多いです。
主成分はグルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなどになります。
1968年でアメリカの中華料理店でおこった頭痛などの症状がこのうま味調味料(化学調味料)に原因があるとして、それ以降さまざまなことがいわれてきています。
しかし、結果的にうま味調味料(化学調味料)に関しては健康に害があるという詳しい研究結果はありません。
といったことなので、味覇(ウェイパー)が危険である、体に悪い影響があるといったものの根拠となるものはみうけられませんでした。
![](https://goldfishbox.net/wp-content/uploads/wok-265565_640.jpg)
ウェイパーの賞味期限と保存方法
味覇(ウェイパァー)のの賞味期限ですが、
開封前ですと540日
約1年と6カ月
開封後は、約90日
約3カ月
となっています。
保存方法は、
開封前は、直射日光や高温多湿を避けて常温でも保管OK。
開封後は、必ず冷蔵庫に保管することが必要です。
ま と め
味覇(ウェイパー)は、手軽に家で本格的な中華料理の味を再現できるとっても便利な調味料です。
これがないと家で中華料理をしようと思ってもとってハードルあがって避けてしまいそうです。
ヘビーローテーションで使っているものとしては、味覇(ウェイパー)が体にとって危険な成分などが含まれているとなると大問題ですので、原材料と体への影響について調べてみました。
かなりいろいろ調査してみたのですが、通常使われる量程度での体への影響がないことがわかってほっとしました。
といっても、料理などに入れるときに私もついつい目分量でこれくらいかと入れすぎて塩分の取りすぎにつながってしまいがちなのは気をつけたいと思います。
とにかく、手を加えただけで「添加物」といったことになるのであまり神経質になることはないのではないでしょうか。
しかし、依存性は高いとかもしれませんので、それに頼りすぎることのないようにしたいですね。