ことばの意味や使い方

「高嶺の花」意味と由来!例文や類語と高嶺の花と言われる女性の特徴

7月からの新ドラマに「高嶺の花」というドラマがあります。

「高嶺の花」とは

綺麗な女性を意味しているようなイメージがありますが、

本来はどのような意味や由来があるのでしょうか。

今回は、「高嶺の花」という言葉をどういった場合に使うのか

例文や類語とともにご紹介します。

また、そもそも「高嶺の花」と言われる女性には

どのような特徴があるのかも見ていきたいと思います。

もしかしたら身の周りにいるかもしれませんね。


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「高嶺の花」の意味と由来

 

「高嶺の花」という言葉についての

意味と由来を見ていきます。

 

■「高嶺の花」の意味

高嶺の花の意味とは

遠い場所にあって、

手に取ることが出来ず

自分のものにはできない

といった意味があります。

 

ただ遠くから眺めているだけで、

眺めるだけの「人」や「物」のことです。

なにか心がひきつけられるような人、

価値の高い物など

をたとえて使うことが多いです。

 

■「高嶺の花」の由来

由来は、

「高嶺」は

山の一番高いところといったことからきています。

ですので

高い山の嶺に咲く花は見えはするけど、

手に取ることはできない

といったことになるのですね。

 

 

「高嶺の花」の使い方!男性にも使える?

このように「高値の花」という言葉は

自分には

到底手が届かない

「物」や「人」に対して使います。

 

主に高価なもの

美しい人に対して使われることが多いです。

 

ですので、

「高嶺の花」というと女性に対する言葉のように感じられますが、

表すのは人だけでななく、物や事柄に対しても使えます。

もちろん、男性に対しても使えます

 

「高嶺の花」の例文と類語


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では例文と類義語をご紹介します。

■「高嶺の花」を使った例文

・彼女は僕にとっては「高嶺の花」なので、

とてもじゃないがデートには誘えない。

 

・あのジュエリーはなかなかお目にかかれないほど高価なもので、

まさしく「高嶺の花」だ。

 

・〇〇さんは営業部の中では成績がダントツによく、

しかも美人で、まさに「高嶺の花」だ。

 

 

■「高嶺の花」の類義語

類義語としてあげられるのは

「及ばぬ鯉の滝登り」です。

これは

「及ばぬの滝登り」をかけており、

到底かなわない恋や

努力しても見込みがないことを意味しています。

使い方はこのような感じです。

例文

「彼女を好きになってもどうせ「及ばぬ鯉の滝登り」だよ」

 

「高嶺の花」と言われる女性の特徴は?

では、「高嶺の花」という言葉は

女性に使われやすい言葉ですが、

言われる女性にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

■「高嶺の花」の特徴①【美人】

まず代表的な特徴が

見た目が美しいということです。

美人といってもただの美人ではなく、

その中でも美人中の美人で

女性からも男性からも「美人」として認められる人です。

ただ、あまりに美人すぎるため男性からすると

「アプローチしてもどうせフラれる」、

「自分は彼女に釣り合わない」

などと思われやすく、

意外にモテない存在でもあります。

中にはあまりに綺麗すぎるため

冷たい印象を持たれる場合があります。

 

■「高嶺の花」の特徴②【聡明・完璧】

頭が良く、ひと通りのことが完璧にできる

さらに聡明で、行動力もあるので勉強や仕事ができます。

成績はトップクラスでまさに絵に書いたような優等生タイプです。

そのため、やはり男性からすると、

何でもこなせる女性なので「自分は必要ないのでは?」

と感じさせてしまう場合が多々あります。

 


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■「高嶺の花」の特徴③【媚びない性格】

性格が良く、誰に対しても媚びない

「高嶺の花」と言われる女性は相手が誰であれ、

媚びることがありません。

そのため、何事に対しても堂々としており、

しかも性格も良いので女性ウケはいいです。

しかし、男性からすると、甘えてこないので

自分のことが好きなのかどうかわからなくなる場合があります。

 

■「高嶺の花」の特徴④【上品】

雰囲気が上品で近づきにくい

見た目の容姿が綺麗なだけでなく、

醸し出す雰囲気が上品というのも特徴の1つです。

立ち居振る舞いが綺麗なので、

自然と落ち着きがあり、

伱がないように見えます。

そのため、自分に自信がない男性は

近づきにくい存在になります。

そのため思ったよりも

モテないという傾向があります。

 

 

このように、

「高嶺の花」と言われる女性は全てにおいて完璧です。

見た目だけでなく、才能や雰囲気も兼ね備えている

ため近寄りがたく、

その結果、実はモテないという現象もおこりえます。

 

つまり『あの人は「高嶺の花」だから』と言われたら、

綺麗だけど近づきにくいということを意味していることもあるのです。

 

褒め言葉でもあるようですが、男性からしたら

アプローチしにくいということになるのですね。

 

ま と め

「高嶺の花」というと綺麗な女性をイメージしがちですが、

実は物や男性にも当てはめられる言葉です。

しかし、周りからそう思われているということは、

近づきにくいという印象を持たれているということなので、

男性からアプローチして欲しいなら少しぐらい伱を見せるように

した方がいいかもしれませんね。