東京都知事の野党の統一候補として鳥越俊太郎氏が出馬することが表明された。
公示日前の2日で立候補者が揃った感じですが、舛添氏の政治資金流用をはじめとする公私混同問題での辞任から今度こそ都知事としての職務を全うしてくれる知事を選びたいものです。
そういった面でも野党(民進、共産、社民、生活の党、山本太郎となかまたち)統一候補としての鳥越俊太郎氏はどうか、経歴や家系図疑惑、ガンの体調の面などを調べてみました。
鳥越俊太郎(とりごえしゅんたろう)の経歴
生年月日:1940年3月13日
出身は福岡県です。
今は、76歳です。
お若くみえますね。
京都大学史学科国史学専攻を卒業後、毎日新聞社に入社されてジャーナリストとしてのキャリアをつまれています。
1988年にサンデー毎日の編集長になった翌年に毎日新聞社を退社して
テレビ朝日の「ザ・スクープ」の司会者に就任。
これにより、知名度が上がってきます。
レギュラー放送終了後も、単発となった同番組の司会を務めています。
2003年には関西大学社会学部の教授に就任されています。
鳥越俊太郎家系図デタラメ事件
鳥越俊太郎氏は家系図詐称疑惑がある。
これはNHKのテレビ番組ファミリーヒストリーに出演した時の話だ。
この番組内で鳥越俊太郎氏は祖先が 戦国大名の大友宗麟の家臣である鳥越興膳だとしていた。
そしてその証拠として鳥越氏の親族提供の家系図も映されていた。
しかし、で鳥越俊太郎氏のファミリーヒストリー放送後、の鳥越家18代当主鳥越光氏からNHKに抗議があったというのだ。
鳥越俊太郎氏の一家は近所の住民であり、偶然、姓が同じだっただけで、血縁関係はないという。
それが正当な主張だったのだろうか、NHKのファミリーヒストリーは通常、再放送することになっているが、再放送を取りやめるといたことが行われた。
その後、今年2月に掲載された「朝日新聞」のインタビュー記事でも、鳥越俊太郎氏は自身の祖先が鳥越興膳であることを発言している。
抗議内容が鳥越俊太郎氏に伝わっていないと再度、鳥越光氏はNHKに抗議したが、連絡はまったくないという。
鳥越光氏のお姉さんは「天下のNHKさんともあろうものが、こんな態度で良いのでしょうか」と言っているという。
この鳥越俊太郎氏は家系図詐称疑惑について「週刊新潮」の取材に対して、
NHK広報局は「放送の内容については問題ないと考えています」回答し、
鳥越俊太郎氏は、「私はに家系図については全く関与していません」と言っています。
鳥越俊太郎氏はの本当のファミリーヒストリーは、戦国大名と関係なく鳥越製粉の創始者 鳥越彦三郎の曾孫であるといったことです。
鳥越俊太郎氏が真実を知っていたのか否かはわかりませんが、こんな嘘はよくないです。
自分をなにかしら大きく見せたかったのでしょうか。
知らなかったにしても抗議があったのだとしたら、真相をあきらかにすべきですね。
この問題は、もし鳥越俊太郎氏が東京都知事になるとなるすると以前、鳥越氏が高市早苗議員の経歴詐称疑惑を厳しく追及していたこともあり、取りざたされてくると思います。
鳥越俊太郎は反日主義者なの?
鳥越俊太郎氏はほんとうに日本人なのか?といったことまで言われている。
それは、今までの発言からきているのですが、あるNHKの番組ではこのような発言をしています。
それは、番組内の討論の中でのことです。
鳥越俊太郎氏は相手の発言を遮り、司会者の言葉も無視してこのような主張をはじめたのです。
尖閣を中国がせめて来たらくれてやればいい。
死人を出さないのが一番である。
あそこは無人島なので死人を出さないためにも戦争をしないためにもそれが一番だというのだ。
耳を疑う理論です。
日本の本島に敵がせめて来たら戦えばいい。
それ以外は死人を出さないためにも戦争はしない方がいい。
といった主張です。
竹島も死人が出ていないのでそれでいい。
といった理屈も述べられています。
そこだけピックアップするのもだめなのですが、鳥越俊太郎氏はそういった主張が強いというのも事実ですね。
鳥越俊太郎のガンは大丈夫?
鳥越俊太郎氏は都知事出馬の会見時も『がん患者だって都知事になれることを証明したい。』といった主旨のことをいっておられました。
ガン患者さんの人からの票をといった言葉に聞こえましたが、ちょっとそれは違う問題だと思います。
別に差別ではなく、東京都民は東京都の長としてしっかりと職務を行ってくれる人になって欲しいだけなのです。
ガンについては2005年に発覚してから
2005年 「直腸がん」
2007年 「肺がん」
2009年 「肝臓がん」
5年で計4回の手術を行っています。
今でも3カ月に一度の定期検診もうけられているようですが、
2012年にはホノルルマラソンに出るくらいに体力も戻ってきているようです。
今は転移もなく週に2~3回のジムに通い、とても76歳とは思えない筋肉自慢の体にまでなっておられます。
ちょっとでも病気の不安があるのであれば、立候補はしなくていいです。
本人も体調は前よりいいとされていますが、ご高齢でもあり、少し気になるところではありますね。
ま と め
とにかく、東京都民のために政治を行ってくれる人を選びたいものです。
鳥越俊太郎氏は2007年2月にも民主党が東京都知事候補としての擁立を打診したみたいですね。
そのときは、鳥越俊太郎氏は療養中であるために東京都知事の任期4年間に責任を持てないとして断られているみたいですね。
それから9年体力的にも自信がもどっての出馬であることかと思います。
思想的には鳥越俊太郎氏は日本人でないのではないかとまで言われるほどの反日的な意見も言っておられます。
もちろん日本人でないといったことはないかと思いますが、ちょっと主張を吟味してみていくことが必要だと思います。
長い間、テレビにもでつづけ、そしてジャーナリストとして指摘する側にいた人です。
やはり、メディア向けのコメントなどは慣れているでしょう。
東京都知事としての何をするために出馬したのかそういったこともしっかりとみていかなくてはいけませんね。