文具

トランプ大統領が署名に使っているペンの価格やメーカー!万年筆か?

トランプ大統領になってやたらとテレビに映る大統領令での署名シーン。

今までアメリカの大統領が大統領令にサインするところなどあんなに見ることがあったでしょうか。

あまりに見慣れすぎてそういえばきになりはじめたことがあの署名(サイン)しているときに使っているペンのこと。

万年筆だろうなって思ってなにげに見ていましたが、どうも筆跡が万年筆にしては太いような・・・。

あのトランプ大統領が使っているペンについてメーカーや価格などについて調べてみました。


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トランプ大統領が署名(サイン)に使っているペンは万年筆?

トランプ大統領が大統領令に署名するシーンは

誰もが最近ニュースなどでよく目にすると思います。

普通、署名というと万年筆かなと思ってみていたのですが、

サインのあとに見せている筆跡がどうも万年筆よりは太い字のようにみえます。

そのペンのメーカーなどを調べてみました。

そうしたら、やはり万年筆ではないようですね。

メーカー名は

クロス (CROSS)

という米国の老舗筆記具メーカー製の、

サインペンのようです。

商品型名は

「センチュリーIIセレクチップブラックラッカー セレクトチップローラーボール」

(23Kゴールドプレート)

というペンらしいです。

トランプ大統領の実際書いているのは、

その

「センチュリーIIセレクチップブラックラッカー」

のセレクトチップローラーボール

をポーラス芯(水性インク)に変更して使っているようですね。

ローラーボールよりポーラス芯のほうがすべりがいいので書きやすいのかもしれませんね。

 

トランプ大統領ご愛用のペンの価格と購入方法

「クロス・センチュリーII・ブラックラッカー」(23K仕上げ)

の価格はいくらぐらいなのでしょうか?

そして、日本でも買えるのでしょうか?

価格は、万年筆で20,520円(税込)

セレクトチップローラーボールの価格は、定価は税抜込で16,200円です。

 

セレクトチップローラーボール

 

ポーラス芯(水性インク)は、972円ほどのようですね。

 

日本でもいろんなところで買えます。

 

 

しかし、注目が集まっているのでかなり在庫が少なくなっているよう少し価格も高くなっていることもあるようですね。

クロスの主な販売店は、

全国の主要な百貨店やロフトなどにも取り扱いしているお店があります。

クロスの万年筆やボールペンなどは、

5000円くらいのモノから100万円近くする特別モデルまでさまざまな価格帯です。

 


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クロス(CROSS)社について

トランプ大統領令のサインに使われていた、

クロス社のペン

実はトランプ大統領だけでなく、

オバマ前大統領もクロスのボールペンを使っていたみたいです。

 

オバマ前大統領が愛用していたのは、クロス社の

「タウンゼントブラックラッカーロジウムプレート」になります。

 

そんな、クロス社についても興味がでてきたのでもう少しご紹介します!

クロス社はアメリカでもっとも歴史が長い筆記用具メーカーです。

なんと2016年でメーカーとして創業170周年を迎えたということですよ。

クロス(CROSS)は英国でペンシルを製造していたリチャード・クロス一家にルーツがあります。

1846年にロードアイランド州・プロビデンスで創業されます。

装飾を施した金銀のペンシル用ホルダーをつくったのが始まりでした。

創業者は、リチャード・クロスの長男であるアロンゾ・タウンゼント・クロスという人です。

アロンゾ・タウンゼント・クロスは

シャープペンシルの先駆けとなった「繰り出し式ペンシル」

ボールペンの原型となった「スタイログラフィックペン」

などと発明した人です。

 

筆記具のデザイン、機能の分野で26以上の特許を取得したり、筆記具に革命的な影響を与えたすごい方なのです。

その精神を受け継ぎ、クロス社のコンセプトは

筆記具を通じて開発力、創造力、情熱、そして技術を世界中にもたらし、常に人々の「ものを書くこと」に対する認識に革新を与えること。

主要な製品は万年筆ボールペンです。

そして、歴史の古いのはペンシル、スマホなどに使えるストライスもあります。

そしてクロス社のセレクチップローラーボールは自由にペン先(チップ)を選択(セレクト)できるということが特徴です。

替え芯は4種類

  • ジェルインク
  • ボールペン(ジャンボサイズ油性)
  • ポーラス芯(水性)
  • ドキュメントマーカー (水性) 替芯 (黄)

これらを好みや用途に合わせて変えることができます。

トランプ大統領はポーラス芯に変えていたということですね。

 

シリーズは、

  • センチュリー
  • タウンゼント
  • センチュリーII
  • ピアレス125

などが代表的です。

それにスパイダーマン

アイアンマン

スターウォーズなどとコラボしたデザインのものもあったりします。

 

 

■クロスセンチュリー

センチュリーは、

1946年クロス創業100周年を記念して誕生したシリーズです。

はじめは「ペンシル」の販売からそして、

1953年に「センチュリーボールペン」が発表され、

それから60年以上経った

今日でもデザインを全く変えず販売されています。

世界中の人々に愛されつづけているクロスの代表的シリーズになります。

 

クロスの象徴的ディテールとなった

コニカルトップといわれる円錐形のキャップトップも

「センチュリー」の特徴です。

 

 

 

■クロスタウンゼント

1993年にできた「タウンゼント」は、

創業者アロンゾ・タウンゼント・クロスの名を冠したコレクションになります。

優美なアールデコ調の太軸ボディにダブルリングを配し、

適度な重厚感のあるボディはが特徴です。

クロス タウンゼントシリーズは最上位クラスになります。

特徴は軸が太いこと軸に非常に手の込んだ加工がされている割に、

価格を低く抑えられています。

オバマ大統領はこのシリーズのローラーボールペンを愛用しています。

 

■クロスセンチュリーⅡ

1996年に「センチュリーⅡ」は発表されます。

クラシックセンチュリーのデザインを受け継ぎながらも、

ボディを一回り太く、さらにシングルリングを配されています。

現代的な解釈を取り入れたエレガントなルックスに、

サイズと重量バランスの良い中軸ボディを採用しています。

センチュリーIIは、落ち着いた感じの仕上げで

場所やシーンを選ばず気軽に使用でできるシリーズといえます。

今回、トランプ大統領が使用していたと思われるのもこのシリーズです。

 

 

■クロスピアレス125

「ピアレス125」は、

CROSS初の万年筆「ピアレス」発表から

125周年を記念して最も高級なコレクションとして2014年に発表されました。

「ピアレス125」はROSSの伝統と技術を結集し、

細部まで徹底的に作りこまれた1本は、

ラグジュアリーな佇まいとともに、

ビジネスでのステータスとなる比類なき(peerless)コレクションとなっています。

 

 

 

ま と め

トランプ氏が大統領になってから大統領令を多発していることで、

その使用しているペンにも注目が集まっています。

そのぺんについてメーカーであるクロスのことや購入方法などをお伝えしました。

トランプ大統領の使っているペンは、

クロス製「ローラーボールセンチュリーIIセレクチップブラックラッカー」でした。

日本でも百貨店などでは取り扱いしているところも多いので、実物も見れますね。

オバマ前大統領も

クロスのボールペン「タウンゼントブラックラッカーロジウムプレート」

と使っていたとは新発見でした。

価格帯も手ごろなものもあるので、入学祝いにもぴったりですね。