いちごといえば、真っ赤で甘い~。
といったものが、普通ですよね。
でも今は、白いいちごがあるの知ってますか?
最近テレビでも取り上げられることも多くなった白いいちごの
価格と品種名や産地のこと!
そして、赤いイチゴとの味の違いと白いイチゴをイチゴ狩りができるとことがあるかなどを調べてみます。
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白いいちごはなぜできた?
今では、様々な『白いイチゴ』が、誕生していますが、
白いイチゴの先駆者である、『初恋の香り』が販売されたのは、2008年12月からのことです。
山梨県小淵沢町にある三好アグリテック株式会社と協力農家さんとの開発によるものでした。
それからさかのぼること20年前に白いイチゴが誕生しました。
どうしてできたかというと、そもそも白いイチゴをつくるためではないのです。
味や大きさなどの今までと違った新しい品種のイチゴを作る過程で偶然できたものだということです。
白いイチゴは、見ためは熟していないようにみえますね。
でも食べてみると甘みが強い!
そのギャップのあまりのインパクトに商品化しようということになったのです。
そこから、20年近くの間、毎回同じイチゴがなるように品種固定を行い『初恋の香り』ができたのです。
そうしてできたものの最初は、イチゴは赤いものといった大前提の固定観念の中、
「こんな白いものは売れないよ。」といった時期を経て一般に販売されました。
そして今では、「店頭に並ぶとすぐに売れてしまう」というほどの大人気のいちごとなりました。
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白いいちごと赤いいちごの違い!
白いイチゴはと赤いイチゴの違いですが、
もちろん見た目が全く違います。
白いイチゴは、熟しても赤くならずに白いままです。
赤いイチゴと白いイチゴと並べると紅白でとても縁起の良い贈答品になると人気のようです。
『白イチゴ』はどうしても熟してないイチゴの見た目が似ていますねよ。
なのでとても酸っぱそうに感じますが、
しかし、白いイチゴはとっても甘いのが特徴です。
そのうえ、白いイチゴを見た時の酸っぱそうなイメージがあるので、
食べた時の味のギャップに余計に甘く感じるという点もあるようですね。
でも現実に数値でも
赤の普通のイチゴよりも全然甘いということがわかります。
白いイチゴの糖度は12度くらいもあるのです。
赤の普通のイチゴの糖度は10度前後です。
このことからもかなり、白いイチゴは赤いイチゴより甘いと言えます。
白イチゴと赤いイチゴの違いはその他に
普通のイチゴよりも実が柔らかいということです。
あとは、赤い普通のイチゴよりもイチゴの香りが強いといったことも言えます。
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白いいちごの品種や産地と価格
■初恋の香り
「初恋の香り」は、白色~淡いピンク色のイチゴです。
香りがとてもよくて甘味があり酸味はおだやかです。
果肉は白色です。
生産量はあまり多くないので手に入りにくです。
初恋の香りという名前は、果実が熟すと果皮の白色が薄くピンク色に染まる特徴から、初恋をイメージさせることが由来です。
山梨県の種苗会社「三好アグリテック」と福島県の育種者によって共同開発されました。
「初恋の香り」の登録品種名は、「和田初こい」で、2009年3月19日品種登録されています。
価格は、
一粒あたり、約25g~40g 600~1000円程です。
■淡雪(あわゆき)
「淡雪」は、「さがほのか」の変異株といわれています。
ほんのり桜色、雪を思わせる白いちごです。
鹿児島県志布志市の山下氏によって育成された白いちごの品種になります。
2011(平成23)年に品種登録の申請が出され、
2013(平成25)年12月に登録された品種になります。
1パック 1500~2500円程となっており、
「初恋の香り」に比べかなり手ごろな価格です。
産地は、千葉県、熊本県、福岡県、奈良県など各地で栽培されいます。
■雪うさぎ
佐賀県唐津市で5年の歳月をかけてうまれた幻の白いちごです。
期間限定・数量限定での販売ですのですぐに品切れになってしまうこともあるそうです。
「雪うさぎ」は収穫時期が早く、平均果重は35gもあるようです。
桃のような香りがあり、酸味少なく甘く、果実は硬めになります。
産地は、佐賀県唐津市です。
価格は、 1箱 (450g以上)9~15粒で5,500円でした。
■天使の実
天使の実は、雪うさぎと同じく佐賀県唐津市で5年の歳月をかけてうまれたものです。
天使の実の大きさは雪うさぎよりもかなり大きいものです。
平均果重は60gもあります。
見た目の白さが特徴的なイチゴ、そして香りがとっても独特です。
いちごなのに、パイナップルのようなメロンのような通常のイチゴとは一味ちがったフルーティーな風味です。
井手重夫の息子さんが営む山中農園などの佐賀県唐津市で、たった6戸の農家だけで限定生産されています。
価格は、 1箱 (450g以上)9~15粒で8,000円程度でした。
そのほか、
ピンクレディー
白雪姫
スノーホワイト
といった白イチゴの品種がぞくぞく出てきています。
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白いイチゴ狩りができる農園
白いイチゴ狩りっていうのもしてみたいですよね。
しかし、白いイチゴ狩りは、少し難しいところがあります。
それは、通常の赤くなるイチゴのように赤くなったのを選んで食べればいいというような食べごろの熟したイチゴがわかりにくいのです。
といったことで、イチゴの白いイチゴ狩りで食べごろイチゴを選ぶのは大変です。
栽培農家ですら、収穫時期は頭を悩ませるようです。
当たり外れも楽しむといいかもしれませんね。
白いちご狩りができる農園は増えてきたとはいえまだ限られています。
いくつかの農園をお伝えしますね。
■近藤いちご園
総面積2900坪もある敷地のビニールハウスでゆったりと!
住所:千葉県長生郡一宮町一宮9177-7
電話:0475-40-6115
駐車場:あり 普通車20台
営業時間:9時~なくなり次第終了
車のアクセス:九十九里有料道路 有料道路終点から車で約10分
電車でのアクセス:JR外房線 上総一ノ宮駅 下車 タクシーで約5分
■安田いちご園
土づくりにこだわった農薬の使用を極力減らしたほのぼの家族経営の農園です。
住所:千葉県君津市大井500
電話:0439-32-2131
駐車場:あり 30台
営業時間:9時30分~16時30分(但し季節、いちごの実の状況により変動あり)
車のアクセス:館山自動車道君津ICから3分
鴨川、房総スカイライン方面へ向かいトンネルを3つ超えた左側
電車でのアクセス:JR内房線君津駅南口からタクシーで約30分
JR内房線君津駅南口から「日東交通」小糸中島行き小糸中島バス停留所から徒歩約20分
■高田いちご園
住所:群馬県富岡市上高瀬1136
電話:090-2327-7522
駐車場:あり 普通車30台
営業時間:10時~15時頃(赤い苺なくなり次第終了)
火・水定休日
どのいちご園も白いイチゴだけではなく、多種あるいちごの一部になります。
ですので、各いちご園に予約やイチゴの状況等各種要件などを確認してからお出かけくださいね。
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