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【尽力を尽くす(つくす)】とは?ビジネスシーンで間違いやすい敬語の意味

      2016/06/24

     

「ご尽力いただき」という表現はビジネスシーンでもよくつかわれます。しかし、本当に正しく使い方を理解している人は少ないのではないのでしょうか。

そこで、「尽力」という言葉の意味や間違った使い方をしないために知っておきたいことをお伝えします。

 

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「尽力」とは?

「尽力(じんりょく)」とは漢字の通り「力を尽くす」といったことです。

「目標のために力を出し尽くす、努力する」という意味です。

また、「ご尽力」は「助ける」を敬語に変換する際に使われます。

「ご尽力」は、相手を敬っている言葉にあたるため失礼にはあたりません。

むしろ「努力」という言葉より「尽力」という敬語のほうが、

ビジネスシーンにはふさわしいといえます。

 

『尽力をつくす』といった使い方は間違いなのか?

「尽力」がという言葉が、「力を尽くす」といった意味だとすると「尽力つくす」となると「力を尽くす」を「尽くす(つくす)」といったことになり、同じような意味の言葉を二回続けているといったことになります。これは間違った使い方です。

「頭痛が痛い」「馬に乗馬する」と同じ重言表現ですね。

 

『尽力する』が正しい使い方です。

また、「ご尽力させて頂きます」は、自分でする行為に「ご」をつけることになるので、これも使えない表現です。

「今後も尽力を尽くしたい」といった言葉づかいもついやってしまいがちな間違った言葉遣いのひとつですが、これも「尽力したい」だけで十分できる限りのことをして極めるといった熱意が伝わる言葉として成立しています。
「尽力を~」「尽力に~」という言い回しというがいいということであれば、

「尽力を惜しまない」「尽力に努めたい」といった風にかえてみてもいいですね。

 

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尽力の使い方【例文】

相手には「ご尽力」自分には「尽力」を使う

 

相手に対して使う場合(相手の努力に対して感謝を表す)

・ご尽力いただきありがとうございます。 
・関係者のみなさまのご尽力に心から敬意を表します。

・ご尽力を頂き心から感謝申し上げます。
・ご尽力を賜り、感謝申し上げます。

・平素よりご尽力を賜り、感謝申し上げます。

・ご尽力の賜物と深く感謝いたします

 

 

■自分に対して使う場合

・誠心誠意尽力して参ります。 
・一同、尽力させていただく所存でございます。

 

・精一杯、尽力させていただきます。

 

 

 

■「このようなことに頑張ってきた人」や「力を注いでいること」を表現する時

・スポーツ振興に尽力

・首相 風評対策さらに尽力

・日本のTPP早期参加に尽力
「尽力を注ぐ」という言い回しをしているのも
よく見かけますが、現在は許容されているようですが、厳密には誤っている日本語ですね。

 

 

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「尽力」といった言葉は、うまく使えるとビジネスシーンにとても便利な言葉ですが、意味と使い方をしっかりと把握しておきたいですね。

「お忙しいところ恐縮です」って言葉も正しく使いたいですね。



「お忙しいところ恐縮です」は間違ってないのか?ビジネスメールでの敬語の使い方

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