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将棋のプロ棋士に女性は何故いないのか?女性棋士と女流棋士の違い

      2017/07/04

     

今、中学生プロ棋士藤井4段が29連勝をあげて歴代の連勝記録をつくったことでかなり将棋界が熱いことになっています。

今回、30連勝をとめた棋士もイケメンであるなど今まで以上に世間の注目をあびている将棋のプロ棋士ですが、女性のプロ棋士は何故いないのかの理由や女性棋士と女流棋士の違い等を調べてみたいと思います。


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将棋のプロ棋士になるには?

将棋のプロ棋士になるためには、将棋連盟の下の棋士養成機関である、

新進棋士奨励会「奨励会」に入り、そこで実力をつけ好成績をあげて四段になることで卒業となりプロ棋士となれます。

これが通常のプロ棋士への道です。

「奨励会」には、通常、小学校の高学年から中学生位から入ります。

「奨励会」に入るには、入会試験やプロ棋士の推薦と入会試験に合格することなどが必要となります。

入会時のは6級ではじまることが多いです。

そこから所定の成績をとり、1級、1段ごとに三段まであげていきます。

三段になると半年に1回ごとに行われる三段リーグに入り、所定の成績をあげることで四段になりプロ棋士になります。

プロの棋士にまで上がってこれるのは入会者全体の約15%ほどであるそうです。

その入会には男女の差はなく入会可能です。

プロ三段以下は「奨励会員」と呼ばれます。

そして、26歳までにプロ四段以上にならないと解雇されてしまいます。

将棋の世界は非常に厳しい世界ですね。

 

女性棋士と女流棋士の違い

■女性棋士と女流棋士

女性棋士と女流棋士の違いというのはわかりますか?

棋士というのは日本将棋連盟に属して将棋を指すことを職とする人のことをいいます。

いままで女性の棋士はいませんが、女流棋士はおられます。

女流棋士は、将棋を職業として、女流棋戦に参加する女性のことをいいます。

退会者は含みませんが引退者も含みます。

現在は約60名の女流棋士がいるそうです。

女流棋士には、

日本将棋連盟所属

日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属

無所属でフリー

の方がいます。

日本女子プロ将棋協会は2007年に日本将棋連盟から独立する形でできた組織です。

女性棋士と女流棋士の違いは将棋の女流棋士の制度は、女性だけに適用されるものとして棋士の制度から分離されてできたものであります。

ちなみに囲碁棋士には女性向けの制度が別に存在しているといった区別はありません。

以前は、女流棋士になるには、「育成会」に入りを卒業するといった形がとられていましたが2009年3月によりその役割は

「研修会」に移行されました。

■女性のみの将棋のシステム

女性にも将棋をといった趣旨で1984年に創られたのが「育成会でした。

当時、将棋界の男女の実力差は歴然たる状態だといわれていました。

女流棋士の一般棋士との対戦勝率は通常は2割程度、女流棋士のトップですら3割にとどかないのが現実だといわれています。

そういったことから、完全に実力制の男女が混合にしてしまうとほとんど女性棋士がいなくなるとの理由と女性にも将棋をといった普及をするための、女性のための将棋養成機関でした。

しかし女流棋士は、タイトル戦に出る人以外は対局料だけでなかなか食べていけるものではないのが現状です。

「育成会」では2級で女流棋士ということになっていました。

 

現在はまず、「研修会」に入ります。

「研修会」には30未満の女性が入会することができます。

 

そして、所定の成績を上げることで女流棋士3級になることができます。

女流棋士3級は2年以内に規定の成績を収めると女流棋士2級になります。

女流2級までがプロの正式な女流棋士になります。

もしくは、「奨励会」で二級以上になったのちに退会することで女流棋士になることができます。
プロ棋士になるためには、四段になるといったことから「棋士」とはことなるシステムです。

 


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女性プロ棋士が誕生しない理由

現在までに女流棋士はいても女性プロ棋士は誕生していないといいました。

プロ棋士になるための「奨励会」に入会した女性は何名か存在します。

しかし、四段にまで上がった女性がいないということです。

何故そのようなことになっているのでしょうか?

近代まで「将棋=男性」というイメージが根強かった為です。

ということでプロの将棋を目指すといった女性自体があまりいなかったからだと考えられます。

そもそも将棋をする女性の人数が少ないといったことです。

裾野の広さの違いですね。

あとは、男女の体力差があります。

将棋は頭脳のスポーツとはいえトップ棋士になればタイトル戦を年に何十局もこなさなければなりませし、

タイトル戦などは2日がかりのこともあります。

こういった体力が男性にくらべて女性がよわいといったことも理由の一つではないでしょうか。

 

 

ま と め

「ふたりっ子」と言うNHKの朝ドラで主人公が女性初のプロ四段になると言う設定がありましたが、実際にはまだ誕生していなかったのですね。
「奨励会」に在籍していた里見香奈女流3冠が、2013年21歳のときに女性としては初めて三段に昇段したと話題になっていましたがその後四段にとは現在なっておられません。
囲碁やチェスの世界にも男女差はあるいわれますが、その差は将棋ほど歴然とはしていません。

ユディット・ポルガーをはじめ女性のチェス選手が何人も最高位であるGM(グランドマスター)になっています。

この藤井氏ブームでAIの将棋を小さいころからする女子などがあらわれてくるとこの差も縮まり女性プロ棋士もどんどん誕生していくこともあるかもしれませんね。

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