花言葉

紫陽花(あじさい)の花言葉と意味を色別(青・ピンク・白・紫)に!

紫陽花(あじさい)の花は6月から7月にかけての梅雨のうっとおしい季節に、鮮やかな花を咲かせて、気分を晴れやかにしてくれるとっても人気のある花ですね。青色、ピンク色、白色、紫色と色々があり、一面に咲き誇る姿は圧巻です。そんな紫陽花(あじさい)の花言葉は、色によって別々にあるって知っていましたか?

紫陽花(あじさい)の花言葉を色別や国別に紹介していきますね。


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突然ですが、問題です。

Q.紫陽花(あじさい)花の色は同じ種類でもその場所によって色が違っていたりするのはなぜでしょうか?

1.その土地の水分量によって違う。

2.日の当たる量によって違う。

3.土の成分によって違う。

 

正解は紫陽花(あじさい)のことについてご説明していきながらお伝えしますね。

紫陽花(あじさい)の花言葉国によって違う?

紫陽花(あじさい)には、驚くほどたくさんの花言葉があるんです。

 

■西洋での紫陽花(あじさい)の花言葉

実はあじさいの花の色が”七変化”に変わっていくところから由来すると思いますが、マイナスイメージの花言葉の方が多くて有名なんです。
まず、こういった花言葉です。

「移り気」、「浮気」、「ほらふき」、「変節」

変わりゆくといった意味の言葉ですね。

これらは、紫陽花(あじさい)の花の色が咲き始めてからだんだん変化することに由来します。

クリーム色 みずいろ色~鮮やかな青色

そして、紫っぽい青色~ 赤がかかっている紫色

こんな感じですかね。

考えるとこんなお花めずらしいですものね。

 

あとは、「無情」、「冷淡」、「高慢」

ちょっと、タカピーな冷たい美しい女性を連想させる言葉が並びます。

これは、あじさいの花色青みがかった時の寒冷な印象からですね。

こんなふうにマイナスイメージというかネガティブに使われやすい言葉が目立ちます。

しかし、この多くは西洋の解釈の花言葉です。

 

■日本での紫陽花(あじさい)の花言葉

日本では、その反対のポジティブといっていいような言葉がならびます。

「仲良し」、「友情」、「家族団欒」、「平和」、「団結」

といったような言葉です。

 

これは、紫陽花(あじさい)の花が小さな粒のような花がよりそって、一つの大きな美しいお花を作り上げているところに、日本人は、相手を想い寄り添う気持ちというイメージを連想したのでしょう。

■フランスでの紫陽花(あじさい)の花言葉

フランスでの紫陽花(あじさい)花言葉は

「元気な女性」 です。

フランスでは、紫陽花(あじさい)の開花シーズンである6~7月頃はカラリとしてとても過ごしやすい、穏やかな季節なんです。

そして、紫陽花(あじさい)の花は赤やピンクが多いそうです。

赤やピンクなどの明るい色の花と気持ちの良い気候からこのような花言葉が生まれたといわれています。


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紫陽花(あじさい)の花言葉を色別に!

紫陽花(あじさい)の花のみどころは、様々に変化をする花の色ですね。そして花言葉その色別に違ってきます。

その花言葉を色別で順番に説明します。

■青色の紫陽花(あじさい)の花言葉

青色の紫陽花(あじさい)の花言葉は、

「忍耐強い愛」

由来は、青色というのは、心理学的に見ると忍耐強さなどにあふれる色とされていることからです。

また、昔から日本よく日本に自生していた青い紫陽花。

日本人の性質の「すごく真面目で勤勉である」といったことからも忍耐といった花言葉がついたと言われています。

忍耐強いということは、「耐え忍ぶ力がとても強い」という意味がありますので、結婚式にもお互いに困難な障害があっても一緒に耐えぬいていく決意を表すといった意味でいいお花だと思います。

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■ピンク(赤紫)色の紫陽花(あじさい)の花言葉

ピンク(赤紫)色の紫陽花(あじさい)の花言葉は、

「元気な女性」

先ほど言ったフランスからきた花言葉ですね。

フランスは紫陽花(あじさい)といえば、ピンク色に近い、赤色が中心です。

紫陽花(あじさい)の花は青色からピンク色になるだけでかなり活発的なイメージになりますね。

彼氏が彼女に対してや入院している友達にピンク色の紫陽花をプレゼントするのも「元気な女性」といった意味からとっても適していると思います。

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■白色の紫陽花(あじさい)の花言葉

白色の紫陽花(あじさい)の花言葉は、

「寛容」

寛容とは、全てを受け入れるといったイメージで他人の欠点などを厳しく追求しない、大きな広い心を持つ人ということですね。

白色と言うのは、心理学的に見ると「純粋」になります。

真っ白な紫陽花を見ていると、心が浄化され、癒やされて些細な事でも許せてしまいそうですよね。

この白色のあじさいもお花も結婚式にいいお花ですね。

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紫陽花(あじさい)は日本が原産国だった!

紫陽花(あじさい)の原産は、実は日本です。

そして日本古来のあじさいの花は、青い色をしていました。

今のように色とりどりの花が当たり前になったのは、美しいあじさいの花に魅せられた西洋人が、欧米に持ち帰かえって咲かせはじめたたことによります。

ここで質問の答えですが、

Q.紫陽花(あじさい)花の花は同じ種類でもその場所によって色が違っていたりするのはなぜでしょうか?

これの答えは、

3.土の成分によって違う。

でした。

紫陽花(あじさい)花の色は土の成分で変わっていきます。

酸性が強いと青みがかり、アルカリ性が強いと赤みががかってくるのです

「じゃあ白色は中性?」と思っててしまうかもしれませんが、

そもそも、色素を持っていない白色の紫陽花。

土壌の性質によって色が変わるということがないのです。

 

そういった紫陽花(あじさい)花の性質上、

土壌の異なるヨーロッパでは、あじさいは別の色の花を咲かせてしまったのです。

その後、さまざまな色の花を咲かせるためにあじさいにを品種改良して今のような姿になっていきました。

 

ま と め

紫陽花(あじさい)の花言葉と国別と、紫陽花(あじさい)の色別で調べてみました。

たくさんの花言葉がある紫陽花(あじさい)日本が原産ということに驚きました。

日本はもちろん多くの国で愛されているのだなと感じました。

そしてもうひとつの青色の紫陽花(あじさい)の花言葉

「辛抱強い愛情」といったものもうひとつの由来は、

1828年鎖国時代日本の長崎にきたドイツ人医師シーボルトが国外追放となった時(シーボルト事件)、紫陽花を祖国に持ち帰り「オタクサ」と命名。

この紫陽花の名前は、シーボルトが愛した楠本滝(くすもとたき)さんを想ってつけたものと言われています。

ここから「辛抱強い愛情」という花言葉が生まれました。

その頃の日本の紫陽花は日本古来の青色です。

紫陽花(あじさい)の花言葉は奥が深いですね。

これから紫陽花(あじさい)を見るときにこのストーリーを思い出してみてみるとまた違った紫陽花(あじさい)の顔がみえてくるかもしれません。

 

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