子供が入園、入学・進学をすると、春や年度末に保護者会・懇親会があります。
そんな時に子供のことを話したり自己紹介をしますが、
そんな時に何を言ったらいいのかわからない場合があります。
長々と話してはいけないだろうし、かといって一言で終わってしまうのも印象が良くありません。
では、どのような挨拶文・自己紹介文をすればいいのでしょうか。
保護者会・懇談会での挨拶の例文と好感をもたれるポイントを
幼稚園・小学校・中学・高校の場合の例文を交えてご紹介いたします。
また、好感を持たれる簡単なポイントもご紹介します。
これで苦手な自己紹介も緊張しないでできますよ!
春の保護者会・懇親会での挨拶文
まず、子供が幼稚園・学校に行っていると
4月、5月あたりに
保護者会・懇親会というものがあります。
入園・入学したての頃は、
子供同様、保護者も知らない方が多くいます。
そのため、春の保護者会では、
子供の紹介や自己紹介をします。
では、どのような挨拶文をすればいいのでしょうか。
まず、春の保護者会でいうはじめの言葉は
「はじめまして」です。
顔見知りの方もいるかもしれませんか、初めての方もいます。
そのため、
第一声は
「初めまして、〇〇の母です」というと、
好印象で、
子供とお母さんの顔が一致しやすくなります。
さらに挨拶文の締めくくりは
一年間同じクラスで過ごすので
「よろしくお願いします」
と言うことで締まる挨拶になります。
そんなことを踏まえて幼稚園、小学校、中学校の場合の挨拶文の例文をご紹介します。
■春の保護者会・懇談会の挨拶【幼稚園】
例文
・はじめまして、〇〇の母です。〇〇は人見知りなので
クラスに馴染めるか不安な所もありますが、
こちらの幼稚園 に通えるのを楽しみにしていました。
これから一年、よろしくお願いします。
例文
・はじめまして、〇〇の母です。
〇〇はブロック遊びや歌を歌うのが大好きで、時々やんちゃなこともしますが
明るい子です。
親子共々これから一年、よろしくお願いします。
■春の保護者会・懇談会の挨拶【小学校】
例文
・はじめまして、〇〇の母の〇子です。
初めての小学校ということで、親子共々緊張していますが、
勉強に友達作りに色々頑張って欲しいと思っています。
これからよろしくお願いいたします。
例文
・はじめまして、〇〇の母です。
いよいよ6年生ということなので、
最後の一年間を思いっきり楽しんでほしいと思っています。
これから一年間、よろしくお願いします。
■春の保護者会・懇談会の挨拶【中学校】
例文
・初めまして、〇〇の母です。
中学生活もあと一年ということで、
今年は最後の中学生活を楽しみつつ受験に励むことになりますが、
最後まで頑張ってほしいと思います。
また部活動もあと少しなので悔いのないようにやり遂げてほしいです。
去年に引き続き、いろいろな行事でお世話になることもあると思いますが、
よろしくお願いします。
高校の場合も同様です。
ただ、
挨拶文を言う時にNGなのは
自分の子供の自慢をしたり、
長々と話をすることです。
このような話になった時点で
面倒な保護者としてのレッテルが貼られてしまいます。
そのため、
春の挨拶文としては簡単な紹介文を明るく
言うだけで大丈夫です。
年度末の保護者会・懇親会での挨拶文
年度末に開催される保護者会・懇親会は
クラスのお別れ会でもあります。
進級してクラスが変わったり、
卒園・卒業を迎えることになります。
そのため、挨拶としては
「失礼します。〇〇の母です」
と言ってから、
一年を振り返って思い出に残ったことや
子供の成長を感じたことを述べて、
「ありがとうございました」と
来年度に向けての
「よろしくお願いします」を言うのが一般的です。
では、
幼稚園・小学校・中学校の挨拶文の例文をご紹介します。
■年度末の保護者会・懇談会の挨拶【幼稚園】
例文
・失礼します。〇〇の母です。
この一年間を振り返ってみると、
通いはじめは泣いてばかりいた子も、夏休み後には自分から鞄を用意したり、
幼稚園生活を楽しむようになりました。
運動会では頑張ってかけっこする姿を見て、
我が子の成長を感じました。
△△組の皆さん、ありがとうございました。
来年度は年中さんになりますが、
これからもよろしくお願いします。
例文
・失礼します。〇〇の母です。
最後の幼稚園生活となった一年でしたが、
さまざまな行事を通じて子供の成長を見ることができました。
特に音楽発表会では園児皆んなが頑張っているのが見て取れて感動しました。
一年間ありがとうございました。
そして春からは新一年生となりますが、
またクラスで一緒になる方もいると思います。
これからも引き続き、よろしくお願いします。
■年度末の保護者会・懇談会の挨拶【小学校】
例文
・失礼します。〇〇の母です。
入学してしばらくは登校や宿題でバタバタしましたが、
二学期からは自分でしっかり用意して行けるようになりました。
お友達もたくさんできて、本人はそれを一番喜んでいるようです。
この一年間、ありがとうございました。
来年度もよろしくお願いします。
■年度末の保護者会・懇談会の挨拶【中学校】
例文
・失礼します。〇〇の母です。
中学の3年間は部活に明け暮れていましたが、
練習試合や公式試合ではいろんな保護者の方に助けていただいたり、
ご声援をいただきありがとうございました。
本人もこの3年で成長し、自分で進路を決めて進学することとなりました。
3年間ありがとうございました。
同じ高校の方もいると思いますが、これからもよろしくお願いいたします。
高校も同様の挨拶文で大丈夫です。
くれぐれも大学の話や自慢話をするのはやめましょう。
ま と め
このように保護者会・懇親会での
挨拶はなるべく簡単に済ますことをおすすめします。
時間にすると30秒から1分くらいがベストです。
逆に長すぎたり、自慢話をすると印象が悪くなってしまうので気をつけましょう。
特に春の保護者会は一年、もしくは幼稚園や学校生活を始める大切な時期です。
周りの保護者に印象が悪くなると後々面倒になる可能性もあるので、
なるべく好印象になるように工夫しましょう。