木村拓哉さんは連日のように自身主演の4月29日公開の映画「無限の住人」のPRとして各局の番組でのインタビューを受けていますね。
そして、本日の読売テレビの朝の情報番組でのインタビューで語った
「やめようと思ったこともあった・・・。」といった内容がとても衝撃的でありました。
その「すまたん」でのインタビューの木村拓哉さんのことばを伝えたいと思います。
万次は刀傷、自分は「言葉の傷」
4月27日(木)の朝の「すまたん」エンタメす・またん!と朝コレカルチャーで語られたインタビューの問答はこのようなものでした。
虎谷アナのギブスをはめた足に
「大丈夫ですか?」
と優しい気配りを見せる木村拓哉さん。
ヒロインの杉咲花さんとの仲もいいようで
撮影が終わったあともよくご飯につれていってもらうといったエピソードの話ではじまった。
その後に語られた木村拓哉さんの言葉が衝撃でした。
「無限の住人」は、第70回カンヌ国際映画祭にも特別作品に選出された映画で
監督は三池崇史監督、海外からの評価も高い作品です。
沙村広明の漫画を三池崇史監督が実写映画化したもので、
木村拓哉さんふんする
万次は不死身体をもつ剣士です。
万次の壮絶な生き様をうけて
虎谷アナが
「似ているところはどこですか?」
といった質問をなげかけます。
そこで木村拓哉さんの答えは、
「やられてもいろんなやられ方があると思うのですけれど・・・。
キャラクターの「万次」の場合は刀傷だと思うのですけれど
自分の場合はいろんな
言葉の傷だったりとか
ということがたくさんあるとは・・・。」
「実際あるんですけれども・・・。
それでも立ち続けたいなっていう
そういうところはカブるかなと思います。」
と答えた。
万次は刀で傷ついたが、僕は言葉で傷つく。
だけどその中でも決して逃げないところが、万次と重なる部分いう
木村拓哉さん。
その言葉を聞くとやはりSMAPの解散騒動のときに
一人裏切り者と言われた
さまざまなことが思い浮かびます。
一人じゃない・・・
「うける傷というのは、これだけ長い間ずっとトップを走ってこられて
立ち続けるモチベーションをどうやって自分を保ってこられましたか?」
との質問には、
「やっぱり待っていてくれる人たちが確実にいるっていうその存在感と現場に行けばぜったいに一人人じゃない。」
「確実にそこには一緒に作業してくれる
一緒に前を見てくれる人たちがいる
頭でっかちになって一人で考えるよりかは
そういう人たちとの共存ということができることによって
ずっとやってこれたんじゃないかな。」
と答えた。
仕事を辞めてしまいたいと思ったこともある
更に突っ込んだ質問として
「もう正直言ってこの仕事辞めてしまいたいたって思ったことはありますか?」
を受けて木村さんは、すぐに
「ありますよ
ありますけど
やっぱりそれってね
逃げることは簡単ですけれど
そこがなんか自分の中で認めたくない部分で
やってみてできないのはありだと思う
やりもしないのにできないっていうのは
自分の中で
なしかなっておもっているので
そういう感覚できてますずっと・・・。」
ととつとつとそしてしっかり自分の中の気持ちをことばを選んでしゃべっていた。
ま と め
足を怪我してる虎谷アナに最後の挨拶でも
「立たなくていいから。」
って言う気遣いを見せた木村拓哉さん
そうしたふるまいをどんな現場でもつづけてきたんだろうなと思う映像でしたね。
短いインタビューでしたが、木村拓哉さんが心の中に秘めている思いを少し垣間見えたような気がします。
言葉の傷にたえて立ち続けていくというのはとても大変なことだと思います。
一つのことがらにも様々な面があって一方的な正義とか悪だとかいえないですよね。
最近、映画のこともあって木村拓哉さんがさまざまなところでいろんなことを聞かれて答える機会が多いです。
真相は、さまざまな側面があって一概にはいえないのでしょうが、ファンに対して申し訳ないなと思う気持ちはすごく伝わってきますね。
この画映画「無限の住人」もたのしみです。