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京都御所の見学通年公開は申込不要!料金・アクセスや周辺駐車場情報

京都御所の参観は、これまで春秋の特別公開と、事前の予約が必要な一般公開でのみ見学できることになっていました。しかし、2016年7月26日から、「京都御所」を申込手続不要の通年公開と宮内庁から発表された。

参観希望者の利便性を高めるために、一年を通して申込不要での公開に再編されたのだ。

その申込不要で通年で見学できるようになった京都御所のみどころとアクセスや周辺駐車場情報などをお伝えします。


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京都御所について

ご存知、京都御所は南北朝の時代の14世紀から明治2年(1869年)の500年以上に渡って、歴代の天皇が住まわれ、儀式・公務を執り行ったた場所です。

明治2年に東京に向けて天皇が行幸してからは、荒廃をしていったこともあります。

しかし、それを見かねた明治天皇が、明治10年に宮内省に旧観を維持するように指示を出されます。

それによって美しい風景が保つことができました。

平安の頃に始まった寝殿造りから、室町の武家造りへ移行する様が、見て取れる建築物として貴重なものです。

現在のものは安政2年(1855年)の造営です。

ちなみに京都御苑と京都御所とがありますが、どう違うのかわかりますか?
 
「御所」というのは築地塀内の旧皇居のことを指します。
 
その外側、つまりそれ以外の公園部分を、「御苑」と呼んで区別しているんですね。
 

京都御苑の敷地東西・約700メートル、南北・約1300メートルに及びます。

その京都御苑の北西寄り、築地塀で囲まれた区域京都御所です。

京都御所の敷地は東西約250メートル、南北約450メートルの南北に長い長方形で、そこにはかつての内裏に属していた多くの建物と庭園が残っています。

京都御苑の面積は約92ヘクタールです。

そのうち京都御所は約11ヘクタールに及びます。

京都御苑で東京ドームが(4.7ヘクタール)のおよそ19個分。

京都御所でおよそ2.3個分です。

非常に大きな敷地になります。

御苑内には200以上もの公家屋敷が建てられていたみたいです。

現在、京都御所は、宮内庁京都事務所が管理しています。

御苑の所轄は環境省です。

 

京都御所の見どころ

京都御所は、天皇の即位式が行われた紫宸殿を始めとし、、歴代天皇の居住スペースだった清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができ、また大きな池に見事な欅(けやき)橋が架かる回遊四季庭園の御池庭などもみどころです。

■紫宸殿(ししんでん)

即位式などの重要な儀式を執り行う最も格式の高い正殿です。

入母屋桧皮葺の高床式宮殿建築になります。

中央に天皇の御座「高御座(たかみくら)」、その東に皇后の御座「御帳台(みちょうだい)」が置かれています。

現在の高御座と御帳台は、大正4年(1915年)の大正天皇の即位礼に際し、古制に則って造られたものです。

今上陛下の即位礼の際には、東京の宮殿に運ばれて使用されました。

建物中央の階段脇には東に「左近(さこん)の桜」、西に「右近(うこん)の橘」があり、前面には白砂の南庭(だんてい)が広がっています。

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http://www.kunaicho.go.jp/

■清涼殿(せいりょうでん)

入母屋桧皮葺の寝殿造りの建物です。

平安時代に天皇のご生活の場であったときの様式を復元して建てられています。

中央には、天皇がご休息に使われた御帳台が置かれています。

その手前の厚い畳が「昼御座(ひのおまし)」と呼ばれ、天皇が昼間お使いになった御座所です。

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http://www.kunaicho.go.jp/

■小御所(こごしょ)

寝殿造りと書院造りの両方の様式が混合した建物です。

諸種の儀式が行われ、将軍・大名など武家との対面にも使用されました。

また、慶応3年(1867年)12月9日の王政復古の大号令が発せられた日の夜、「小御所会議」がここで行われました。

昭和29年(1954年)に焼失していますが、昭和33年(1958年)に復元されました。

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http://www.kunaicho.go.jp/

■御学問所(おがくもんじょ)

入母屋桧皮葺の書院造りの建物です。

和歌の会など学芸に関する行事のほか、

臣下との対面にも用いられました。

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http://www.kunaicho.go.jp/

■御常御殿(おつねごてん)

入母屋桧皮葺の書院造りで、京都御所の中で最も大きな建物です。

天皇が日常のお住まいとして使用された御殿です。

16世紀以降、清涼殿から独立して建てられるようになりました。

 

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http://www.kunaicho.go.jp/


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京都御所の通年公開見学日・時間と料金

■公開日

京都御所の通年公開は平成28年7月26日(火)開始されました。

公開日は日祝を含む通年です。
※休みは月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月28日から1月4日)です。

また、皇室の御使用,や国公賓の接遇等の行事等の実施のためや運営上の都合により支障のある日は休みとされます。
その場合には宮内庁ホームページで速やかに周知されます。

■公開時間

9:00~17:00(入場は16:20まで)
ただし、秋冬期間は日没時刻を考慮して閉門時間を繰上げされます。
※具体的には、

9月及び3月 9:00~15:50(最終退出 16:30まで)

10月~2月 9:00~15:20(最終退出 16:00まで)

4月~8月  9:00~16:20(最終退出 17:00まで)

です。

■料金

料金は無料です。

ご希望の方には日本語及び英語でのガイドツアーもありますが、こちらも無料です。

 

京都御所の通年公開場所と入場方法

■入場門

清所門(せいしょもん)になります。

 

■入場方法

事前申込みや手続は不要です。

基本どなたでも自由に入場が可能です。

入場時に手荷物検査を行われます。

 

■所要時間

35分~60分くらいです。

 

※職員による日本語及び、

英語及び中国語の案内もされているようです。

開始時間は、

日本語

9:30、10:30、13:30、14:30

英 語

10:00、14:00

中国語

10:00、14:00

です。

ご希望の方は、開始時間までに参観者休所に行くだけでOKです。

事前の申し込み不要ですし、料金も無料ですが、混雑時には変更があるようです。

※団体の方は事前に別途お問い合せ下さい。

所要時間は約50分です。

 

 

京都御所の見学の注意事項

① ペットの同伴はできません。

またスーツケース等の大型の荷物・危険物の持ち込みだめです。
⓶ロープ内の通行を遵守、施設の保全管理上のため職員の指示に従ってください。
③喫煙、飲食、スケッチ、拡声器の使用、プラカード・横断幕の掲示、ドローンの持ち込みと
撮影、他の来場者に迷惑のかかる行為は禁止です。
写真撮影は可能ですが、業務用大型カメラ及び三脚・脚立の使用はできません。

問い合わせ先
宮内庁京都事務所参観係

電話番号:075-211-1215(受付時間 8:30-17:15)

 

京都御所アクセス方法

京都御所のアクセス方法です。

住所は 京都府京都市上京区京都御苑3です。

電車利用の場合

■地下鉄烏丸線

今出川駅6番出口より徒歩5分

■京阪電車 京阪本線

出町柳駅より徒歩20分

市バス利用の場合

■市バス

「烏丸今出川」バス停から徒歩5分


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京都御所周辺駐車場

京都御所には 駐車場・駐輪場はありません。
基本は公共交通機関をご利用ください。
 
ですが、どうしても利用しなくてはいけない人に駐車場もあげておきます。

御苑東側の清和院御門と、西側の中立売御門の2箇所に駐車場があります。

■清和院駐車場

京都府京都市上京区京都御苑

乗用車 80台

利用時間 8:40~20:00(20:00以降閉鎖)
 
 
■中立売駐車場
京都府京都市上京区京都御苑

バス20台、乗用車250台

利用時間  7:40~19:30(出場は24時間可)

 

 

ま と め

京都御所の通年公開の変更点について事前申込が不要になった点などのお知らせを中心に京都御所のみどころ見学の注意事項、周辺駐車場などをお知らせしました。
従前より春秋の一般公開及び事前申込手続きによる通年参観を実施されていましたが、京都御所参観希望者の利便性をより高めることを目的に土日曜・祝日を含め一年を通して申込手続不要の公開がされることとなりました。
朝9時から夕方5時までの間、誰でも自由に京都御所を見学することができるようになったってことです。
月曜日は休みですのですので気をつけてくださいね。
これまでよりも見学することが容易になってうれしいかぎりです。
京都を訪れた際は是非に京都御所に足を向けてくださいね。
 

京都迎賓館も今年から一般公開されています。

 

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