現東京都知事の舛添要一氏が政治資金流用疑惑が噴出している問題。
今年4月から週刊文春により、3億5000万円に上る海外出張費や公用車での49回にわたる湯河原の別荘への訪問など公私混同が報道されたことを皮切りに正月の家族旅行の宿泊費を会議と称して政治資金で支払っていた件。そして私的な食事代を経費で落としたり、インターネットオークションで購入した美術品に政治資金を使ったなどの新たな疑惑が次々に出てきている。こういった問題についてあくせく弁明している間も生じている都知事への支払い、月収やいわゆるボーナス、そしていったい年収はいくらになるのか?そして舛添要一都知事が辞任をしたとして都知事選挙費用としてにまたいくらかかるのか?気になるお金のことについて調査します。
舛添要一氏都知事の思惑
東京都の舛添要一知事は5月17日、政治資金を私的な家族旅行に使用するなどしていた問題について改めて謝罪し、20日の定例記者会見で事実関係を再び説明する意向を示していた。
そうして行われた5月20日の定例記者会見の臨んだ舛添要一都知事だが、終始歯切れの悪いものだった。
冒頭、「政治資金を関しましてさまざまなご指摘を受けたくさんのご心配とご迷惑をおかけしていることを深くお詫びしたいと思います」と深々と頭を下げが、結局
「第三者からの公正な目に任せたいと思っております。」と
「厳しい第三者の目」といった意味の言葉を繰り返し、質問をはぐらかし続けた。
このように舛添要一都知事はどんな記者の質問にも「第三者の目で厳しく調査していただく」と“逃げ口上”を連発のひどいものままおわった。
2時間半の無駄な時間がかなりむなしく感じられる。
今後については、「政治資金に精通した弁護士に調査を依頼した。」とし、6月1日に開会する東京都議会を念頭に、調査を急ぐ考えを示しているが、それまではのらりくらりと都知事に居座り続けるということが決まったようなものだ。
6月1日までいるということは、今年の夏のボーナス支給がされるということである。
公務員のボーナス基準日は6月1日のため、その日に在籍していれば支給されるからです。
まさかボーナス狙いなんてことはない!?ってなりますよね。
これでは、舛添氏の事だから、夏のボーナスまで粘る気だと思われてもしかたがない。
数え切れない政治とカネの問題で疑惑の渦中にある東京都の舛添要一都知事なのですが、この定例会見でも改めて辞任を否定しています。
今の状態でさらに舛添要一氏にお金が入ってくるといったシステム都民の不満が出てくるのも道理である。
都民の不満は高まるばかりです。
この日の会見では“素の部分”も見え隠れ。序盤こそ低姿勢で応じていた舛添氏だったが、記者の質問をさえぎって「はい、次」と言ったり、 後半はイラ立ちを隠せない。
女性記者に「とんちんかんな回答」言われようとも
「第三者の・・・。」と最後まで押し通した。
来月1日まで居座れば、その後辞めても満額支給されるというのであれば、この騒動で問題になっている“せ」都知事” 舛添要一氏の今月中の辞任などはあり得るハズがないですよね。
尾木ママもブログで舛添都知事の給料とボーナスを停止するよう求めているが、そんなことをするといったことは舛添要一氏は考えられないのではないでしょうか。
舛添要一の通っていた世田谷のイタリア料理店のことについてはこちら
舛添要一イタリア料理店名と家族旅行先のホテル!せこい金銭感覚
舛添要一氏の夏のボーナスと月収・年収
舛添要一氏に関してはいろいろ気になるところもありすぎますが、今回は、10日後には支払われる都知事としての夏のボーナスと今回の騒動の中でも支払い続けられている月収や年収に関して調査します。
都知事としての年収・月収に関することは公表はされていませんでした。
2014年に東京都知事になっている舛添要一氏ですが、
「給与.com」(http://kyuuryou.com/)
では、
東京都知事の給与に関して
2014年平均給料月額 1,478,000円
2015年平均給料月額 1,455,000円
となっている。
また、2015年度には、
夏のボーナスとしては、374万9,898円といった具体的な数字も出てきています。
冬のボーナスについても411万8741円になるのだとか。
年収は
2500万円くらい
といったことになりますね。
今回もあと10日後くらいには、380万円程度の額が 舛添要一氏のボーナスとして支払うことが確定することになります。
とても大きな額だと思います。
ほんとうに東京都知事としての責務を果たしていてもらったとしたのだとしたらそれでいいとしても今回の騒動のために自分の言い逃れのために時間と頭をつかっている人の為に支払われるのは納得いかないですね。
舛添要一氏辞任後の選挙費用は?
舛添要一氏は2014年2月に都知事になっているので任期4年をまっとうすると2018年までになります。
今の時点では、舛添要一氏が辞任を考えているとは思いませんが、このまま、のらりくらりとした説明では都民も納得しないでしょう。
さらなる疑惑も出てくるとも考えられます。
そして、先述したように夏のボーナスの支給が決定後にの辞任といったことも考えられます。
その時の選挙費用はいくらになるのか?また、お金の面からですが、考えてみたいと思います。
東京都選管によると、猪瀬直樹前知事の途中辞職に伴う2014年2月の都知事選費用は「46億円強」で、舛添氏が途中辞職した場合も同等経費となる見込みです。
任期満了に伴う都知事選となった11年4月(石原慎太郎氏4選)は「42億円強」でした。
途中辞職の場合、法的に50日以内に選挙実施することが定められているため任期満了時は事前準備できるが、途中辞職の場合は期間が短く、印刷物の特急費用など多くの経費が割高になることからなのだそうだ。
選挙費用というのは、かなりの高額がかかるものなのですね。
また舛添氏が早期辞職した場合は、次期知事の任期は4年なことから、その次の都知事選は20年7月開幕の東京五輪と時期が重複する可能性でてきます。
ま と め
今回は、舛添要一都知事にかかるお金の面に関して調べてみました。
5月20日の会見での政治資金規制法に詳しい方に調べてもらってといったことをうけて「舛添さんは政治資金に詳しくないのですか」といった質問に舛添さんは「詳しいですよ。政治家ですから」と言っていたのがかなり印象的でした。
詳しいからこそ捕まらない範囲ギリギリの線で公金を使うことが当たり前になっているのだ言っているようにしか聞こえません。
会見でも舛添要一都知事の都知事としてといったことより単に罪に問われないようにいらないことを言わないようにといったことに対してのみ頭を働かせ、「厳しい第三者の目」といったことをところ構わず使い続けたのであろう。
子どもの散髪代金2000円や家族の回転寿司代金に領収書をもらっていた舛添要一都知事のせこさ。
その舛添要一都知事の知事の給与やボーナスが税金で支払われていることにやるせない気持ちにみんななるのは当たり前です。
舛添要一都知事は、「政治資金をなんだと定義していたのであろうか?」思わざるえません。
選挙に出るのに対してお金がかかるとか、都知事としての仕事のたいへんさといったものは別問題である。
だから経費として家庭のことからなんでも処理していいといった道理にはならないのではないでしょうか。
再度、都知事選挙になったら46億円の税金がかかるといったことや都の行政が滞るといったこともいわれるますが、こういった“せこい”といったイメージがついた都知事になにができるのでしょうか。
近いうちに都知事を選ぶことになったら、どういった人がいいのか有権者がもっと気合いを入れてかんがえていかないといけないのですね。