病気の知識

夏風邪の原因ウイルスとは?症状と治し方と幼児・子供には怖い合併症

夏風邪の原因となる夏風邪ウイルスとはどのようなウイルスなのでしょうか?

気になる夏風邪の症状や原因と治し方をお伝えします。

夏風邪からの合併症は体力の弱い幼児や子供がかかると死に至るほどの怖いものですのでしっかりと対策をするために夏風邪について考えていきましょう。


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夏風邪の原因と症状

■夏風邪ウイルスとは?

風邪というのは8割ほどはウイルス感染が原因です。

風邪のウイルスのは200種類以上あります、その多くが寒くて乾燥ししていることを好むウイルスですので、風邪は冬にひきやすいといったイメージがあるのです。

ただ、多くの風邪の原因ウイルスの種類の中にもジメっとして温かい、高温多湿の夏の環境を好むウイルスも存在します。

これらのウイルスが夏風邪を引き起こす原因となっているウイルス菌の正体なのです!

そもそも夏風邪と通常の風邪の違いはその原因となっているウイルスが違うといったことだったのですね。

その夏風邪ウイルスも一種類ではないので次に夏風邪ウイルスの種類と症状をあげていきます。

■夏風邪ウイルスの種類別症状

アデノウイルスの症状

夏風邪の原因となるウイルスのなかでも有名なウイルスです。

アデノの意味は「扁桃腺」や「リンパ腺」です。

このウイルスの特徴は、呼吸器と腸で繁殖するウイルスであるといったことになります。

アデノウイルスによる夏風邪の症状

アデノウイルスは、名前にあるように扁桃腺やリンパ腺関係への影響がでます。

症状は

「のど痛み」

「発熱」

ときどき「激しい咳」を引き起こすウイルスです。

アデノウイルスは主に子ども感染しやすいウイルスです。

しかしときには大人にも感染します。

その場合は、扁桃炎や肺炎など、症状が重くなるといったこともあります。

 

■プール熱(咽頭結膜炎)と夏風邪

アデノウイルスの感染ルートは、

子どもなどはプールで感染する場合が多いです。

このことから、このアデノウイルスによる

症状を「プール熱(咽頭結膜炎)」と呼ぶこともあります。

プール以外の感染ルートは、飛沫感染や接触などでも感染します。

 

 

 

エンテロウイルスの症状

エンテロの意味は、「腸」です。

エンテロウイルスは、のどで感染した後に腸内で繁殖するウイルスです。

エンテロウイルスによる夏風邪の症状

症状は、胃腸の不調などになりますので、

「下痢」

「嘔吐」

などです。

また、エンテロウイルスは、発疹が現れる「手足口病」

などの原因にもなります。

「手足口病」は子どもだけの病気といわれてきましたが、最近は子どもからの感染で大人もかかることがあるそうですので、子供さんがかかったときはご家族も気をつけるようにしましょう。


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コクサッキーウイルス

コクサッキーウイルスはエンテロウイルスの仲間です。

コクサッキーウイルスによる夏風邪の症状

コクサッキーウイルスの症状は

のどの炎症

突然の高熱

です。

また、

口の中にポツポツと水疱ができたり、

のどが真っ赤に腫れるような強い炎症を引き起こす

「ヘルパンギーナ」の原因菌ともされています。

 

このような種類の夏の気候を好む夏風邪ウイルスですが、

夏風邪の原因となるウイルスはお腹の中で繁殖することが多いです。

ですので、体外に排出されるまで時間がかかります。

そのため、夏風邪の症状は

「お腹にくるといった」

「症状が長引く」

といったことが多いのです。

また、「コクサッキーウイルスはヘルパンギーナの原因になる」

といったように複数の病気の原因としてまたがっているというのも、

夏風邪ウイルスの特徴的なところです。

 

夏風邪の治し方

■夏風邪は何故長引くの?

先程、夏風邪の原因となるウイルスは、そのほとんどがお腹の中で増殖するため、体外に排出されるまで時間がかかることなどがら長引くことが多いといいました。

そして、夏風邪のウイルスに対する有効な治療薬がないことも夏風邪が治りにくい原因です。

夏風邪は抗生物質が効かないのです。

 

■夏風邪を長引かせずに治す方法

抗生物質がきかないために

夏風邪にかかってしまうと特効薬はありません。

でも少しでも早く治すための方法をいくつか挙げておきます。

下痢の症状は止めない

夏風邪の症状で下痢の症状が出ているときもあるのですが、下痢の症状は無理やり止めないでおきましょう。

夏風邪による下痢は、原因となるウイルスや細菌を体外に排出しようとして起ります。

そのとき薬で無理に止めると回復が遅れてしまいます。

どうしても我慢できないとき以外は下痢止めなどの使用はしないでおきましょう。

 

消化の良いものを食べる

そもそも夏風邪にかかるのは、夏は暑さや食欲不振などから体力や免疫力が落ちたときにかかるといったことです。

風邪の症状を改善させるには緩和させる対処療法を行うしかありません。

少しずつ免疫力をつけて自然に治るのを待つしかないのです。

でもかかってしまうと「のどが腫れて痛い」「高熱で苦しい」「お腹の調子が悪い」という症状の状態になっていますよね。

そこで体力をつけるために栄養のあるものを食べろといいってもなかなkのどにとおりませんし、お腹もいたくなるばかりです。

ですのでできるだけ消化のよいものを胃に負担をかけずに体に入れていくようにしましょう。

果物や野菜などをミキサーにかけて食べる。

おかゆさんを食べる。

といったように喉やお腹に負担のかけないようにして体力を回復させていきましょう。

 

水分補給をたっぷりと!

夏風邪は、脱水症状を避けるために、水分補給もしっかり行うことがなにより必要です。

ですが、体が熱いからと言って氷入りやキンキンに冷えた飲み物はさけましょう。

常温のミネラルウォーター

や

スポーツドリンク、

経口補水液

を手元に置いてこまめに飲んでいきましょう。

食事や水分補給が困難なほど症状がひどい場合は、点滴による治療をしてもらうことも必要になります。

 

総合感冒薬や解熱鎮痛剤を使う

夏風邪の症状は高熱が出る場合や咳が止まらなくなるといったきつい症状もあります。

その場合は、総合感冒薬や解熱鎮痛剤などを服用するのも方法の一つです。

体力を温存するためにもつらい症状を一刻も早く和らげることが必要です。

お医者様に相談してそういったものを処方してもらいましょう。


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幼児・子供が夏風邪にかかると怖い理由

夏風邪にはこのような合併症の症状があるといわれます。

Reye症候群

急性脳症

急性小脳失調症

髄膜炎

脊髄炎

ギラン・バレー症候群

心筋炎

心外膜炎

うっ血性心不全

肺炎

筋炎

肝炎

筋症

etc・・・。

これらのように様々な合併症がおこります。

これらはウイルスに感染することによって体の中で免疫反応がおこりそれが過剰に反応することによっておこったりするようです。

一般的には、1週間程で自然に軽快する夏風邪も時には、このような重い合併症を引き起こし、体力の弱い子供や幼児などがかかると死に至ることもある怖いものです。

夏風邪の症状があってあまり長引くようであったり、症状がひどくなるようであれば一回の診療だけでなく、できるだけ大きな病院での再検査も検討するようにしましょう。

 

ま と め

夏風邪の原因ウイルスとはと夏風邪の各症状と夏風邪になった時の治し方と幼児・子供がかかると死に至ることもある怖い合併症についてお伝えしました。

夏かぜは、アデノウイルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどが原因の、ウイルス性の急性感染症です。

しかも抗生物質は無効なので特効薬がありません。

鼻水や咳などの、いわゆるかぜの症状以外にも、嘔吐下痢症・咽頭結膜熱などを生じます。

また、ヘルパンギーナになったり、手足口病にもなります。

そして、怖い合併症になってしますと急性で死に至ったりするものです。

とにかく、予防には、夏は体力を落とさないこと、衛生に気を付けることを心がけることが大切になりますね。