いよいよ平昌オリンピックが始まりました。
フィギュアスケートにも羽生結弦が復活してくるということでメダルの連覇にも期待がかかります。
また、今回、日本勢がどんな種目でメダルを取得するのか気になるところですが、
今回はそのメダルについて調べてみました。
メダルは毎回デザインが異なりますが、
今回はどのようなデザインなのでしょうか。
また、総メダル数は一体どれくらいになるのでしょうか。
金メダルの価格も気になるところですが、材質・素材の割合や重さから値段を検証してみましたよ!
オリンピックのメダルデザインに決まりはあるの?
まず、メダルのデザインについて見ていきましょう。
毎回、オリンピックで授与されるメダルですが、
実は毎回デザインが異なります。
開催国の特色を表すようなデザインになっていますが、
どんな形でもいいというわけではありません。
実はメダルの大きさや重さは
「オリンピック憲章」によって決められています。
まず、
大きさについては
「少なくとも直径60mm、厚さ3mmでなければいけない」
と決められています。
つまり、
メダルはどれも6cm以上の大きさになります。
そして
材質についても決められています。
「1位および2位のメダルは銀製で、
少なくとも純度1000分の925であるものでなければならない」、
「また、1位のメダルは少なくとも
6グラムの純金の金張り(またはメッキ)を施されていなければならない」
と決められています。
このことから
金メダルは当時の金6g以上の価格になるということです。
では、今回の平昌オリンピックのメダルはどんなメダルなんでしょうか。
平昌オリンピックのメダルデザインや総メダル数は?
■平昌オリンピックのメダルデザイン!
平昌オリンピックのメダルは
表には五輪マークが、
裏には平昌オリンピックのロゴマークが入っており、
前面に帯状の線が入っています。
出典:http://gogotsu.com/
実はこれは
メダルの側面の模様が続いている形になっています。
メダル側面には「2018年平昌五輪」を韓国語であるハン
グル文字にした際の子音部分
が記されています。
その
ハングル文字の伸びた線が表面の帯状の模様となっているのです。
全体的に
立体的な凝ったデザインです。
出典:http://gogotsu.com/
大きさは
直径92.5mm、
厚みは場所によって異なりますが、
一番厚いところで9.42mm、
一番薄いところで4.4mmです。
そして
重さは
金が586g、
銀が580g、
銅が493gです。
約600gを首から下げるとなるとやはり重いでしょうね。
しかし、今まで努力してきた重みと考えると適度な重量感なのかもしれません。
そしてメダルは本体だけでなく、
帯や入れ物も良く考えられたデザインになっています。
まず、メダルについている帯は
表は青で
裏はピンク
になっています。
こちらは
韓国の伝統衣装の素材を用いています。
そして入れ物は
伝統家屋をモチーフにした木製の丸いケースとなっています。
このように
平昌オリンピックのメダルは
韓国の伝統を凝縮したようなデザインです。
■平昌オリンピックの総メダル数は?
では総メダル数は幾つになるのかというと
今回の平昌オリンピックは
7競技102種目です。
そしてそれぞれ
金メダル、銀銀メダル、銅メダルがあり、団体競技のメダルもあります。
ソチ五輪の時には
98種目でメダル総数は295個だったので、
種目数が増えた分、
メダルも増えて
おそらく307個程と考えられます。
その中で日本勢がどれほどのメダルを獲得するのか気になります。
平昌オリンピックの金メダルの価格は?
では、ここで金メダルが実際にいくらぐらいなのかというのを調べてみましょう。
まず、金メダルは銀メダルと同様に銀製です。
そして今回の金メダルと銀メダルの重量差は6gということですが、
これが金メダルに使った金の重量なのでしょう。
規定の最上重量の6gを使ったということですね。
そして銀製といっても純銀ではないと考えられます。
規定の通りに作るとなると、
銀メダルの場合は
93%が銀、
残り7%が銅です。
となると素材にシルバー925を使っているかもしれません。
そして
金メダルはここに6gの金が加わることになります。
そのようなことから
メダルの値段金額を検証してみましょう。
金の価格については
2018年2月時点の金額を利用しました。
金 の価格は、1g が4,931円 ですので 6g で29,586円
約29,600円
シルバー925 の価格は、 1g が50円、 580g で29,000円
つまり平昌オリンピックの金メダルの
素材や重量からの価格で考えると、
金メダルの価格は
58,600円ということになります。
これはあくまで予想なので正確な金額ではありませんが、
このようにメダルの値段を考えてみました。
ま と め
今、盛り上がりを見せている平昌オリンピックですが、
選手は誰もがメダルを獲得するために頑張っています。
しかし、そのメダル自体も開催国の想いを込めたデザインとなっているようです。
また、金メダルは一位にならないともらえませんが、
材質・素材の価値だけの
金額を考えてみると純金ではないのでそんなに高いもの
というわけではないんですね。
しかし、金メダルには今までの選手の努力や想いが詰まっており、
価格以上の価値があります。日本勢の活躍もこれから
ですが、一体いくつのメダルが獲得できるのか楽しみです。