仙洞御所は、江戸時代初期に皇位を退かれた後水尾上皇の御所として建てられたものです。女院御所も同時に建てられたようですが、建物は現在は焼失して残っていませんが、小堀遠州が作庭したみごとな庭園があります。
今回は、修学院離宮の参観見学申し込み方法とアクセス、駐車場などみどころも一緒にお伝えします。
仙洞御所(せんとうごしょ)について
仙洞御所とは、退位した天皇(上皇・法皇)の御所のことをいいます。仙洞とは本来仙人の住む処という意味のことばです。そこから転じて退位した天皇(上皇・法皇)の御所をいうようになりました。
現在、仙洞御所というと京都御苑内にある京都御所の南東の仙洞御所のことをいいます。
これは1627年(寛永4年)に後水尾上皇のために造営されたものになります。正式名称は桜町殿といいます。
同時に女院御所も建てられていました。
東部には広い池を中心に庭園が広がっています。
小堀遠州による築庭です。
古図によれと仙洞御所、女院御所とも石積みの直線的な岸辺を有する斬新な感覚の広大な池を持っていたようです。
しかし、のちに後水尾上皇の意向により大きく改造はされています。
その改修拡張等により、遠州当時の遺構は南池東岸の一部にわずかに認められるのみになりました。
1746年頃北池と南池が堀割でつながれました。
仙洞御所の建物は、1854年の大火で京都御所と共に焼失しています。
その時上皇も女院もおられなかったことから火災後再建されませんでした。
そのため、現在では庭園のみが残っているのみで仙洞御所には、醒花亭、又新亭の二つの茶室以外に建物はありません。
仙洞御所の見どころ
仙洞御所は、回遊式庭園となっています。
北池と南池をめぐりながら四季の変化を楽しむことのできる仙洞御所の庭園は、この2つの大きな池が中心になります。
おおむね北池は女院御所の庭、南池は仙洞御所の庭であったようです。
御所の造営などの都度に改変、拡張され、その間に2つの池は堀割によって池水が通じ合うようになったため、現在は緊密な一体感を持つようになっている。
■ 北池(きたいけ)
■ 阿古瀬淵・六枚橋(あこせがふち・ろくまいばし)
■ 紀氏遺蹟の石碑(きのしいせきのせきひ)
■土橋(どばし)
http://www.kunaicho.go.jp/
■南池(みなみいけ)
■八ッ橋(やつはし)
■醒花亭(せいかてい)
庭園の最も南に位置する柿葺(こけらぶき)の茶亭です。
醒花亭の名は中国・唐の詩人 李白(りはく)の詩に由来しています。
http://www.kunaicho.go.jp/
■洲浜(すはま)
■又新亭(ゆうしんてい)
仙洞御所の見学できる場所は?
仙洞御所の見学が可能な場所や順路は、
このようになります。
http://sankan.kunaicho.go.jp/
仙洞御所の公開日(参観休止日)
桂離宮の公開日は通常月曜日から金曜日(祝日を除く)となっています。
参観休止日は、日曜日、土曜日、国民の祝日・休日
ただし、3月、4月、5月、10月、11月の土曜日については、参観を実施されます。
この月は祝日・休日と重なった場合でも実施されます。
そのほかの月は第三土曜日のみ参観可能です。その土曜日が祝日・休日が重なったときは同様に参観可能です。
通年公開が発表されました。
土曜日、日曜日及び国民の祝日を含め一年を通して実施
月曜日を除く毎日、参観を実施することとします。
なお、月曜日が国民の祝日に関する法律に規定する休日となるときは、翌火曜日が休止日となります。
年末年始(12月28日~翌年1月4日)と行事等の実施のため支障のある日も参観が休止となりますのでご注意ください。
仙洞御所の参観開始時間
■参観開始時間
①午前11時 ②午後1時30分
■所要時間
約1時間
仙洞御所の参観見学の申し込み方法と料金
■参観資格
参観できるのは18歳以上の方となります。
■申し込み方法
一度に申込できるのは4人までです。
それ以上になる場合には4人以下に分けて申し込んでください。
代理人の申し込みはできません。
郵送の場合とオンライン申込と直接窓口に行く方法の3つの方法があります。
■郵送の場合
郵便往復はがき使用して申し込む方法です。
受付日(郵送の場合は消印)順に処理されます。
定員になり次第締め切りとなります。
同日受付が多数の場合は抽選です。
〒602-8611
京都市上京区京都御苑3番
宮内庁京都事務所参観係
TEL 075-211-1215
所要事項を記入の上、投函してください。
参観希望日については、第1希望から第3希望まで記入できます。
結果は、後日返信用はがきでお知らせします。
はがきの書き方はコチラ
↓
■受付期間
参観希望日の3ヶ月前の月の1日の消印から希望日の1ヶ月前の日の消印のあるものまで
■窓口申込
身分を証明できるものを持参の上、宮内庁京都事務所参観係窓口にて備え付けの用紙に記入して申し込む方法です。
なお、参観希望日によってはその場で許可書の発行ができない場合がありますので、返信用の郵便はがきを持参してください。
■受付期間
参観希望日の3ヶ月前の月の1日から希望日の前の日まで
■受付時間
開庁日(土・日・祝日・休日及び年末年始を除く。)
午前8時45分から正午まで及び午後1時から午後5時まで
お問合せは、
宮内庁管理部管理課参観係
- TEL:03-5223-8071(直通)
- 宮内庁京都事務所参観係
- TEL:075-211-1215(直)
になります。
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■オンライン申込
① 参観申込 をクリックし「仙洞御所」を選択します。
② 参観月選択 する。
③ 代表者・同行者の情報を入力 します。
※同行者を入れた際は、同行者名簿の送付が必要になります。
申込完了画面が表示されるまでは申込みは確定されません。
結果は申込日の翌日以降に「参観申込みに関するお知らせ」といったメールでお知らせがきます。
そこから「参観通知確認」が表示出来るようになります。
当日こちらをプリントアウトしたモノを持って受付となります。
※印刷できない方は受付の際,係員に許可番号をお知らせください。
当日受付の際には、身分証明が必要となります。
■受付期間
参観希望日の3ヶ月前の月の1日午前5時から希望日の4日前の午後11時59分まで
注)午前0時から午前5時までサーバーのメンテナンス時間のため申込みはできません。
料金は無料です。
仙洞御所アクセス方法
仙洞御所のアクセス方法です。
住所は仙洞御所 京都府京都市上京区京都御苑です。
電車利用の場合
■市バスご利用の場合
府立医大病院前下車バス停より徒歩約15分
■地下鉄ご利用の場合
地下鉄烏丸線 丸太町駅より徒歩約10分
仙洞御所駐車場情報
仙洞御所近くの駐車場の情報です。
駐車場は京都御所の東西にあります。
■御所東駐車場
寺町通側にある駐車場です。
24時間利用可能
普通車が80台駐車可能
※利用料金
(昼間)8:00~20:00 20分/100円 当日最大料金 1,800円
(夜間)20:00~8:00 60分/100円 ※0:00を過ぎると料金加算
住所 京都府京都市上京区寺町通丸太町上る松蔭町135-1
電話 075-361-7431
■中立売西駐車場
烏丸通側にある駐車場です。
利用可能時間は、7:40~19:30(24時間出庫可)
普通車250台、バス20台駐車可能
※利用料金 (整理清掃等協力費)
普通車 3時間まで500円
以後1時間ごとに100円
大型車 3時間まで1,300円、
以降、1時間ごとに200円です。
住所 京都府京都市上京区京都御苑
電話 075-361-7431
ま と め
仙洞御所の地はかつて聚楽第の後身として豊臣家の本邸「京都新城」のあった地でもあるのですね。
その当時は太閤御所や太閤上京御屋敷などと呼ばれていたそうです。
仙洞御所は、紅葉がとてもうつくしいのでその時期には申し込み予約もとりにくくなります。
仙洞御所は、修学院離宮のダブルでの拝観もおすすめです。
仙洞御所、修学院離宮も、後水尾天皇が造営に関係しています。後水尾天皇中宮は、徳川秀忠の五女で徳川和子です。
この中宮を迎えるにあたっては、いろんな軋轢があるのですが、徳川幕府からの様々な圧迫に耐えかねて、後水尾天皇在位はわずか18年です。
そして、その後の51年を上皇としての長い余生を送るための遺産が、仙洞御所、修学院離宮もになります。
それらの遺産は格調の高いものばかりです。
そんな文化の面では負けるわけにはいかないといった後水尾天皇の思いが仙洞御所、修学院離宮にも感じられます。
是非、そんなことに思いをはせながら仙洞御所に訪れてみてください。
平成28年8月10日 より当日枠の発表もあるみたいなのでまた追記いたします。
追 記(当日申込について)【仙洞御所】
宮内庁が、仙洞御所において、当日参観受付を行うと発表された。
これまでの仙洞御所の参観申込方法、郵送やインターネットによる事前申請に加えて
8月10日から、参観希望者の利便性をより高めるため、当日受付(現地において)も行われることになった。
参観当日11時頃から先着順になります。
参観時間を指定した整理券を配布され、満員となり次第に受付は終了します。
当日受付枠として
70名が確保されます。内訳は、
13:30 35名
15:00 35名
です。
当日受付70名 + 空き分 ですので
個々のコースで事前申請の空きが生じている場合の当該数も当日受付数に加算し
当日8:30に現地受付窓口及び宮内庁ホームページ上に掲示されます。
※参観はガイドツアー形式です。事前受付の方と一緒での参観になります。
※英中仏語による音声ガイダンスがあります。(韓・西語を準備中)
※整理券の受取り及び参観の際、ご本人を確認できるもの(運転免許証等)が必要です。
京都迎賓館の申し込み方法などはコチラ↓
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