七夕祭りの笹飾り作るのもたのしみのひとつです。
さまざまな種類がありますね。
ひとつひとつの七夕飾りの意味をお伝えしながら簡単におしゃれな七夕飾りの作り方を紹介します。
たのしくお子様と作ってくださいね。
七夕飾りの種類と意味と作り方紹介
■織姫さま彦星さまを飾る意味
七夕の主役といえば織姫さまと彦星さま。
織姫さまと彦星さまを飾るのはお二人のようにいつまでも仲良くいられるようにと永遠の愛を願う意味が込められています。
■吹き流しを飾る意味
吹き流しは、織姫さまが織る糸を表しています。
織姫さまのように、機織りが上手になりますようにという願いが込められてます。
そのほか悪いものがつかないようにと魔除けの意味があります。
※吹き流しの作り方は下にリンクがあります
※星の吹き流しの作り方は一番下にリンクがあります
■網飾り(投網) を飾る意味
投網(とあみ)とは、魚を捕るための網です。
豊漁になりますようにとのことで大漁や豊作の願いが込められています。
また、食べ物に困らない様にという意味や、網で幸せを絡み取るという意味も込められています。
※投網の作り方は下にリンクがあります
■提灯(ちょうちん) を飾る意味
提灯は、その灯りで心を明るく照らして下さいという意味が込められています。
※提灯の作り方は
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■くす玉を飾る意味
くす玉は、魔除けの意味が込められています。
中国では、くす玉の中に薬草を入れて飾ったみたいですよ。
■屑篭(くずかご) を飾る意味
七夕飾りを作った時に出たときの不要な紙くずを、網の形をした屑篭に入れて飾ります。
ものを粗末にしないように、そして整理整頓が上手にできるようにという願いが込められています。
※屑籠の作り方は下にリンクがあります
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■巾着・財布を飾る意味
巾着は、お財布として使われていました。
そのことからお金が貯まります様にと金運上昇や、商売繁盛の願いが込められています。
※財布の作り方は
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■折り鶴を飾る意味
折り紙で作る、おなじみの折り鶴です。これも七夕飾りのひとつです。
家族がみんな長生きしますようにと、長寿の願いが込められています。
家で一番年上の人の歳の数分折って飾ったりするそうですよ。
■貝飾りを飾る意味
海の恵みが十分に得られます様にという願いが込められています。
※貝飾りⅠの作り方は下にリンクがあります
※貝飾りⅠの作り方は下にリンクがあります
■輪飾りを飾る意味
輪が連なっていることから、みんなの夢が繋がります様にという願いが込められています。
※輪飾りⅠの作り方は下にリンクがあります
■菱飾り(ひしかざり) を飾る意味
菱飾りは、星が連なっている天の川を表しています。
投網を天の川と表現している場合もあるようですが、正しくは菱飾りのようですね。
※菱飾りの作り方は
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【貝飾り】・【輪飾り】・【菱飾り】の作り方
■星飾りを飾る意味
星飾りは、願い事が星に届き、お星様が願いを叶えてくれます様にという意味が込められています。
■着物(紙衣かみこ)を飾る意味
着物は、昔は自身が着る着物を家で塗っていました。
女の子の裁縫の腕が上がりますようにといった意味が込められています。
※着物の作り方は下にリンクがあります
■笹の葉を飾る意味
笹の葉には、邪気を追い払う力があるとされています。
邪気や災いを寄せ付けないようにという意味が込められています。
※笹の作り方は
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【星の吹き流し】【着物】【笹の葉】の作り方
ま と め
七夕の飾りにもひとつひとつ意味があったことがわかりました。
それぞれの願いをお話ししながらお子さまと七夕飾りをつくっていくといいですね。
七夕飾りをなぜ笹に飾るのかというの定説はないのですが、笹には冬場でも青々としている事から生命力が高くむかしから大切ににされてきたからではないでしょうか。
また虫などをよける効果もあり、当時の稲作のときには笹をつかて虫除けをしていたことがあったこと。
そして、天に向かってまっすぐ伸びる笹が、願い事を空の織姫さま、彦星さまに届けてくれると考えられていたようですね。