アフタヌーンティに飲みたい、ダージリンやアッサム、アールグレイの紅茶たちおなじみの紅茶の茶葉ですが、味の特徴や違いといえば、言えないものなのですね。
紅茶は、紅茶にはいろいろな成分が含まれているためおいしいだけでなく体にもよい効能たくさんあります。
そんな紅茶の種類と効能を味の特徴とともに一覧にして定番茶葉から人気の茶葉までお勧めの飲み方も紹介していきます!
1. ダージリン
紅茶として定番中の定番である「ダージリン」は、透明感のある美しい橙色が魅力の紅茶です。
とても香りが素晴らしく、色が美しいことから「紅茶のシャンパン」と言われるほどです。
味は、渋みがあるのに、後口が爽やかです。
主に東ヒマラヤ山麓に位置するインドのダージリン地方で作られていますが、現在、緑茶大国である日本でも生産していているところもあります。
お勧めの飲み方はストレートティーとして味わってもらえるのが最適ですね。
ダージリンティーの効能は、
- リラックス効果
- 疲労効果
- 酸化防止作用
といった効能があります。
2. アールグレイ
「アールグレイ」の茶葉の原産地は中国になります。
アールグレイの名前の由来は、ダージリンやアッサムの生産地からきたのとと違い、”Earl Grey” 「グレイ伯爵」からつけられた名称です。
1830年代のイギリス首相です。
この茶葉にベルガモットで柑橘系の香りをつけた紅茶になります。
フレーバーティの一種ですね。
アールグレイの規定には、ベルガモットの香りさえ入っていれば、どんな紅茶の茶葉でも問題ないとされています。
香り付けにするベルガモットはおもに5系統あります。
- カタグロナ
- フェミネロ
- メラローサ
- ピコラ
- トルローサ
などです。
ベースとなる茶葉も
- ダージリン
- キーマン
- ウバ
など様々です。
そのため、製造メーカーによって細かい味は変わってきます。
透明感のある色合いと豊かな香りが特徴になります。
飲み方のお勧めは、冷やしてアイスティーとして飲む飲み方になりますね。
- リラックス効果
- 冷え性の緩和
- 殺菌作用
といった効能があります。
3. アッサム
「アッサム」の茶葉は、名前のとおり北東インドの「アッサム平原」でとれます。
その茶葉から抽出された紅茶の色は、濃い茶褐色です。
味の特徴は、濃厚なコクと芳醇な香りがあることです。
紅茶の中で最も味が濃いストロングティーとして知られています。
飲み方としては、味わいの濃さからミルクとも相性がいいのでミルクティーとしても飲むのがお勧めですね。
原産地インドではチャイなどにも使われています。
- アンチエイジング効果
- 抗酸化作用
- 殺菌作用
といった効能があります。
4. ウ バ
「ウバ」は、他の紅茶とは圧倒的に異なる味と香りで、その個性ゆえ、好き嫌いが分かれる紅茶です。
良質になればなるほど香りが強くなります。
原産地は、スリランカです。
セイロンティーですね。
ちなみに、スリランカ産の紅茶が何故セイロンティーというのかというとスリランカの旧国名がセイロンという名前だったからですね。
色は深い深紅色です。
カップに注いだ時に光の反射の影響で水面に金色の環がでることがあり、これは「ゴールデンリング」などと呼ばれています。
お勧めの飲み方は、ミルクティーです。
「香りが苦手」という方はでもミルクティーにすることで、メントール香がフルーティーに変化ですして深いコクと爽やかな香りがたのしめます。
ウバティーの効能は、
- 頭痛改善
- 抗菌作用
- リラックス効果
- 疲労回復効果
- 利尿作用
といった効能があります。
5. キーマン
「キーマン」は、「ダージリン」「ウバ」とともに世界三大茶葉と言われています。
「キーモン」ともいいます。
漢字で書くと「祁門」ですね
そういわれても日本では、あまり馴染みのすくない紅茶であると思います。、
原産地は、中国の祁門県で、茶葉が細かいのが特徴です。
アジア特有の味わいであるが、渋みが少なく、糖蜜のような甘さで、飲み心地が柔らかい味です。
「中国茶のブルゴー二ュ酒」とも呼ばれ、珍重されています。
イギリス王室でも、好まれて飲まれてるようです。
- リラックス効果
- 疲労回復効果
- インフルエンザ予防効果
- ダイエット効果
といった効能があります。
ニルギリ
日本での定番の紅茶や世界で有名な紅茶をあげできましたが、「ニルギリ」という紅茶もご紹介しておきたいと思います。
「ニルギリ」は、最近人気のある紅茶葉になります。
原産地は、インド南部でアラビア海のそばにあるカッツ山脈の丘陵地帯で栽培される紅茶になります。
「ニルギリ」という名称は現地の言葉で「ブルーマウンテン(青い山)」という意味です。
色は、透明感のある明るいオレンジ色です。
味の特徴は、おだやかな風味の中に、ほのかな柑橘系の香りが爽やかです
渋みが控えめで飲みやすくて人気です。
「ニルギリ」の香りは「すっきり」としていますね。
同じインド産のダージリンやアッサムに比べて、パンチや個性はないとと言われていますが、強く主張しない味が、クセが無くて誰にでも飲みやすく、どんな飲み方でも楽しめる紅茶であるし、ブレンドにも用いやすいという長所があります。
スパイスやハーブなどを加えたバリエーションティーにもお勧めの茶葉です。
飲み方は、ミルク、アイス、ブレンド、ストレートなのどなんでも大丈夫ですが、お勧めは、レモンティーとして飲むことですね。
- リラックス効果
- アンチエイジング効果
- 生活習慣病予防効果
「ニルギリ」は苦味成分が少ない飲みやすい紅茶です。
また、「ニルギリ」紅茶を水出しで入れると、カフェインレスにする事ができ
妊娠中の人やカフェインの摂取が心配で紅茶を楽しめない人も飲むことができます。
前日の夜に冷水(500ml)にニルギリ茶葉(6g程度)を入れて茶葉を茶こしでこすだけです。
冷蔵庫に入れて8時間以上かけてゆっくり抽出する方法です。
低温で抽出すると渋み成分であるタンニンが抽出されにくいので味わいはとってもまろやかです。
そういったことからも「ニルギリ」はお勧めな紅茶葉ですよ。
ルイボスティーは紅茶なの?
ノンカフェインの紅茶としてとらえられている方も多いかも知れませんが、「ルイボスティー」は、正確に言うと紅茶ではありません。
紅茶やお茶はお茶の木から作りますが、ルイボスティーはルイボスという木の葉から作られます。
したがってお茶や紅茶とは違います味も異なります。
味は一般的には、ノンカフェインなので口当たりがよく、クセがなくて飲みやすいと言われています。
「ルイボスティー」は、ノンカフェインであるとこから、赤ちゃんや幼児も安心して飲ませれることができ、健康にも美容にも効果が高いことから、特に女性からも人気が高いですね。
SOD(活性酸素不均化酵素)を含むミネラルが豊富です。
そういったことから、ルイボスティーは料理にも使えます。
お水のかわりにルイボスティーを使い、カレー、お粥、味噌汁、米を炊く等、味が一味違ってきますよ。
また、肉や魚料理の下ごらえでルイボス茶に数時間浸しておくと柔らかく、臭みも無くなります。
欧米では、各種ドリンクやお菓子作りにも様々な利用方法がああるそうです。
- 抗酸化作用
- アトピー性皮膚炎
ルイボスティーの抗酸化作用は皮膚や頭皮の新陳代謝を正常にし、キレイな肌や頭髪を創りあげるそうです。
アトピー性皮膚炎にも効能があると言われているのは、ルイボスティーミネラルを多く含むので飲むことによってでお肌の乾燥を防ぐ効能があるからのようです。
ま と め
紅茶のことって知ってそうで知らなかったです。
いまさら聞けない、紅茶のことを種類と効能を一覧にして紅茶茶葉の味の特徴や違いとお勧めの飲み方を定番人気順に紹介しました。
定番人気の紅茶茶葉は、
- ダージリン
- アールグレイ
- アッサム
- ウバ
- キーマン
そして、なんの飲み方でもあう紅茶「ニルギリ」をカフェインレスで飲める飲み方も含めてお伝えしました。
ルイボスティーも正確に言うと紅茶ではないのですが、カフェインがなく、料理にも使えて人気の飲み物でしたので紹介しています。
カフェインは、決して悪いだけもものでなく、いい効能もあるのですが、妊娠中など避けたほうがいい場合にはこういった飲み方も利用してください。
紅茶の効能も茶葉別に紹介しています。
紅茶は全般に含まれているさまざまな成分により健康や美容にうれしい生活に必須にしてほしい飲み物です。
紅茶の代表的な成分は、がカフェインやタンニンです。
カフェインは脂肪燃焼や頭を冴えさせてくれる働き、また利尿作用があり、
タンニンには殺菌作用があります。
そのことから風邪予防や口臭予防にもなります。
風邪を引いたときや風邪予防の際にはただの水よりも紅茶うがいというのもお勧めです。
また、紅茶には歯を強くしてくれたり、虫歯予防といった効能も・・・。
このように紅茶には様々な効能もありますので是非お好みの紅茶を見つけて楽しんでください。
今さら聞けないカフェや喫茶店での知識はコチラ!
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