爪は常に人に見られています。
ふと見た時に爪の間のが汚れていると、なんだか不潔な印象になってしまいますね。
また、爪の間の汚れを落とすことは衛生面から大事だと言われます。
しかし、日常様々な作業などしていると爪の間が汚れてしまうこともあります。
「もっと爪を綺麗にしたい!」
今回は、爪の間や、横の部分、隙間の汚れの取り方・落とし方や予防方法や便利な器具を紹介していきます。
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どうして爪の間がよごれてしまうのか?
爪の間や横のふと見ると汚れてしまっていて、焦ってしまうことありますね。
どうして爪は汚れてしまうのでしょうか?
手が汚れる仕事や庭いじりをしたときはもちろん爪の間や横の部分が汚れてしまいますね。
そのような、心当たりがあるときは、汚れてしまった原因はわかるのですが、そんなことをした覚えもないのに、爪の間が汚れてしまっていることもよくありますね。
知らず知らずのうちに爪の間や横の汚れがは何故出るのかというと人の体が代謝しているからです。
爪だけではありませんが、人の体は常に新しい細胞と古い細胞が入れ替わっています。
その代謝した部分が、「垢」となっていきます。
皮膚についた「垢」はすぐに洗い流すことができます。
しかし、それが爪の間に溜まった「垢」は汚れになっていきます。
そして、爪の間に入り込んだ汚れは簡単には落とすことができません。
足の場合は特に注意が必要です。
足は、靴の中などで蒸せやすく、臭いを発生させる菌の温床になってしまうといったことになってしまいます。
爪の横や隙間の汚れの予防方法
では、爪の汚れの予防するにはどうすればいいのでしょうか?
■爪の汚れ予防方法【手洗い】
最も基本的なことは、まずしっかり手を洗うことです。
当たり前なのですが、日常には手を洗うことは頻繁にあります。
トイレの後の手洗いや家に帰ったとき、食事の前など普段から習慣になっている手洗いのときに指を一本ずつ洗うように丁寧にやるようにしましょう。
それだけでずいぶん変わってきます。
■爪の汚れ予防方法【短く爪を切る】
そして、これも理由はすぐわかると思うのですが、「爪を短く切る」ということです。
爪が長ければ、それだけ汚れも溜まりやすくなってしまうのは当たり前ですね。
そして、爪が短ければ、手洗い時により汚れが落ちやすくもなります。
ですので、爪の汚れがよく気になる方は、できるだけ爪はこまめに手入れするようにしましょう。
でも短くすればするほどいいわけではありません。
深爪は絶対にしないようにしましょう。
深爪をしてしまうと爪と皮膚の接触部分が減り、汚れが入り込みやすい白い部分を増やすことになるのです。
■爪の汚れ予防方法【ゴム手袋】
爪の中が汚れないようにするには、土や油などの汚れの原因にはなるべく触らないというのもあります。
土や泥などの細かな粒子は爪の間に入りやすいので、土いじりとするとかならず、爪は汚れます。
また車のオイルのような液体も黒ずみの原因ですね。
爪の汚れの原因となるものには極力触らないようにするのが一番です。
しかし、そうもいってられませんよね。
それらに触れる機会が頻繁にあるのであればゴム手袋などをして予防しましょう。
■爪の汚れ予防方法【ハンドクリーム】
土いじりや油などで爪が汚れるような作業をすることが、事前にわかっている場合には、予め爪の間にハンドクリーム等を入れておく方法もあります。
手に塗るハンドクリーム等を少し爪の間につけておきます。
そうすることにより汚れが付きにくくするようにあらかじめバリアーを張っておくということです。
あまり多く塗りすぎると逆にドロドロになりますので少しの量を塗ってみて下さい。
あとの手洗い時に汚れが落ちやすくなります。
爪の間の汚れの取り方・落とし方、油汚れも!
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次は、汚れてしまった爪の間の汚れの取り方・落とし方です。
■爪の汚れの取り方・落とし方【爪ブラシ】
爪ブラシというのが売っていますので、それを使って爪の汚れを取るとやはり、落としやすいです。
そのとき、石鹸をつけながら洗うといいですね。
やり方は、
爪(ネイル)ブラシに泡立てた石鹸を付け、軽くこすります。
石鹸を泡立てずに使用すると、石鹸カス付着して細菌の温床になることもありますので、必ず泡立ててから使用して、その後よく洗い流します。
あまり強くすると皮膚と爪の間に傷がつき、菌などが入りやすくなっていまいます。
もし爪ブラシを使用している最中に痛いと感じた時は、無理にこするのはやめましょう。
軽くといった力加減がわからないといった方はネイルブラシを上向きに寝かせて爪先の裏に当てたら、そのまま力を入れずに捲り上げるようにブラッシングするイメージです。
土いじりなどの作業をしたときは、できるだけ直後にやったほうがとりやすいです。
少し、時間がたってしまったときは、まず、湯またはぬるま湯に手や足を浸けてふやかしてからあらうようにするといいですね。
爪ブラシは100円均一ショップでも販売されていますし、もし手に入らなければ、爪ブラシの代わりに歯ブラシも使えます。
使用済の歯ブラシを使う前には、ハイターなどで除菌してから使うなど必ずきれいに洗浄してから使うようにしましょう。
次は、ちょっと強力なよごれ、油性の爪の汚れの取り方・落とし方です。
■油性の爪の汚れの取り方・落とし方【アセトン】
アセトンは極性有機溶媒で、脂溶性のものをよく溶かします。
使い方は、爪楊枝にほんのちょっとだけコットンを巻き付けて、アセトンを含ませ、爪の間をの汚れを掃除していきます。
巻いたコットンにたっぷりアセトン等を染み込ませ油汚れのところにしばらく当ててます。
そうして汚れを浮かせたら、汚れとともに拭き取って下さい。
爪全体の汚れもアセトンと含ませたコットンにアセトンを含ませ丁寧に拭き取りとると落とすことができます。
アセトンは手についてもすぐに蒸発します。
しかし、皮膚が弱い人、皮膚疾患のある人は使用を避けましょう。
アセトンを使う方法は、爪についたニスなどでもおとせる強力な方法ですが、使用後は肌の乾燥防止のために保湿は必ずしてください。
アセトンがない場合は、マニキュアを落とすための除光液でも代用できます。
アセトンは、除光液の主成分になっています。(アセトンを使ってない除光液もなかにはあります。)
ですので除光液も油脂を溶かす成分が含まれていますので、油汚れをおとすことができるのです。
ただ、手や爪には多少なりとも油脂が必要なので爪を綺麗にするためとはいえ度が過ぎたアセトンや・除光液の量を使うと爪や指をいためる原因にもなりますので汚れがひどいからといって一度にやりすぎないようにしてください。
■油性の爪の汚れの取り方・落とし方【重曹】
爪の汚れが、油性の汚れ場合で、アセトンなどの強力なもの刺激が気になる方は、重曹を使うと良いですね。
肌が弱い方も使えます。
■油性の爪の汚れの取り方・落とし方【メイク落とし】
油性の爪の汚れを撮るためにはメイク落とし・ベビーオイルを使う方法もいいですね。
こちらももともと顔に使うためにあるものですので、肌荒れなどを気にせずに使えますね。
また、爪自体についた頑固な汚れは、ネイル専用のきめの細かい爪ヤスリでも表面の汚れをとることができますよ。
爪の横・隙間の汚れの予防や器具紹介
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しかし爪の間の汚れは取り方を間違えると、皮膚を傷つけてしまうことがあります。
特につまようじや針など、尖ったものを使用しがちですが、危険です。
爪の先と指の先をつないでいる皮膚の部分のハイポキニウムと呼ばれている部分は、とても大切なところです。
これを活性化させることで爪の健康が維持されます。
そこに尖ったもの無理やり入れるとハイポキニウムに傷がついたりします。
そこから細菌が入り炎症や化膿を起こしてしまう可能性もありますので注意しましょう。
そういったこともあるので先ほどいた爪(ネイル)ブラシで汚れをとるといったことをおすすめしています。
「ステンレス製足のツメ垢取り&ヤスリ」 といったような器具もあります。
耳かきのような作りになっていて、小さなスプーン状の先端が爪の間に入り、ごっそりと爪垢や汚れを取ることができます。
使い方も耳かきとほとんど同じです。
爪のかなり深い部分まで潜り込んでしまうので、やりすぎには注意してください。
仕上げにエタノールなどで拭くと雑菌の繁殖を抑えられます。
ま と め
爪の間、横・隙間の汚れの取り方・落とし方や汚れをつきにくくするための予防方法や器具の紹介をお伝えしました。
その爪の間が汚れていると、せっかくの清潔感も台無しですね。
ふとしたときに、汚れた爪を人に見られて恥ずかしい思いをした経験のある方もあるのではないでしょうか?
そんな思いをしないためにも日ごろから爪まわりのケアもしっかりしたいです。
爪をあまり伸ばさないことや、手洗いももちろんなのですが、ネイルなどをしていたり、するとやはり少し爪も長くなってきます。
しかし、爪の間には私たちが想像する以上に、微生物や細菌が住み着いているといわれています。
その数は便座に付着している微生物や細菌の約5倍から10倍あるという検査結果も出てるほどです。
風邪やインフルエンザなどの感染症の予防には手洗いが効果的だとされていますが、爪の間はネイルなどしている場合は特にしっかりと汚れを落としておくことが大切なのです。
そのように爪の間の汚れを落とすことの大事さを再度認識して爪ブラシや器具なども常備してしっかりケアしていきましょう!