生活

炊飯器の内窯コーティングが剥がれても安全?原因と修理や交換の方法

炊飯器 内窯 コーティング 剥がれる 安全 原因 修理 交換

炊飯器は長年使っていると内窯のコーティングが剥がれてしまう場合があります。

そんな時は一体どうすればいいのでしょうか。

そのまま使い続けても体に影響はないのでしょうか。

また、修理や内窯の交換はできるのでしょうか。

そんな炊飯器の内窯についての疑問をまとめてみました。

 


スポンサードリンク
 

炊飯器の内窯コーティングが剥がれたら危険?体に影響ある?

炊飯器 内窯 コーティング 剥がれる 安全 原因 修理 交換

■炊飯器の内窯コーティングが剥がれる原因

まず、炊飯器の内窯コーティングで剥がれる可能性があるのは

フッ素加工です。

剥がれる原因としては

経年劣化

洗い物をするときに

内窯の中に食器を入れてしまったり、

ナイロンたわしで洗ったりなどの原因が考えられます。

 

■炊飯器の内窯コーティングが剥がれると危険?

では、炊飯器の内窯コーティング剥がれるとどうなるのかというと、

メーカーによると問題なく使い続けることはできるということです。

 

何故問題ないのかというと

万が一、

剥がれたフッ素加工が体内に入ったとしても

それは吸収されることなく体外に排出されるからです。

 

材質が、

フッ素の場合は300℃にならないと溶けませんし、

アルミは660℃、

鉄は1540℃、

ステンレスは1420℃

でないと溶けません。

 

炊飯器の温度は100℃くらいまで

にしかならないため、

金属部が溶けてしまい、

体内に吸収されるのではという心配はありません。

 

■炊飯器の内窯コーティングが剥がれることによる影響は?


スポンサードリンク

そのため、炊飯器の内窯コーティング剥がれたとしても

体への害はなく安全なのですが、

美味しくご飯が炊けるかというとそうではないようです。

 

内窯コーティングが剥がれると炊きむらが生じてしまいます

その結果、

以前よりは味は劣ると考えた方がいいでしょう。

さらにコーティングがなくなることで

お米が焦げ付きやすかったりこびりついたりしやすくなります

 

 

炊飯器の内窯が剥がれた場合の修理や交換は?

炊飯器の内窯コーティングが剥がれた場合の体への害はないとしても

1ヶ所剥がれてくるとその範囲が広がってきます。

ですので、内釜の交換・修理等を考えた方がいいと思います。

 

■炊飯器の内窯の修理・交換方法

その方法ですが、まず

保証期間内なら購入した店舗に持ち込んで、

そこからメーカーに修理に出して元に戻る場合があります。

 

この時、

店頭に持って行く前に保証書を

手元に用意してから電話でいちど連絡を入れておくと、

店頭での手続きもスムーズにできます。

 

■内窯だけ購入はできる?

もし保証が付いていなかったり、

保証期間が過ぎている場合は内窯だけ購入することもできます。

 

その場合の購入方法は主に2つです。

1つは型番をメモして

店頭で購入する方法

ネットで購入する方法です。

 

メーカーやタイプによって費用は異なりますが、

大抵は1万円以下で購入できます。

しかし、1万円というと安い炊飯器を購入できる金額でもあるので、

内窯というよりも炊飯器そのものを買い換える方も多いようです。

■業者でフッ素加工をする

そしてもう一つの方法が

専門業者に内佂のフッ素加工を依頼するということです。

その費用の相場は

5合炊きの炊飯器の内窯の場合は

2000円から2500円

1升炊きの炊飯器の内窯の場合は

2800円から3000円程です。

 

ただし、この費用にプラスして

業者さんへの送料や時間もかかるので、

メーカー修理より一手間かかると考えた方がいいでしょう。

 

このようにコーティングが剥がれても、

炊飯器の内窯だけ修理に出したり、

フッ素の再加工をしてもらうことで今まで通り使えるようになります。

 

一番費用がかからないのはメーカー保証ですね。

保証期間内なら無料で元どおりになりますし、

修理中は代えの炊飯器も貸し出してもらえることが

ほとんどなので食事に困ることもありません。

そのためにも保証書はしっかりと管理しておくようにしましょう。

 

 

安全な炊飯器は?


スポンサードリンク

では、コーティングが剥がれない

安全な炊飯器はあるのでしょうか。

コーティングが絶対に剥がれないという

保証はどのメーカーの炊飯器でもありませんが、

なるべく長く安心して使いたいという方に

おすすめなのは日立の炊飯器です。

大抵のメーカーの保証期間は3年間ですが、

日立の場合は6年間です。

そのため、もしコーティングが剥がれたとしても

保証期間が長いので期間内であれば無料修理ができます。

また、

土鍋を使うという方法もあります。

土鍋ご飯はお米が立って美味しいと言われており、

最近は食卓に取り入れる方も多くいます。

 

保温機能が無かったり、

炊飯時に目を離せないというデメリットはあるものの、

炊飯器よりは安く、美味しいご飯が炊けて、

そのまま食卓に出せるというメリットもあります。

 

このように保証期間の長い炊飯器や

土鍋は安心・安全性が高いと言えます。

 

 

ま と め

このように、炊飯器の内佂のコーティンがが剥がれるというのは

長年使って入ればよくあることです。

保証期間内であれば無料で修理できますし、

専用業者でフッ素加工してもらうこともできます。

また、買い換える場合は保証が長い炊飯器や土鍋を選べます。

ご家庭での使い方や好みに合わせて

どのようにするか決めるようにしましょう。