オフィスや子供の持ち物にテプラテープを使う方は多いですね。
ファイルやロッカーに貼ることで何が入っているのかわかりやすくなりますし、
子供の持ち物に貼れば友達のと間違えることもありません。
しかし、ファイルの中身を変えたり、
子供が大きくなった時にはテプラテープを剥がさなければいけません。
うまく貼り替えたいのに剥がれずに上から重ねてしまったり、
粘着部分だけがそのままになっている場合もあります。
綺麗に剥がす方法はあるのでしょうか。
また、家庭にあるものだけでできるのでしょうか。
そんな時の
テプラテープのきれいな剥がし方・シール跡が残らない
簡単な方法・コツについてご紹介します。
テプラのきれいな剥がし方のコツ【プラスチック・紙】
テプラを貼るものとして多いのが、
オフィス関係ではファイル類です。
そして家庭で多いのが
子供の
お弁当箱や
水筒などです。
このように貼る素材は様々ですが、
どうすれば剥がせるのでしょうか。
■テプラの剥がし方【プラスチック製品】
プラスチックファイルや
プラスチックのお弁当などから
剥がすときに
きれいに剥がす簡単な方法は
ドライヤーを当てることです。
ドライヤーで
テープを温めると
粘着力がなくなっていくので取れやすくなります。
この時のコツですが、
重要なのは、
ゆっくり剥がすことです。
急いで取ろうとすると、
粘着部分だけ残ってしまうことがあります。
しかし、
ドライヤーはオフィスにはありません。
では他に
どのような方法があるのかというと、
以下のもののいずれかを
使って簡単に取ることができます。
・オイルライターのオイル
・クレンジングオイル
・灯油
・酢
・中性洗剤
これらのどれかを
①コットンに染み込ませて
剥がしたいテプラの部分にのせます。
その上から
②ラップをかぶせてしばらく放っておきます。
その後、
③指でこすると簡単に剥がせます。
■テプラの剥がし方【紙ファイル】
オフィスの必要書類を紙製のファイルで
まとめていることもあります。
では、
紙製ファイルに貼ったテプラも綺麗に剥がせるのでしょうか。
残念ながら紙製の場合は上手く剥がせる方法はありません。
プラスチック製品の剥がし方と同様に液体を使ってしまうと
ファイル自体のテプラ部分が
液体を吸い込んでブヨブヨになってしまいます。
なるべく
ゆっくり傷つけないように剥がすしかありません。
テプラを剥がすのにエタノールやアルコールは使える?
テプラシールの剥がし方の中にはエタノールやアルコールを使う方法もあります。
たしかにこの方法でも取れるのですが
注意が必要です。
消毒用エタノールや
除光液、
アルコールウェットティッシュなどの
アルコールは高極性溶媒です。
これは
粘着性のものを溶かす効果があるため、
テプラの粘着部分を溶かして剥がれやすくする効果があるのですが、
テプラが貼ってある素材によっては
プリントや塗装を溶かしてしまう場合もあります。
そのため、使う場合は注意して下さい。
裏紙の剥がし方
では、上手く剥がれずに
裏紙だけ残ってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
こんな時に使えるのが
ハンドクリームや
消しゴムです。
ハンドクリームの場合は指につけて
裏紙の部分をコロコロと擦っていく
と少しずつ取れていきます。
消しゴムの使い方も同様です。
ゆっくり擦って剥がすようにしてください。
ま と め
このように、テプラテープは
どこに何があるか誰のものか名前付けをするのに便利ですが、
いざ貼り替えようとすると上手く剥がせない場合があります。
そんな時はドライヤーや
中性洗剤など身近な日用品を使うと
綺麗に剥がせる場合があります。
市販のネームラベル剥がしもありますが、
どうしても身近な物だけで簡単に
剥がしたい場合は上記のような方法を試してみてください。