百合はとても女性らしい美しさを感じさせるお花です。
百合の花言葉は色別にかなり違った意味をもつものになります。
その百合の花言葉を白色・ピンク色・赤色・オレンジ色・黄色・黒色の色別に紹介します。
そして一番怖い意味の花言葉ををもつ百合はどれになるのでしょうか?
見てみてくださいね!
百合の花言葉
【純粋】【無垢】【威厳】
百合はユリ科ユリ属の総称です。
地下に球根を形成し球根の上下から根を出し、春になると茎を地上に真っ直ぐ長く伸ばし、先端にいくつかの花を咲かせます。
花びらが6枚あるように見えるのですが、そのうちの3枚はガクが変化したものです。
百合の花は西洋では聖書にもたびたび登場するお花です。
東洋では、百合は食用や薬用にも使用される花としても長く愛されているお花です。
純粋で無垢でありその存在感あるお花は威厳といった花言葉がとてもしっくりきますね。
百合の花言葉【白】
【純潔】【威厳】
百合といえば白い色のお花がイメージされるように白色の百合の花の花言葉は百合全般の花言葉とほぼ同じです。
キリスト教徒にとっては、白い百合は純潔の象徴として聖母マリアを意味する花として扱われています。
純潔と威厳といった花言葉は聖母マリアさまをイメージさせることばそのものですね。
百合の花言葉【ピンク】
【虚栄感】
ピンクの百合につけられた花言葉は虚栄心です。
ピンクの百合もとても美しいお花なのですが、百合はやはり白のイメージがつよく、純粋無垢の白色に色がつくことによって虚栄したといったことに見えるのでしょうか。
ピンクの百合だけの花束をおくるのはさけたほうがいいかもしれませんね。
百合の花言葉【赤】
【虚栄感】
赤色の百合につけられた花言葉もピンク色の百合と同じ虚栄心といった花言葉です。
その理由もやはり、白色の百合から色があるといったことで自分を実質以上に見せるといった、みえを張りたがる心と重なったのでしょう。
そういわれればそういった風にも見えてくるから不思議ですね。
百合の花言葉【黄】
【偽り】【陽気】【飾らぬ美】
黄色の百合につけられた花言葉は、偽りと飾らぬ美といった真逆にも思える花言葉がならんでいます。
それはやはり、白色からそめられたといったイメージでの偽りと黄色の色のイメージからの陽気さと気取らない色といったことになるのでしょうね。
黄色の百合もとても存在感があるお花なのでいい意味の花言葉を使いたいですね。
百合の花言葉【オレンジ】
【華麗】【愉快】【軽率】
オレンジの百合はとても華やかです。
華麗で愉快といった花言葉はとても納得できるものです。
それとは違った軽率といった花言葉は華やかすぎるゆえに重みにかけるといたことを示唆しているのかもしれないですね。
百合の花言葉【黒】
【恋心】【呪い】
黒い百合の花クロユリは高原や山地に生息する素朴なお花です。
ユリ科バイモ属で別称は蝦夷黒百合(エゾクロユリ)ですのでユリ属ではありませんので、一般的な百合とは少し違ったものでです。
エゾというだけあってアイヌ民族と関係が深く恋の花と言われるのはアイヌの伝説で好きな人への想いを込めたクロユリを、好きな人の近くわからないようにおき、その相手がそのクロユリを手にすれば、二人は必ず結ばれるといった話があるからです。
一方の呪いといった怖い花言葉は、戦国武将の佐々成政の愛妾である早百合(さゆり)が密通をしているという噂が流れたときに、こ噂を聞いた成政は早百合を殺してしまったといいます。
その時、早百合は「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する」と呪いの言葉を残して死んだといわれ、そのことからクロユリは呪いの花として扱われるようになったということです。
ま と め
百合の花言葉を白・ピンク・赤・オレンジ・黄・黒の色別にみていきました。
怖い意味の花言葉はクロユリでした。
クロユリのお花はとても美しいのですが、かなり独特の香りも放つようです。
百合といえば白色の百合が結婚式のブーケにも使われるような純粋無垢なお花のイメージでしたが、色がつくことで虚栄心などさまざまな人間味あふれる花言葉が出てきました。
花言葉はやはりおもしろいなと思いますね。